本日2/23は #富士山の日 ということで、歌川広重が描いた威風堂々の富士山をご紹介。「名所江戸百景 する賀てふ」。大勢の人でにぎわう江戸の町を富士山が見守っています。場所は現在の日本橋三越本店あたり。実際にはこんなに富士山が大きく見えるはずはないのですが…。※現在展示しておりません。
浴衣姿の女性が行灯に火をいれています。注目したいのは簪。鞠と遊ぶ猫があしらわれています。猫の姿も本当に鞠をねらっているかのようです。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。
【他館展示情報】愛知県の名古屋市博物館@nagoyashihakuでは明日7/2(土)より「もしも猫展」を開催。擬人化された猫の浮世絵と、それらを描いた歌川国芳を中心に、江戸時代の擬人化表現の面白さに迫る。展覧会の公式Twitter→@NEKOTENNAGOYA 展覧会の公式サイト→ctv.co.jp/nekoten/
熊と大蛇の争いをとらえた歌川芳艶「破奇術頼光袴垂為搦(きじゅつをやぶりてよりみつはかまだれをからめんとす)」。絵では熊はひと呑みにされそうですが、対決の行方は・・・。読本『四天王剿盗異録(してんのうしょうとういろく)』巻之8に取材。
明治時代の看護師。絵師は武内桂舟。制作は1904年。日露戦争の年です。看護師が文芸雑誌の口絵に描かれたのも、戦争という時代背景がありました。ちなみにこの口絵が掲載された雑誌には、戦争小説の募集という記事がありました。太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋」展で展示しています。
三次もののけミュージアムさん@mononoke_museum#キュレーターバトル へのご参戦ありがとうございます。人面草紙のあまりのインパクトに勝てる自信が全くありませんが、人面魚の浮世絵で対抗してみます。鯰や金魚、実は歌舞伎役者の似顔絵になっています。#ヘンな生きもの ※現在展示していません twitter.com/mononoke_museu…
鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)が描く、大正時代の女性たちの指輪。原宿の太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展。女性たちのオシャレなファッションやアクセサリーも展覧会の見どころのひとつです。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kiy…
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。水野年方による小説『寂光院』の口絵。平清盛の娘であり、安徳天皇の母である徳子です。左奥には、壇ノ浦の戦いで生き残り、尼となって京都の寂光院で余生を過ごす姿が描かれています。7/1より開催の「源平合戦から鎌倉へ」展に展示予定。
同じ浮世絵の別の場面もご紹介。こちらも女性のスズメたちに引き留められている男性のスズメ。同じスズメでも顔の違いはあるようで、こちらはキリっとしたイケメン風です。#おうちで浮世絵
曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』。中でも、犬塚信乃と犬飼現八が芳流閣で戦う場面は大人気で、江戸から明治にかけて、さまざまな浮世絵師たちが錦絵に仕立てました。歌川国芳もその一人。縦長の画面を効果的に使った、屋根を仰ぎ見る大胆な構図が見どころです。※現在展示していません。
葛飾応為の「吉原格子先之図」を中心に、応為の画業を解説した『葛飾応為鑑賞ガイドブック』。完売しておりましたが、ご好評により増刷いたしました。見どころは原寸大の「吉原格子先之図」の図版が折り込まれているところ。太田記念美術館受付にて税込1,000円で販売中です。
『仮名手本忠臣蔵』の人物をカエルに置きかえた歌川国芳「蝦蟇手本ひやうきんくら(がまでほん ひょうきんぐら)」。戸無瀬と小浪の旅路を描く本図では、背後の富士までカエルになっています。太田記念美術館「浮世絵動物園」前期(~8/28)にて展示中。
太田記念美術館の受付では、歌川国芳の猫の浮世絵をモチーフとした、ガーゼ手拭いを販売しています。ふんわりとした肌触り。税込660円です。
幕末に人を食べる鬼娘がいた話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nc58c1c417fac
#平家物語 にちなんだ浮世絵をご紹介。平清盛が社殿を造営した厳島神社。平舞台のまわりの廻廊を拡大してみると、鹿たちの姿が。北尾重政の作品です。※現在展示していません。
歌川国芳と弟子の芳虎が描いた木菟(みみずく)。どちらも赤一色で摺られた疱瘡除けの「疱瘡絵」です。木菟は目がぱっちりしていることから、失明の危険があった疱瘡に縁起が良いとされました。太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展にて2/27まで展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
明治半ばに作られた団扇絵をご紹介。かわいらしい猫が招き猫のようなポーズをしています。名札には「金八」とあり、座布団は小判の花模様。これを使えば、かわいいだけでなく金運もあがりそうな団扇のできあがりです。「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
カマキリと戦うネコ。カマキリが大きいのか、ネコが小さいのか。河鍋暁斎の『暁斎漫画』という絵本より。太田記念美術館にて10/29~12/19に開催予定の「河鍋暁斎 躍動する絵本」展にて展示します。
太田記念美術館は明日まで休館ですが、その間、過去の展覧会をオンライン上でご覧になるのはいかがでしょうか。こちらは2019年開催の「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+追加作品5点が、800円でいつでもどこでも見放題となっています。
ポール・ジャクレー「ミルクの入った器、北海道のアイヌ」(左)と「剣を持つアイヌの男、北海道」(右)。ジャクレーは北海道を旅行し、アイヌの老若男女を新版画の題材としました。原宿の太田記念美術館にて6/3(土)~7/26(水)に開催する「ポール・ジャクレー」展にて展示します→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pau…
太田記念美術館で2020年に開催した「月岡芳年ー血と妖艶」展。第1章「血」のコーナーがオンライン展覧会でご覧いただけます。芳年の「英名二十八衆句」14点を含む血みどろ絵46点の画像と解説を600円で配信→otakinen-museum.note.jp/n/nf977b7d84a63。ただし、残酷な描写を含みますので閲覧にはご注意を。
【展覧会情報】六本木東京ミッドタウン・ホールにて「北斎づくし」展が7/22~9/17に開催。北斎の代表作である、北斎漫画、冨嶽三十六景、富嶽百景を、全頁、全点、全図コンプリート。詳しい情報は公式ウェブサイト→hokusai2021.jp、公式ツイッター→ @Hokusaidukushi
#満月 の夜に。小林清親「今戸橋茶亭の月夜」。明治10年(1877)頃に制作された木版画です。太田記念美術館にて11月1日(火)より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて展示(11月23日まで)。
太田記念美術館では11月1日より「闇と光ー清親・安治・柳村」展を開催。最近、大正・昭和の「新版画」が注目を集めていますが、それより早く、明治の初めに木版画の新たな可能性を追求した「光線画」。小林清親はもちろん、井上安治や小倉柳村もたっぷりと紹介します。詳しくはukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/yam…
しとしとと降る雨を白い線で表した川瀬巴水「春雨(護国寺)」。雨は長く降り続いているのか地面はすっかりぬかるんでいるようです。太田記念美術館「江戸の天気」にて展示中。開館は17時30分まで。※入館は17時まで。