迷惑そうな表情の猫。どうやら女性に踊りを踊らされていたようです。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。詳しくは→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、葛飾北斎が描いた北条時政をご紹介。江島神社に参籠した時政。弁財天が出現し、七代に渡って日本の主になることを告げられます。そして弁財天は大蛇となり、三つの鱗を落としていきました。そこで時政は「三つ鱗」を家紋としたと伝えられています。
太田記念美術館は臨時休館中。代わりに可愛らしい浮世絵をご紹介。月岡芳年「新形三十六怪撰 茂林寺の文福茶釜」。守鶴という僧侶に化けていた貉(狸の説もあり)。熟睡していた時に元の姿に戻り、正体がばれてしまいました。目が覚めたばかりで、まだぼーっとしている表情です。#おうちで浮世絵
本日8月8日は #世界猫の日 ということで、鈴木春信が描いたとされる珍しい猫の絵をご紹介。和紙を盛り上げる「きめ出し」という技法で、猫の体が立体的に表現されています。原宿の太田記念美術館で開催中の「浮世絵動物園」にて展示。作品保護のため、8月14日までの短い出品です。ご注意ください。
江戸時代の吉原遊郭はしばしば火災に見舞われましたが、その様子が浮世絵に描かれることはほとんどありませんでした。そういった中、珍しい作例となるのが、安政の大地震の際の火災の様子を描いたこちらの浮世絵。悲惨な火災の現場を描いています。落款がないため絵師は不明。※現在展示していません
太田記念美術館では10/29~12/19に「河鍋暁斎 躍動する絵本」展を開催予定。これまで紹介される機会が少なかった、河鍋暁斎の絵本を展示します。小さな画面に詰まった、人間や動物、妖怪たちのお祭り騒ぎをお楽しみに。
御茶ノ水を描いた北寿の作品。このあたりの渓谷は、神田山という台地を分断して掘り下げるという、仙台藩による大工事で生み出された地形でした。崖の中央に見えるのは、水道橋の由来となった掛樋(水道管)。太田記念美術館で10/10から開催する「江戸の土木」展で展示予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/dob…
花の下で宴会を楽しむ猫たち。皿の上にはお魚の骨が残るのみで、料理はあらかた食べてしまったようです。味わい深い猫の表情が印象的な「ふるねこのゑんくわい」は太田記念美術館で4-5月開催「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」後期(4/29~5/28)にて展示予定です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
歌舞伎舞台の一場面ですが、夜蕎麦売りの屋台の内側がしっかりと描かれた珍しい作品です。丼や盆、麺を茹でる鍋など、狭いスペースにさまざまな道具が収納されています。太田記念美術館監修『ニッポンの浮世絵』(小学館)では、江戸のグルメに関する浮世絵も収録しています。amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%8…
来年2022年の干支は寅ということで、虎の浮世絵をご紹介。葛飾北斎が亡くなる数カ月前、数え90歳という年齢で描いた「雨中の虎」です。首が長かったり、手足が大きすぎたりと、体のバランスが崩れていますが、それを感じさせない、北斎の絵師としての執念が込められた渾身の肉筆画です。
#キュレーターバトル に参戦中。枝豆が美味しい季節になりましたが、ご紹介する #イチ推し生きもの は、歌川芳藤が描いた枝豆売りのネコ。赤ん坊を背負いながら、一生懸命お仕事中です。小さな女の子ネコが「豆屋さん、豆おくれ」とお小遣いを片手に走り寄る姿も可愛いですね。※現在展示していません
太田記念美術館のTwitterアイコンに表示されている謎の生き物。名前を「虎子石」といいます。これはいったい何者なのか?を解説したnoteの記事です。otakinen-museum.note.jp/n/n528cf1ecd945
本日9/29は #招き猫の日 ということで、招き猫のようなポーズをしたネコの浮世絵をご紹介。作者は梅堂小国政。名札には「金八」とあり、小判の模様をした座布団に座っています。金運が上がりそうネコの浮世絵です。書籍『浮世絵動物園』(小学館、税込2,640円)に掲載→amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E4%B…
明日9/21(火)夜は #中秋の名月。月を描いた浮世絵の名作をご紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n33d3e7e07f09
10/31(日)のハロウィンにちなんで、妖怪たちの行列をご紹介。琵琶の妖怪に箏の妖怪。箏には頭と四つ足がついています。河鍋暁斎『暁斎百鬼画談』より。太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて展示中です(10/29~11/23)。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 では源頼朝が山木兼隆の館への襲撃を開始しました。月岡芳年は「月百姿 山木館の月 景廉」でその戦いの一場面を描いています。こちらの作品、どのようなシーンなのかは、次週ご紹介いたします。※現在展示していません。
【他館展示情報】東京・両国にある、すみだ北斎美術館@HokusaiMuseumでは「北斎バードパーク」展を5/21まで開催中。江戸時代の人々が目にしていた様々な種類の鳥から、意匠として描き出された鳥、場面の象徴として描かれた鳥など、北斎一門の描いた鳥を幅広く紹介。詳しくは→hokusai-museum.jp/BirdPark/
月岡芳年「月百姿 吼噦(こんかい) 」。枯れ薄の中に立つのは狂言『吼噦(釣狐)』に登場する老狐。多くの仲間を殺した猟師の伯父である僧に化け、猟師に狐を穫ることをやめるよう説得します。その帰り、説得が成功し安心したのか顔は狐に。今夏開催の太田記念美術館「浮世絵動物園」にて展示予定。
ここは王子稲荷に近い大きな榎。大晦日に狐たちが集まり、ここで命婦(宮中の高級女官)の装束に着替えて王子稲荷へ赴いたという伝説を描きます。闇の中、空に星、地に狐火が光ります。太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
ここは「またたび湯」。くつろいでいるのでしょう、猫たちの表情はとても柔らかです。芳藤「新板猫の温泉」は、太田記念美術館で4/1より開催「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」前期(4/1~4/25)にて展示予定です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
【グッズ情報】太田記念美術館では、フェリシモミュージアム部@f_museumbuさんとのコラボで生まれた、虎子石と十二支の生き物のぬいぐるみを本日より販売開始。右の写真は美術館地下の倉庫で販売に向けてウォームアップする虎子石たち。
太田記念美術館にて6月3日より開催の「ポール・ジャクレー  フランス人が挑んだ新版画」展。ポスターデザインが完成しました。日本や朝鮮、中国、南洋の島々の人々を鮮やかな色彩で描いたポール・ジャクレー。その個性的な新版画、全162点を前後期に分けて紹介します。お楽しみに。
幼い頃に歌川国芳に入門した河鍋暁斎。国芳に絵を教わっている場面ですが、国芳の懐の中や机の周りにはネコがたくさんいます。国芳がいかにネコ好きかを説明する際によく使われる作品ですが、10/29(金)より太田記念美術館で開催する「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展で展示(10/29~11/23)します。
浴衣を描いた近代(明治中期~昭和初期頃)の作品をご紹介。青の濃淡で染め出された文様が美しい1点です。梅雨空が続きますが、夏に向けた浴衣選びの参考にもいかがでしょうか。※現在展示していません。
こちらは猫の寺子屋。真面目に手習いをしている子猫もいるのですが、集中力が続かず遊び始めてしまった男の子猫たちも。なんとも賑やかです。太田記念美術館「浮世絵動物園」(前期:~8/28)にて展示中。