【新着記事】本日、東京は雪ということで、雪にまつわるコラムを配信します。江戸っ子たちの雪の日の足元に注目してみました。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/ne1b20b52b7e1
まったく同じ浮世絵なのですが、光を当てる角度を変えただけでご覧の変化が。着物の模様が浮かび上がる正面摺という技法です。左上の題名のところに、源氏香の模様が浮かび上がっているのもお見逃しなく。3/4より原宿の太田記念美術館で開催する「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示します。
広重の雪の浮世絵、ベスト4を選んでみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n4e6cea692b1a
雪景色を描いた名作。歌川広重の「名所江戸百景 浅草金龍山」。浅草寺の雷門から仁王門と五重塔を眺めています。3/4より原宿の太田記念美術館で開催の「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示予定ですが、雪ではなく、提灯の赤い絵の具に注目します。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/red
#平家物語 にちなんだ浮世絵をご紹介。以仁王とともに平家打倒のために挙兵した #源頼政。その時は70代でしたが、頼政といえば、やはり鵺(ぬえ)退治の場面が有名でしょう。月岡芳年の「大日本名将鑑」では、闇夜に向かって矢を射ようとする勇ましい姿が描かれています。※現在展示していません。
#平家物語 にちなんだ浮世絵をご紹介。葛飾北斎が『絵本武蔵鐙』で描いた橋合戦の場面です。橋板が外されていながらも、平家方に向かって疾走する三井寺(園城寺)の筒井の浄妙明秀と一来法師。浮世絵では他にも描かれているのですが、アニメでは残念ながら登場しませんでした。※現在展示していません
#平家物語 にちなんだ鈴木春信の浮世絵をご紹介。花魁と禿が紅葉を燃やして酒を温めていますが、衝立に「林間煖酒焼紅葉」の書があるように、徳子の夫・高倉天皇の逸話を踏まえたもの。高倉天皇は愛でていた紅葉で酒を温めた召使いたちを咎めず、風流なことだと誉めました。※現在展示していません
昨日の雪の影響で、地面が凍って滑りやすくなっている恐れがあります。足元にはどうぞご注意ください。転んだ拍子に、履いていた下駄が飛んでいって、通りすがりの人にぶつけてしまうかもしれません。※この浮世絵は現在展示しておりません
江戸時代に何度もブームになったお伊勢参り。図は幕末の様子ですが、よく見ると首に御幣をくくりつけた犬の姿が。おかげ犬といって主人の代わりに犬を参詣させることもあったのだそうです。太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展にて2/27まで展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok
ロッククライミングのように、急斜面を登り降りする人々。命綱もなく、ずいぶん危なそうに見えますが。。三河国の鳳来寺の参道にあった難所「行者越」を描いた作品です。太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展で2/27まで展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
家の安全を守るため、十二支が合体!これでおうちの安全は・・・大丈夫でしょうか?歌川芳虎の「家内安全ヲ守十二支之図」がまもなく夜10時よりNHK BS プレミアムにて放送の「#キュレーターバトル!!」に登場予定です。その雄姿をお見逃しなく!
NHKBSプレミアムの 「#キュレーターバトル!!」 をご覧いただいた方、ありがとうございました。十二支も喜んでいます。反響が大きければ続編もあるかもということですので、ぜひ他の博物館・美術館の作品も見たいという方、 #キュレーターバトル #第2弾希望 のハッシュタグでご感想をお願いします。
テレビ東京系列にて今日2/12(土)夜10時より放送の「新美の巨人たち」@binokyojintachiでは月岡芳年の「大日本名将鑑」を特集。芳年の武者絵や歴史画を掘り下げる。ナビゲーターは中川翔子さん@shoko55mmts。太田記念美術館の学芸員が作品解説で登場予定。詳しくは番組HP→tv-tokyo.co.jp/kyojin/
擬人化された病気軍と薬軍が戦うというユニークな作品。右の黒い不思議な病気は「慢驚風」で、子供の神経過敏だそうです。「なきむし」のように病気?と首をかしげるものも。。太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展で2/27まで展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
明治10年(1877)、火星が地球に大接近し、その頃西南戦争に敗れて自刃した西郷隆盛が火星の中に見えるという「西郷星」の噂が広まりました。図ではさまざまな人々が西郷星に好き勝手に願い事をしています。太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展で2/27まで展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
歌川広重の「名所江戸百景 蒲田の梅園」。「名所江戸百景」の中でここまで空が赤いのは、同じく梅園を描いた「亀戸梅屋舗」だけ。空の赤さで梅の白さを際立たせているのでしょうか。白梅のつぼみを赤い点で表現しているところもお見逃しなく。3/4から開催の「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示。
月岡芳年の「大日本名将鑑」。芳年のシリーズ物としてやや知名度は低いですが、迫力あるカッコいい構図が満載です。気になった方は、本日2/12(土)夜10時よりテレビ東京系列にて放送の「新美の巨人たち」をご覧ください。ナビゲーターは中川翔子さん@shoko55mmts
テレビ東京系列「新美の巨人たち」@binokyojintachiで紹介されました月岡芳年の「大日本名将鑑」。源頼朝を描いたこちらの作品は、原宿の太田記念美術館にて今年7/1~7/24に開催の「源平合戦から鎌倉へ―清盛・義経・頼朝」展に出品予定です。しばらく先ですが、お楽しみに!
月岡芳年の「大日本名将鑑」より、天岩戸に籠ったアマテラスオオミカミ。その閉ざされた扉を開けたのは、弟のスサノオではなく、画中の文章に「手力雄命」とあるように、アメノタヂカラオでした。※現在、展示していません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 では、#梶原景時 が洞窟に隠れていた #源頼朝 を見逃しました。先週、頼朝が洞窟に隠れている絵としてこちらの勝川春英の浮世絵を紹介しましたが、改めて確認したところ、頼朝がいたのは巨木の洞の中でした。『吾妻鏡』ではなく『源平盛衰記』を典拠としています。
大庭景親と共に頼朝を捜索していた #梶原景時。景時は頼朝を木の洞の中に発見しますが、景親にはいないと報告。洞の中から白い鳩が飛び立ったため、景親を信じさせることができました。洞の前に立つのが景時、馬に乗るのが景親でしょう。飛び立つ鳩の姿も見えます。
鍛冶職人たちを描いた浮世絵をご紹介。歌川広景の「江戸名所道外尽」より「青山宮様御門前」。数ある浮世絵の中でも変な顔が印象的な作品です。特に火花が飛び散って熱がる男性の苦悶の表情は他に例を見ません。なぜそんな近くを歩いていたのでしょうか…。※現在は展示していません。
旧暦2月14日は #平将門 の命日ということで、月岡芳年が描いた、落ち着いた姿の平将門の浮世絵をご紹介。相手をにらみつけるようないかめしい表情をしています。背景をよく見ると、七人の影武者たちの顔が、うっすらとした白い線で描かれています。※現在展示していません
同じ鳥居清長の作品ですが、保存状態によって色が変わってしまいます。特に赤い色は光によって退色しやすい上、作品の雰囲気をガラリと変えてしまうのです。原宿の太田記念美術館にて3/4から開催する「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展では、赤という絵具の色の変化についても紹介します。
歌川広重の「牡丹に孔雀」。浮世絵版画では墨の輪郭線を用いるの一般的ですが、牡丹の花のふんわりとした柔らかさを表現するため、花の輪郭線だけをあえて省いています。原宿の太田記念美術館にて3/4から開催する「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示します。