ヴィジットは、上流階級の女性たちの訪問着として親しまれました 私はシンプルな生地でつくりましたが、本来はベルベットやジャガードなど見栄えする生地で仕立てられます 裾や袖口に「歩く度に揺れる装飾」が付けれることもヴィジットの特徴です
「ドレスコード」を設けることで、一見同じ服装でもネクタイの柄の向きや小物の選定により、古参か新興か判別可能にしたのです 地味な服だからこそ活きたシステムです そして地味だからこそ、外見ではなく精神性を重視した紳士像「ジェントルマン」をつくっていきました 終
咲季さんが縫われたストームコートは 「ラペル」と「衿」と「ガンフラップ」と「袖」を柄合わせしてるんですよ?? この大判チェック柄で??? あたまおかしいよ・・・なんで合うんだよ・・・ 胸ポケットなんてもう見えないし
分からないこともたくさんあります この時代の婦人服はドレス、ボディス問わず、後の腰部分にループが付いている場合があります このループは一体どうやって使う物なのか?イマイチ分かっていません なにか情報をお持ちの方や、こうじゃない?と閃いた方、ぜひ教えてください
10月24日から11月1日まで 初となる「半・分解展 大阪」を開催します 念願叶っての【大阪展】です 1750年から1940年の衣服を全身で味わいながら、歴史と美術史を学ぶ個展です 衣服標本家 長谷川が、自分の言葉で誠実に対応します ぜひお愉しみください sites.google.com/view/demi-deco…
本日20日(水) 11時30分からのモーニングレクチャーは【イラスト考察】です 紳士服のプロポーション変遷、特徴的なシワの入り方についてプレゼンテーションいたします 絵を描く参考になれば幸いです モーニングレクチャーはどなたでもご参加いただけます
また「仕様書」は全て無料で公開しております こちらは、意外にも「イラストを描かれる方」にご好評いただいております そんな需要があるなんて思いもしませんでした! 100年前に廃れた構造美をマニアックに解説しているので、お好きな方はぜひご覧ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
分解した実物のスパッツです 基本的な構成は、たったの3パーツのみです マスクやエコバックが縫える方ならば1~2日あれば形にできるのではないでしょうか? 初めて洋裁にチャレンジするという方にもお勧めのアイテムです 型紙は「23.0cm~29.0cm」まで用意しました
いよいよ今週末の日曜24日から【半・分解展 大阪】を開催します 1750年から1940年までの衣服を、分解研究した展示です 入場券(前売り)は23日までの発売となります ホームページより購入できるのでお忘れなく 初の大阪展、精一杯がんばります sites.google.com/view/demi-deco…
1666年10月7日にイギリスで誕生したベストは「貴族に倹約させる」ための服でした つまり「見えない背中や袖は、安価な布でつくれよ」という意味を含んでいたのです ところがフランス貴族が黙っていません イギリスが生んだベストをそれはもう豪華絢爛に装飾したのです ここからが地獄の始まりです
100年前のウクライナの民族衣装 【ウクラニアンコルセット】をBlogにまとめました 幻想的な背中のプリーツは、全長4mにもおよびます 興味深い構造を、豊富な写真と共に紹介しています また、中に着る「ヴィシヴァンカ」という、手刺繍が美しいシャツも登場します rrr129annex.blogspot.com/2021/10/ukrain…
これまでクレジットカード払いのみだった「スパッツ」や「書留鞄」の型紙ですが、コンビニ支払いなどにも対応しました BASEにて販売しておりますので、ご興味ある方はどうぞご覧ください 一律1,500円で販売しており、商業利用にもお使いいただけます 半・分解展の型紙BASE rrr129demi.official.ec
【半・分解展の前売り券】残り3日で販売終了となります 私は会場に常駐しており、いつでもご質問にお答えします 入場料は高いですが「本物」を求める方には、存分に楽しんでいただける展示だと自負しております 前売り券はHPよりご購入ください↓ sites.google.com/view/demi-deco…
3枚の写真から、袖の構造を探ります 腕を上げれば、この通り ケープの中から隠し袖が出てきます 例えば、お茶会でティーをすするとき、好みの紳士にお辞儀をするとき... この隠し袖が「所作を最も美しく魅せる」ことは間違いないでしょう 狩猟服の設計を、社交服に上手く落とし込んだ好例です
【アビ・ア・ラ・フランセーズ】に関しては、動画でも解説しております 「なぜ、当時の肖像画は皆、同じポーズなのか」 「なぜ、フランス革命頃の服は着辛いのに動きやすいのか」 構造に着目し、廃れた美意識を探っています ご興味ある方は、ご視聴ください youtube.com/watch?v=VXS4Rd…
半・分解展の入場券はもう購入されましたか? 1,400円お得な「早割り券」は3月いっぱいまでの販売です 個人の展示としては高額な半・分解展、早めのチケット購入がおすすめです 期間中の再入場は「何度でも無料」ですので、気の済むまでお愉しみいただけます sites.google.com/view/demi-deco…
【 A4サイズに対応した書留鞄 】をつくってみました 以前、大好評だった 昭和40年代の書留鞄 を大きくしてみたのです 大きくしてもやっぱり可愛いフォルムをしています こちらの型紙もBASEで販売しております 割引きクーポンも発行したので、この機会にいかがでしょうか rrr129demi.official.ec
1枚目、1740年ジュストコール 2枚目、1770年アビ・ア・ラ・フランセーズ 3枚目、1800年ライディングコート 4枚目、1810年アビ・ア・ラ・フランセーズ 【半・分解展】では紳士服の変遷を色濃く表現します 時代ごとに移り変わる男性美は女性よりも極端な変化を遂げます 希少な紳士服をご堪能ください
1750年~1850年 ウエストコートから視る【造形の変遷】を紹介します ウエストコート(ベスト)は、ロココ朝においてメンズウェアの頂点に君臨する衣服でした そんな衣服がフランス革命を経て、どのような運命を辿るのか?造形と共にみていきます 黄色が革命前、茶色が革命後のウエストコートです
【半・分解展の型紙】 販売期間も残り2日となりました 11月14日(日)までの販売です せっかく自分でつくるなら、失われた造形美をかたちにしてみませんか? 縫い物をしながら歴史と文化に触れてみてください 半・分解展の型紙HP rrr129annex.blogspot.com/2020/09/blog-p…
フランス革命前に貴族が着用した「アビ・ア・ラ・フランセーズ」を分解研究し、縫ってみました かるくて薄い黒い生地です 半・分解展で試着される皆さんの姿をみていると、250年前の服が最先端?に感じたのでつくってみました 紳士服ですが、女性が着ても美しいです
個人的に1番クレイジーだと思ったサイクリング スカートがこちら ズボンとスカートを合体させた設計になっています 産業の発展により、生地が大量生産でき、このような設計が可能になりました 19世紀末から、このように生地を贅沢に使う【1枚裁断】の技法が多くみられます(マジクレイジーです)
9月5日(土)渋谷にてコンセプトショップ 【半・分解展の器】がオープンします 今回は「女性が着る紳士服」をテーマに 200年前の貴族の服や、100年前の女性の服を展示 / 研究 / 販売します 時代 / 性差を越えてもなお、「美しい」と感じる構造を探ります sites.google.com/view/dd-utsuwa…
CTスキャンで蘇った100年前の婦人靴 半・分解展 東京で、実験的に展示していましたが@btqdrmtc さん協力のもと製品化されました 大阪展でも展示いたしますので、ご興味ある方は履いてみてください 6サイズ展開しています
私が研究する衣服の型紙は、一般に販売しています 2月14日まで、注文を受け付けております 「自身の手でつくりあげる感動」もまた、私が表現していきたいことのひとつです せっかくつくるなら、本物を rrr129annex.blogspot.com/2020/09/blog-p…