擬人化された病気と薬たちによる、壮絶な戦いを描いた作品を読み解きます。 病気軍 VS 薬軍の戦いをリポートしてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nd2064318abab
曲亭(滝沢)馬琴の小説『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』の主人公である源為朝は弓の名手。一撃で大きな船を沈めている様子を、葛飾北斎が挿絵で描いています。右上にちっちゃく描かれているのが為朝。拡大して見て下さい。「北斎とライバルたち」展の前期で紹介した作品。現在は展示終了しました。
5/26夜は満月。しかも3年ぶりに皆既月食が見られます。浮世絵に描かれた月も、あわせてご覧ください。otakinen-museum.note.jp/n/n33d3e7e07f09
旧暦12月14日深夜、大石内蔵助が率いる赤穂四十七士が、吉良邸に討ち入りをしました。それにちなんで、歌川豊国が描いた #忠臣蔵 の浮世絵をご紹介。吉良邸での壮絶なバトル。柱にぶら下がった男は逃げようとしたのでしょうか。髪の毛を掴まれ、絶体絶命です。※現在展示されておりません。
本日7/28は土用の丑の日。江戸時代には生きたウナギをザルに入れて売り歩き、その場でさばいてくれたウナギ売りがいたそうです。ザルから這い出てしまったウナギに、たまたまそばを通りかかった町娘は悲鳴をあげての大騒ぎ。いきなり足元にウナギがいたらびっくりしますね。※現在展示していません
国芳がとうもろこしを擬人化。歌舞伎に登場する累(かさね)という幽霊を演じています。とうもろこしの粒で表現された顔がちょっと怖いです。累を殺した夫、与右衛門は瓜でしょうか。太田記念美術館で9/4より開催の「没後160年記念 歌川国芳」で9/4~26に展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
#平家物語 にちなんだ浮世絵をご紹介。以仁王とともに平家打倒のために挙兵した #源頼政。その時は70代でしたが、頼政といえば、やはり鵺(ぬえ)退治の場面が有名でしょう。月岡芳年の「大日本名将鑑」では、闇夜に向かって矢を射ようとする勇ましい姿が描かれています。※現在展示していません。
太田記念美術館では2/3から「広重おじさん図譜」展を開催いたします。歌川広重の作品に顔を出す、味わい深いおじさんたちを集めた展覧会。展示作品全点、おじさんが(陰の)主役です。ぜひ会場であなたの推しおじを探してみてください。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/oji… #広重おじさん図譜
晴れた空に美しい布が映えます。天日干しの工程が欠かせない染織は、天候に大きく左右される仕事のひとつでした。太田記念美術館「江戸の天気」にて8/29まで展示中。
太田記念美術館では10/24まで「没後160年記念 歌川国芳」展を開催中。「相馬の古内裏」はもちろん、鯨、鰐鮫、鯉という巨大なお魚?(鯨は哺乳類ですが)も並べて展示中。会期終了に向けて混雑が予想されますので、お早めのご来館がおすすめです。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
#キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介する #イチ推し生きもの は歌川国芳が描く、加藤清正と戦う虎たち(画中の文章では豹ですが)。その仕草は虎というより、完全にネコ。しかも清正に襲いかかることなく、かなりリラックスしています。国芳らしい愛らしい描写です。※現在展示していません
【グッズ紹介】オタマジャクシ付きの歌川国芳「金魚づくし」アクリルキーホルダー。太田記念美術館の受付のみにて特別先行販売中ですが、国芳展のオンライン展覧会をご購入された方もネット通販できるようにしました→otakinen-museum.note.jp/n/na3dac1d135a6。PART1と2のどちらからでもご購入することができます。
カエルとモグラの相撲。行司はコウモリが務めます。軍配は葉っぱ。カエルが得意の河津掛けをかけているところで、モグラは慌てた表情です。河鍋暁斎の『暁斎酔画』三編より。太田記念美術館にて10/29~12/19に開催する「河鍋暁斎 躍動する絵本」展で展示予定です。
歌川国芳展が終わった後は河鍋暁斎展。幼い頃に国芳に入門していた暁斎。暁斎が手掛けた絵本を紹介する「河鍋暁斎 躍動する絵本」展を10/29~12/19、太田記念美術館で開催します。小さな画面に詰まった、人間や動物、妖怪たちのお祭り騒ぎをお楽しみに。展覧会の詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kyo…
今日は節分の日ということで、浮世絵に描かれた節分の様子を紹介。武家のお屋敷で金太郎が豆まきをしています。豆を投げられた鬼たちはほうほうの体で逃げ出しているようです。太田記念美術館で明日2/4(金)より開催の「信じるココロー信仰・迷信・噂話」展で出品。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
巻貝に入っている謎の女性は、越後国に出現した「海出人」。あのアマビエと同じように、自分の姿を描いた絵を見れば病を逃れられるというお告げをしたと伝わっています。太田記念美術館が配信するオンライン展覧会「コロナ退散祈願!御利益浮世絵展」で紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n520606eedc71
本日2/22は #猫の日 ということで、喜多川歌麿が描いた猫の浮世絵をご紹介。男の子に鏡を見せられた猫。鏡に映った自分の姿を見て、ちょっとビクビクしつつも、威嚇するポーズをとっています。※現在展示していません。
裁縫中の女性。少し困り顔の、その視線の先には背後からあらわれた飼い猫の姿が。針の動きにあわせて揺れる布に、じゃれついてきてしまったようです。太田記念美術館「浮世絵動物園」にて8/28(日)まで展示中。
本日2/22は #猫の日 ということで、英斎泉寿という浮世絵師が描いた茶トラの猫をご紹介。先ほどツイートした国芳と同じく猫又という妖怪で、手拭いを頭にかぶって踊っています。ただ、顔がかなり個性的で、可愛くは…。※現在展示していません。
本日2/3は #節分の日 ということで、豆まきをしている浮世絵をご紹介。紅斎の「御代春豆蒔之図」(部分)です。金太郎が豆をまいて鬼たちを追い払っています。あわてて逃げ出している鬼たちの姿にご注目。ちょっと余裕があるのか、アカンベエをしている鬼もいます。※現在展示していません。
龍と対峙する虎、擬人化された虎、石と合体した虎・・・!?生息していなかったにも関わらず、古来、日本で親しまれてきた虎は、浮世絵でもさまざまに描かれました。下の作品は「浮世絵動物園」(7/30-9/25)にて展示予定です。※前後期で全点展示替えいたします。
#キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介するのは歌川国芳「里すずめねぐらの仮宿」。人間の体をしたスズメたちがたくさん描かれた作品ですが、中でも学芸員の #イチ推し生きもの が、こちらの右側のスズメ。満面の笑みで男性を引き留めようとする姿がとってもキュートです。※現在展示していません
来年2023年は卯年ということで、河鍋暁斎が描いたウサギをご紹介。『暁斎楽画』という絵本より。本物のウサギを目の前にスケッチしたかのようなリアルな描写です。暁斎の絵本を編集した太田記念美術館監修の『暁斎絵本』も青幻舎より発売中です→amazon.co.jp/%E6%9A%81%E6%9…
妖怪たちの楽しい影絵。ろくろ首、唐傘お化け、河童たち。幾英の「しん板かげゑづくし」より。太田記念美術館のオンライン展覧会「異世界への誘いー妖怪・霊界・異国」展では、作品全体の画像を紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703
5/5は #こどもの日、端午の節句なので、鍾馗(しょうき)の浮世絵をご紹介。これまで邪鬼を退治する頼もしい鍾馗を紹介してきましたが、こちらは花魁の後ろで傘をさす鍾馗。花魁は鍾馗の髭を触るほどの親しげな様子ですが、鍾馗はなぜか指をくわえています。鳥居清胤の肉筆画。#おうちで浮世絵