骸骨といえば河鍋暁斎。暁斎の描く骸骨たちは、みんなコミカルで楽しそうな動き。骨だけなのにとても生き生きとしている #ナゾすぎる 作品です。河鍋暁斎『暁斎鈍画』より。※現在展示していません。#キュレーターバトル twitter.com/jpsearch_go/st…
まるで江戸時代の人たちと一緒に富士山を眺めている感覚になる作品です。葛飾北斎の「冨嶽三十六景 五百らかん寺さざゐどう」。ほとんどの人がこちらに背中を向けていますが、富士山を楽しそうに眺めている気持ちが伝わってきます。太田記念美術館の「北斎とライバルたち」展に6/26まで展示中。
犬に魚を盗まれる魚屋や、馬に乗っての旅。太田記念美術館が夏に開催する「浮世絵動物園」では、今では見られなくなった人と動物との関わりもご紹介いたします。
鬼界ヶ島にただ一人取り残され、遠ざかる船に向かって絶叫する俊寛。歌舞伎「俊寛(平家女護島)」でも有名なエピソードを、月岡芳年が臨場感たっぷりに描いています。7/1から開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で出品予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
歌川広重の「菖蒲に白鷲」。爽やかな水辺の情景をとらえた1点ですが白鷺の羽根にご注目。「空摺(からずり)」と呼ばれる、絵具をつけずにへこませる技法で、羽根のボリューム感を表現しています。太田記念美術館で夏に開催の「浮世絵動物園」展にて展示予定です。
愛知県岡崎市を流れる矢作川にかかる矢作橋。上が北斎、下が広重ですが、よく比べてみると、橋の形がだいぶ違っていることが分かります。太田記念美術館の「北斎とライバルたち」展では、北斎と他の絵師たちの作品を比較しながら展示しています。6/26(日)まで。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/hok…
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、富士の巻狩りを描いた浮世絵をご紹介。歌川貞秀の「冨士の裾野巻狩之図」。イノシシやシカ、ウサギやサルなど、想像以上にたくさんの動物たちが追い立てられています。※現在展示しておりません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、富士の巻狩りを描いた浮世絵をご紹介。歌川貞秀の「冨士の裾野巻狩之図」。築いた山のてっぺんで陣取っているのが源頼朝でしょう。巻狩りの準備をするだけでも大変そうです。※現在展示しておりません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。末代まで語り継がれた曽我兄弟の敵討ちの一場面。曽我十郎が仁田忠常が剣を交えているところです。歌川国貞の「曽我兄弟十番切図」より。※現在展示しておりません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。先週ご紹介した #曽我兄弟 の弟、曽我五郎時致を描いた、月岡芳年の「月百姿 雨後の山月 時致」。富士の巻狩りで敵討ちをしようという場面でした。狙った首は、工藤祐経か、それとも…。※現在展示しておりません。
原宿の太田記念美術館では7/1より「源平合戦から鎌倉へ」展を開催。歌川国芳や月岡芳年は武士たちの栄枯盛衰をいかに描いたのか?NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 やTVアニメ #平家物語 で再び注目を集める激動の時代を特集します→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
雨をとらえた作品をご紹介。川瀬巴水「五月雨(荒川)」。女性は傘をさしていますが、雨はもうそれほどは降っていないようです。静けさの漂う荒川の水辺で、女性は舟のなかの男性と視線を交わしているのでしょうか。※現在展示していません。
雨をとらえた作品をご紹介。雨の降るなか風呂へ向かう女性。左腕で抱えるのは身ぬぐいの浴衣です。風もあるようで、傘の柄を脇にしっかりとはさみ、肩にかけた手ぬぐいとその先に結んだ糠袋(ぬかぶくろ)はヒラヒラと揺れています。
左は今夏、太田記念美術館で開催の「浮世絵動物園」チラシデザインです。ご好評いただいておりますが、主役を務めるシャボン玉売りの猫は、右の歌川芳藤「しん板猫のあきんどづくし」に登場しています。作品詳細についてはこちらの記事→otakinen-museum.note.jp/n/nd7887956c329でご覧いただけます。
前回のNHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 で描かれた曽我の仇討ち。図は歌川国芳が描いた作品です(個人蔵)。大雨の中、工藤祐経の寝所をうかがう曽我兄弟。ドラマでは、兄弟が狙ったのは頼朝という設定になっていました。7/1から開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示予定です。
玉藻の前に化けて鳥羽上皇に取り入った妖怪、九尾の狐。図は上総介広常らが那須野で狐を退治する国芳の作品(個人蔵)。NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 でも話題となった上総介にまつわる伝説を描きます。7/1から太田記念美術館で開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
葛飾北斎が描いた #ナゾすぎる 滝の絵をご紹介。「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」。滝が流れ落ち始める滝口をなんでこんな形で描いたのか。風景の中に、突如、不思議な模様が出現したかのよう。その発想に驚かされます。「北斎とライバルたち」展で6/26(日)まで展示中。 #キュレーターバトル
木曽義仲に仕える女武者、巴御前。大河ドラマ #鎌倉殿の13人 での活躍も記憶に新しいところですが、本図は粟津の戦いで巴御前と和田義盛が大木を引き合う様子(個人蔵)。歌川国芳の作品です。7/1から太田記念美術館で開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
葛飾応為の「吉原格子先之図」を中心に、応為の画業を解説した『葛飾応為鑑賞ガイドブック』。完売しておりましたが、ご好評により増刷いたしました。見どころは原寸大の「吉原格子先之図」の図版が折り込まれているところ。太田記念美術館受付にて税込1,000円で販売中です。
龍と対峙する虎、擬人化された虎、石と合体した虎・・・!?生息していなかったにも関わらず、古来、日本で親しまれてきた虎は、浮世絵でもさまざまに描かれました。下の作品は「浮世絵動物園」(7/30-9/25)にて展示予定です。※前後期で全点展示替えいたします。
#鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。蒲殿(かばどの)こと源範頼が亡くなった修善寺を、歌川広重が描いています。修善寺の本堂のすぐそばに、範頼の墓らしき五輪塔が描かれています。江戸時代にこの墓はあったのでしょうか?詳しい方、ぜひご教示ください。※現在展示していません
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 では、源頼朝もそろそろ晩年に差しかかってきましたが、浮世絵に描かれた若かりし頃の頼朝を紹介。平治の乱での、13歳の頼朝の奮戦を描いたと考えられている月岡芳年の作品です。7/1から太田記念美術館で開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
江戸時代のスイカはどのようにカットしていたのかというお話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n32d9eefff4df
この夏、太田記念美術館では「浮世絵動物園」を開催いたします。春信、春章、北斎、広重、国芳、芳年など、各時代を代表する絵師たちの作品もご紹介。会期は7/30~9/25、前後期で全点展示替えいたします。どうぞお楽しみに!
月岡芳年「月百姿 吼噦(こんかい) 」。枯れ薄の中に立つのは狂言『吼噦(釣狐)』に登場する老狐。多くの仲間を殺した猟師の伯父である僧に化け、猟師に狐を穫ることをやめるよう説得します。その帰り、説得が成功し安心したのか顔は狐に。今夏開催の太田記念美術館「浮世絵動物園」にて展示予定。