明治半ばに作られた団扇絵をご紹介。かわいらしい猫が招き猫のようなポーズをしています。名札には「金八」とあり、座布団は小判の花模様。これを使えば、かわいいだけでなく金運もあがりそうな団扇のできあがりです。「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
秋風を感じさせるような広重の団扇絵。和紙の白と青との対比で、月の輝きと兎の柔らかな毛並みが見事に表現されています。「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
【他館展示情報】渋谷区立松濤美術館@shoto_museumでは明日9/3(土)より「装いの力―異性装の日本史」展がスタート。幅広いジャンルの作品が展示されていますが、浮世絵は女武者、若衆、歌舞伎、俄、明治の事件簿などに関するものが展示。土日祝は日時指定予約制。詳しくは→shoto-museum.jp/exhibitions/19…
原宿の太田記念美術館では再来月の11月1日より「闇と光ー清親・安治・柳村」展を開催します。最近、大正・昭和の「新版画」が注目を集めていますが、それよりも早く、明治の初めに木版画の新たな表現の可能性を追求した「光線画」。小林清親はもちろん、井上安治や小倉柳村もたっぷりと紹介します。
【他館展示情報】静岡県三島市にある佐野美術館@sanobi_kohoでは「小原古邨 海をこえた花鳥の世界ー原安三郎コレクションを中心に」展を9/3(土)より開催。師匠の鈴木華邨の絵画も合わせ、約100点を展示。詳しくは→sanobi.or.jp/exhibition/kos…
浮世絵に描かれた巨大な気球や立派な馬車。幕末に歌川芳虎が描いた「亜墨利加国」という作品で、遠いアメリカの様子を想像を交えて描いています。10/1から太田記念美術館で開催の「はこぶ浮世絵」展にて展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/hak… #乗り物の浮世絵
原宿の太田記念美術館にて11月1日より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展。チラシの裏面が完成しました。木版画ならではの、闇や光の味わい深い表現にご注目ください。近日中に美術館にて配布いたします。「浮世絵動物園」展にお越しの際、ぜひお持ち帰りください。
カエルたちの大乱闘。蒲の穂で戦ったり、取っ組み合ったりしています。勇ましい声が聞こえてきそうですが、どこかユーモラスです。「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
月岡芳年「月百姿 金時山の月」。優しい月明かりのなか、猿と兎が組み合って相撲をしています。そばにある柿を取り合って勝負しているのでしょうか。遊び仲間たちの相撲を見守る金太郎もまた、優しい表情です。「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
【グッズ紹介】おうちの安全を守るために合体した十二支が、可愛いらしいぬいぐるみになりました。製作はフェリシモミュージアム部@f_museumbu。美術館受付にて税込2,530円で販売中です。浮世絵の実物が「浮世絵動物園」展にて9/25まで展示していますので、ぜひ比べてみて下さい。
【グッズ紹介】歌川国芳の「猫飼好五十三疋」に描かれたいろいろなネコたちを集めたシール。太田記念美術館の受付にて税込330円で販売しています。「浮世絵動物園」展にお越しの際、ぜひ手に取って見て下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
歌川国芳が描いた「九尾の狐」の物語|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n9cebaaec4e7d
【グッズ紹介】太田記念美術館の新しいオリジナルグッズ、「浮世絵動物園シール」ができました。可愛らしい動物たちをたくさん集めています。税込330円。美術館の受付にて販売中です。現在開催中の「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。
家内安全を守るため、十二支の動物たちはこのように合体したようです。
こちらは全図。歌川芳虎「家内安全ヲ守 十二支之図」は、太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中です。#浮世絵動物園
【グッズ紹介】歌川国芳の猫をモチーフとしたガーゼ手拭い。ふんわりとした柔らかい肌触りが特徴です。品切しておりましたが、ようやく再入荷しました。太田記念美術館受付にて税込660円でお買い求めいただけます。
ここは王子稲荷に近い大きな榎。大晦日に狐たちが集まり、ここで命婦(宮中の高級女官)の装束に着替えて王子稲荷へ赴いたという伝説を描きます。闇の中、空に星、地に狐火が光ります。太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
遠景にうっすらと見える木立が王子稲荷。その方向に狐火が延々と続く様子はとても幻想的です。
先にご紹介した神秘的な狐の姿を描いたのは広重。次にご覧いただくのは、その弟子ともいわれる広景の作品。狐たちが人間を化かす様子を滑稽にとらえます。太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
全図はこちら。大名行列ごっこのようで、挟み箱のかわりにカボチャを担ぎ、毛槍のかわりにトウモロコシをくくりつけた竹を掲げています。狐も人も、なんだか楽しそうですね。
本日は重陽の節句ということで、関連する浮世絵をご紹介。旧暦9月の縁日で菊の花を楽しむのは武家の女性。江戸時代は園芸文化も花開いた時代でした。※現在は展示していません。
明日9月10日は中秋の名月。大きな月の光が兎たちを包みこむ、広重「月に兎」は太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中です。#浮世絵動物園
【グッズ紹介】本日9/10は #中秋の名月 ということで、歌川広重の「月に兎」をデザインした「ポチ袋」をご紹介。白いウサギがススキ越しに月を眺めています。3袋入りで税込250円。太田記念美術館の受付にて販売しています。「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。
ウサギが荷物を運んでいます。現代のキャリーカートのような形の車は「三声車」。「三泣き車」とも言い、明治初期に丁稚などによく使われたそうです。盛正「流行車つくし」より。10/1から太田記念美術館で開催の「はこぶ浮世絵」展にて展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/hak… #はこぶ浮世絵
今日は中秋の名月ということで、約250年前のお月見の様子をご紹介。三宝にのるのは月見団子でしょうか。花瓶に挿されたススキも見えます。歌川豊春「浮絵 中秋之景月見図」※現在展示しておりません。