前回のNHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 で描かれた曽我の仇討ち。図は歌川国芳が描いた作品です(個人蔵)。大雨の中、工藤祐経の寝所をうかがう曽我兄弟。ドラマでは、兄弟が狙ったのは頼朝という設定になっていました。7/1から開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示予定です。
左は今夏、太田記念美術館で開催の「浮世絵動物園」チラシデザインです。ご好評いただいておりますが、主役を務めるシャボン玉売りの猫は、右の歌川芳藤「しん板猫のあきんどづくし」に登場しています。作品詳細についてはこちらの記事→otakinen-museum.note.jp/n/nd7887956c329でご覧いただけます。
雨をとらえた作品をご紹介。雨の降るなか風呂へ向かう女性。左腕で抱えるのは身ぬぐいの浴衣です。風もあるようで、傘の柄を脇にしっかりとはさみ、肩にかけた手ぬぐいとその先に結んだ糠袋(ぬかぶくろ)はヒラヒラと揺れています。
雨をとらえた作品をご紹介。川瀬巴水「五月雨(荒川)」。女性は傘をさしていますが、雨はもうそれほどは降っていないようです。静けさの漂う荒川の水辺で、女性は舟のなかの男性と視線を交わしているのでしょうか。※現在展示していません。
原宿の太田記念美術館では7/1より「源平合戦から鎌倉へ」展を開催。歌川国芳や月岡芳年は武士たちの栄枯盛衰をいかに描いたのか?NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 やTVアニメ #平家物語 で再び注目を集める激動の時代を特集します→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。先週ご紹介した #曽我兄弟 の弟、曽我五郎時致を描いた、月岡芳年の「月百姿 雨後の山月 時致」。富士の巻狩りで敵討ちをしようという場面でした。狙った首は、工藤祐経か、それとも…。※現在展示しておりません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。末代まで語り継がれた曽我兄弟の敵討ちの一場面。曽我十郎が仁田忠常が剣を交えているところです。歌川国貞の「曽我兄弟十番切図」より。※現在展示しておりません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、富士の巻狩りを描いた浮世絵をご紹介。歌川貞秀の「冨士の裾野巻狩之図」。築いた山のてっぺんで陣取っているのが源頼朝でしょう。巻狩りの準備をするだけでも大変そうです。※現在展示しておりません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、富士の巻狩りを描いた浮世絵をご紹介。歌川貞秀の「冨士の裾野巻狩之図」。イノシシやシカ、ウサギやサルなど、想像以上にたくさんの動物たちが追い立てられています。※現在展示しておりません。
愛知県岡崎市を流れる矢作川にかかる矢作橋。上が北斎、下が広重ですが、よく比べてみると、橋の形がだいぶ違っていることが分かります。太田記念美術館の「北斎とライバルたち」展では、北斎と他の絵師たちの作品を比較しながら展示しています。6/26(日)まで。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/hok…
歌川広重の「菖蒲に白鷲」。爽やかな水辺の情景をとらえた1点ですが白鷺の羽根にご注目。「空摺(からずり)」と呼ばれる、絵具をつけずにへこませる技法で、羽根のボリューム感を表現しています。太田記念美術館で夏に開催の「浮世絵動物園」展にて展示予定です。
鬼界ヶ島にただ一人取り残され、遠ざかる船に向かって絶叫する俊寛。歌舞伎「俊寛(平家女護島)」でも有名なエピソードを、月岡芳年が臨場感たっぷりに描いています。7/1から開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で出品予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/gen…
犬に魚を盗まれる魚屋や、馬に乗っての旅。太田記念美術館が夏に開催する「浮世絵動物園」では、今では見られなくなった人と動物との関わりもご紹介いたします。
まるで江戸時代の人たちと一緒に富士山を眺めている感覚になる作品です。葛飾北斎の「冨嶽三十六景 五百らかん寺さざゐどう」。ほとんどの人がこちらに背中を向けていますが、富士山を楽しそうに眺めている気持ちが伝わってきます。太田記念美術館の「北斎とライバルたち」展に6/26まで展示中。
骸骨といえば河鍋暁斎。暁斎の描く骸骨たちは、みんなコミカルで楽しそうな動き。骨だけなのにとても生き生きとしている #ナゾすぎる 作品です。河鍋暁斎『暁斎鈍画』より。※現在展示していません。#キュレーターバトル twitter.com/jpsearch_go/st…
【他館展示情報】川崎浮世絵ギャラリー@Kawasaki_ukiyoeでは6/11(土)より「月岡芳年 新形三十六怪撰」展を開催。芳年の晩年の画業に注目し、「新形三十六怪撰」を前期・後期で一挙公開するほか、「月百姿」など選りすぐった作品を紹介。詳しくは美術館公式サイト→ukiyo-e.gallery
【他館展示情報】港区立郷土歴史館@minatorekishiでは7/16(土)より「“Life with ネコ”展」展を開催。ネコと人との関わりの歴史を、考古資料や文献資料、浮世絵などから探る。同時開催の「“うちのネコ”写真展」で展示するネコの写真を6/20まで公募中。詳しくは→minato-rekishi.com/exhibition/nek…
【他館展示情報】両国のすみだ北斎美術館@HokusaiMuseumでは6/21(火)より「北斎 百鬼見参」展を開催。錦絵「百物語」や版本などを通して、北斎がどのように鬼を表現してきたかに迫る。すみだ北斎美術館初公開となる貴重な北斎の肉筆画も展示。詳しくはhokusai-museum.jp/HyakkiKenzan/
6/9は月岡芳年の命日。月岡芳年が描いた「月百姿」より、源博雅と鬼の笛の話を描いた作品をご紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n6e63aa3fe315
本日6月9日は月岡芳年の命日。明治25年(1892)に亡くなりましたので、今年2022年は没後130年となります。芳年のお墓は専福寺というお寺(新宿区新宿6-20-9)にあり、新宿区指定史跡となっています。ただし現在の墓石は昭和48年に再建されたもの。日中のみ公開となっています。
本日6月9日は月岡芳年の命日。明治25年(1892)に亡くなりましたので、今年2022年は没後130年となります。亡くなった直後に門人の年景が描いた、芳年の肖像画(死絵)をご紹介します。芳年の辞世の句は「夜をこめて照まさりしか夏の月」。※現在展示していません。
本日6月9日は月岡芳年の命日。明治25年(1892)に亡くなりましたので、今年は没後130年となります。太田記念美術館で開催中の「北斎とライバルたち」展では、芳年が北斎の絵をリメイクしたという作品を紹介しています。左が芳年のリメイク、右が北斎のオリジナルです。6/26まで。ukiyoe-ota-muse.jp
浴衣を描いた近代(明治中期~昭和初期頃)の作品をご紹介。青の濃淡で染め出された文様が美しい1点です。梅雨空が続きますが、夏に向けた浴衣選びの参考にもいかがでしょうか。※現在展示していません。
曽我十郎の恋人・虎御前が大事にしていた石である虎子石。今週の #鎌倉殿の13人 にちらっと映るか楽しみにしているようです。 図は楊洲周延が描いた、虎御前と曽我の仇討の様子。7/1から開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示します。#虎子石 @f_museumbu
今週のNHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 は、いよいよ富士の巻狩りですが、曽我兄弟の仇討ちはどのように描かれるのでしょうか。実は太田記念美術館公式twitterのアイコンである虎子石は、曽我兄弟に関わりの深い石。詳しく記事をどうぞ! otakinen-museum.note.jp/n/n528cf1ecd94…