猫が鯰と協力して「なまづ」の字を作っています。ひらがなの「つ」の元々の形である「川」の字をがんばって再現する様子がかわいいです。江戸時代から猫は液体だったようですね。太田記念美術館で9/4より開催の「没後160年記念 歌川国芳」(前期)で展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
おうちでも江の島観光できます。現代の江の島ではなく、約190年前の江の島にタイムスリップはいかがでしょうか。葛飾北斎の「冨嶽三十六景 相州江の嶌」より。江戸時代には引き潮になると、歩いて江の島まで渡ることができました。 #おうちで浮世絵
【新着記事】江戸時代のネコはこたつで丸くなっていましたが、イヌは喜んで庭を駆けまわっているのか、調べてみました。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nfacfa4e1184a
葛飾北斎が描いた #ナゾすぎる 滝の絵をご紹介。「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」。滝が流れ落ち始める滝口をなんでこんな形で描いたのか。風景の中に、突如、不思議な模様が出現したかのよう。その発想に驚かされます。「北斎とライバルたち」展で6/26(日)まで展示中。 #キュレーターバトル
葛飾北斎の「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」。綺麗な円の形をした滝の落ち口。その中に、滝になる前の水の流れが描かれています。実際にはありえない、幻想的ともいえる不思議な風景。北斎の奇想が存分に発揮された作品です。東京都美術館(上野)の「The UKIYO-E 2020」展にて9/22まで展示。
3月3日は #うさぎの日 とのことなので、ウサギの浮世絵をご紹介。まわしを締めて相撲を取っているウサギたち。パッと見たところ可愛いのですが、よく見ると鋭い目つきをしています。真剣勝負のようです。歌川芳藤の作品。※現在展示していません。
東京では雨があがりました。こちらは月岡芳年の「月百姿」より「雨後の山月 時致」。『曽我物語』で知られる曽我兄弟の弟・五郎時致が仇討ちをする場面。普通は土砂降りの雨の場面として描かれますが、この絵では、雨が止んで雲間から月が姿をのぞかせた瞬間を描いています。 #おうちで浮世絵
【本日開幕】太田記念美術館「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展が本日から始まります。前後期あわせて180点の猫を描いた作品をご紹介いたします。開館時間は10時30分~17時30分(入館は17時まで)。皆様のお越しをお待ちしております。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
月岡芳年の「月百姿」には、狐の作品がもう1点。猟師に狐狩りをやめさせるため、猟師の伯父・白蔵主という僧侶に化けた狐。説得に成功した帰り道、手は人間に化けたままですが、顔は元に戻っています。お尻が膨らんでいるのは尻尾でしょうか。明日9/4より開催の「月岡芳年—血と妖艶」展で展示します。
かわいい犬の浮世絵をご紹介。歌川国芳の「御奥の弾初」です。大奥の女性たちが箏の演奏に耳を傾けていますが、綺麗な座布団の特等席に、狆(ちん)がちょこんと座っています。ペットとして大事に飼われていたのでしょう。青い目をしていますね。 #おうちで浮世絵
東京では雪が降り始めました。江戸時代のイヌは雪の中を駆けまわっているのかを調べてみた記事を紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nfacfa4e1184a
夜、女性を乗せた人力車が駆け抜けていきます。そのシルエットを浮かび上がらせるのは、雲の間から姿を現した月。太田記念美術館「江戸の天気」前期(6/26~7/25)にて展示予定。
江戸時代のネコもコタツが大好きだったようです。満足そうな表情で丸くなって眠っています。鈴木春信の作品。ちなみにコタツに座る左の人物は男性、右は女性。男性がコタツの中で女性にちょっかいを出したようで、逆に足をくすぐられています。自宅でも浮世絵を楽しむために #おうちで浮世絵
【他館展示情報】東京・半蔵門にある国立劇場@nt_tokyoの伝統芸能情報館では「怪談物のつくりかた─役者の芸と仕掛けの世界─」展を8/20まで開催中。歌舞伎の妖怪や幽霊はどのような演出になっているのか、その舞台裏を紹介。入場無料。休館日は7/1(土)のみ。詳しくは→ntj.jac.go.jp/tradition/even…
明治時代、夜景を得意とした浮世絵師といえば、小林清親、井上安治、小倉柳村。彼ら3人の夜景の名作が並びます。木版画とは思えない、ちょっと不思議な味わいをぜひご鑑賞下さい。来月11月1日より原宿の太田記念美術館にて開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展に展示→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/yam…
ちなみに、河鍋暁斎は同じく『暁斎画談 内篇』にて、こんな絵も描いています。体全体の骨格、あるいは筋肉の構造といった、暁斎の美術解剖学への興味が見て取れます。(こちらの作品は現在展示しておりません。)
#鎌倉殿の13人 にて源頼朝らが山木兼隆の館を襲撃。ドラマには出てきませんでしたが、月岡芳年の「月百姿 山木館の月 景廉」では、頼朝の家臣・加藤景廉が長刀の先に兜を掛け、山木兼隆を誘い出す場面を描いています。障子に映る影が山木兼隆。この後、景廉に討ち取られます。※現在展示していません。
遊離においても五節句は、紋日(もんび)と呼ばれる特別な日。本図は重陽の節句の特別な衣装を描きます。帯には立体的な菊の花があしらわれており豪華です。※現在は展示していません。
そして十二支の生き物ファンの皆さまもお待たせしました!フェリシモミュージアム部(@f_museumbu)さんと太田記念美術館のタッグにより、こちらもマスコット化が実現。詳しくはnote記事にて。太田記念美術館での販売開始は10月以降で現在調整中です。note.com/f_museumbu/n/n…
ムキムキの体をしたネズミ。これから相撲を取るところです。まわしには「庚(かのえ)」の文字が。庚子の年、すなわち安永9年(1780)に制作されたことを意味しています。原宿の太田記念美術館にて開催中の「浮世絵動物園」展にて8/28まで展示しています。
太田記念美術館は現在臨時休館中。5/10~5/16は #愛鳥週間 ということで、可愛らしい鳥の浮世絵をご紹介します。歌川広重の「雪中椿に雀」。雪の中を飛ぶ二羽のスズメたち。こちらを見つめてニッコリと笑っているような表情にご注目です。#おうちで浮世絵
鰭崎英朋の代表作となる、泉鏡花の小説『続風流線』の口絵。船が転覆して湖に落ちた美樹子を、泳ぎの達者な多見次が救出する場面。水の動きと、水の中に透けて見える人体の描写が秀逸ですが、実は木版画で表現されています。太田記念美術館の「鏑木清方と鰭崎英朋ー近代文学を彩る口絵」展で展示中。
最近は子どもにも人気の「市松模様」ですが、その名が初代佐野川市松という人気歌舞伎役者に始まることをご存知でしょうか?浮世絵のなかの市松は、もちろん市松模様を取り入れます。1/6より太田記念美術館で開催「和装男子ー江戸の粋と色気」展にて紹介いたします。
3人の女性たちが雪の降る中、男性の家を訪れています。三国志好きの方ならすぐにお分かりの通り「三顧の礼」のパロディ。劉備・関羽・張飛が孔明の家を訪れる場面です。三国志は浮世絵を鑑賞する時に必要な教養のひとつでした。外出もままなりませんが、自宅で浮世絵を楽しむために #おうちで浮世絵
河鍋暁斎が描いた猫。猫たちのいろいろな表情を丁寧に観察しています。オンライン展覧会「河鍋暁斎ー躍動する絵本」では、河鍋暁斎が絵本で描いた動物や妖怪、骸骨、人物などの画像を有料配信中→otakinen-museum.note.jp/n/nfcbb0750e831。細かいところまでご覧いただけますので、イラストを描く人の参考資料にも。