2019年に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展。図録を刊行していなかったのですが、このたびオンライン展覧会として復活しました。全展示作品の画像と解説を800円でご覧いただけます。おうち時間でゆっくりとご鑑賞するのはいかがでしょうか。詳しくは→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703
【他館展示情報】港区立郷土歴史館@minatorekishiでは7/16(日)~9/11(日)に「Life with ネコ」展を開催。ネコと人との関わりの歴史を、考古資料や文献資料、浮世絵などから探る。自慢の“うちのネコ”の写真も公募中。詳しくは→minato-rekishi.com/exhibition/nek…
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、可愛らしいアクリルキーホルダー。「にはかあめんぼう」「百ものがたり」「ぼんぼん」の全部で3種類。太田記念美術館の受付にて、各税込550円で販売しています。(制作はアダチ版画研究所@ukiyoe_adachi
緊急事態宣言の発令により、本日4/25(日)から太田記念美術館は臨時休館いたします。その間、心がなごむ浮世絵を随時ご紹介。月岡芳年の「月百姿」より、サルとウサギのお相撲。ウサギのお尻が可愛らしいですね。行司役の金太郎が優しそうな眼差しで見守っています。 #おうちで浮世絵
まだ16、7歳の有子(ありこ)という女性。身分違いの叶わぬ恋に絶望し、海に身を投げようとする場面です。悲しみで涙が止まらず、琵琶の演奏が続きません。波に反射する月の光が、よりせつなさを際立たせます。原宿の太田記念美術館で9/4より開催の「月岡芳年—血と妖艶」展・後期で展示します。
パッと見ただけでは分からない、木版画ならではのこだわり。右側の男性のスーツ、黒一色にしか見えませんが、光の角度を変えると、ご覧の通り。正面摺というツヤの出る技法で、服の形やシワを表現。富岡永洗の作品。太田記念美術館にて開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展で展示。
江戸時代のスイカはどのようにカットしていたのかというお話 #おうちで浮世絵|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n32d9eefff4df
浮世絵版画では、輪郭線を墨色で摺るのが普通ですが、鰭崎英朋のこちらの木版画では、女性の肌の線を薄いピンク色で摺ることで、肉感を出しています。まつ毛や眉毛、髪の毛を細く彫る彫師の技術にもご注目。本当に木版画なんです!太田記念美術館で現在開催している「鏑木清方と鰭崎英朋」展で展示中。
明日4/8は満月が大きく見えるスーパームーンになるそうです。満月の下で戦う牛若丸と弁慶。芳年らしい迫力ある構図が魅力的なこの作品は「月岡芳年 血と妖艶」展で展示しておりましたが、申し訳ないことに臨時休館に。芳年展、必ず再開催させますので、再びの登場をお待ちください。 #おうちで浮世絵
僧、安珍に恋した清姫。彼を執拗に追いかけるうちに蛇体となって日高川をわたり、ついには道成寺の鐘に逃げた安珍を焼き殺します。芳年が描く本作は川を渡りきったところでしょうか。恐ろしくもありますが、舞い散る桜が哀れを誘います。2022年1月開催「江戸の恋」にて展示予定です。
太田記念美術館は非常事態宣言のため臨時休館中。本日は憲法記念日ですので、政治に関する浮世絵をご紹介。「しんぱん猫の国かい」という明治の浮世絵。国会の様子を描いていますが、政治家たちは人間ではなくネコ。みんな一生懸命お仕事しています。おうち時間を浮世絵で楽しく。#おうちで浮世絵
江戸時代に疱瘡(ほうそう=天然痘)除けのお守りとなったのが、疱瘡絵という浮世絵。赤は魔除けの効果があるとされ、赤一色で摺られています。ミミズクは、丸い大きな目をしていることから、天然痘による失明の危険から守ってくれました。 疫病退散の浮世絵を紹介しています。#おうちで浮世絵
本日7/27は #スイカの日🍉ということで、江戸時代のスイカはどのようにカットしていたのかというお話をご紹介します。otakinen-museum.note.jp/n/n32d9eefff4df
猫たちが、料亭の2階で踊りのおさらい会をおこなっているところ。子猫が舞台の上で一生懸命踊っています。観客たちも「んまいんまい」と声援を送っています。私たちの世界でも、気兼ねなくライブが開催できるように早くなりたいものです。「太田記念美術館コレクション」展にて7/26(日)まで展示中。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作のアクリルキーホルダー。こちらは「ぼんぼん」。手にしているのは団扇ではなく網。口をぽかんと開けた表情がカワイイです。原画では手?をつないでいる所にご注目。太田記念美術館受付にて550円で販売。
首輪を付けられている猫。本当に嫌そうな顔をしていますが、女性の方はお構いなしです。歌川国貞の作品。太田記念美術館は緊急事態宣言のため臨時休館中。代わりに心がなごむ浮世絵をご紹介しています。#おうちで浮世絵
夜中に突然謎の黒い生き物に襲われた女性。髪の毛を噛み切られてしまいました。この化け物、ベルベットのような肌であったそうです。くまモンではありません。有料(800円)のオンライン展覧会「異世界への誘い」展にて紹介→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703 背景にある文字の翻刻も掲載しています。
寒い日はこたつが1番!そんな様子で飼い猫が暖かなこたつの上を陣取っています。よほど快適なのでしょう、その表情はとても幸せそうです。※現在展示していません。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作のアクリルキーホルダー。こちらは「ぼんぼん」。手にしているのは団扇ではなく網。口をぽかんと開けた表情がカワイイです。原画では手?をつないでいる所にご注目。太田記念美術館受付にて550円で販売。
本日6/15は鈴木春信の命日。春信は可愛らしい男女だけでなく、こんな猫の絵も描いています。猫の毛のふわふわな立体感を表現している「きめ出し」という技法にご注目。凹面の版木に載せて裏から圧力をかけることで、紙に凸面のふくらみを出す、エンボス加工の一種です。#春信忌 #おうちで浮世絵
本日8/12は満月ということで、どこか寂しげな狐を描く月岡芳年「月百姿 むさしのゝ月」をご紹介。湿気を帯びた夜の空気に包まれたその姿は、どこか幻想的です。太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(9/2-25)にて展示予定。
【グッズ紹介】歌川広重のネコを集めた可愛らしいシール。広重の『浮世画譜』を元にしています。税込330円。太田記念美術館の受付にて販売しています。「浮世絵動物園」展にお越しの際、ぜひ手に取って見て下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
本日6/9は月岡芳年の命日ということで、芳年の描いた少女と猫の絵をご紹介。タイトルに「うるさそう」とあるように、少女は騒ぎながら大好きな猫に抱きついています。猫も「やれやれ仕方ないな」といった表情。太田記念美術館監修『浮世絵動物園』(小学館)に掲載しています→amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E4%B…
頭はネズミですが、体はムキムキとした人間の姿をしています。まわしを締めて、これから相撲を取ろうとするところ。行司は大黒様です。はたしてどんな大一番となるのでしょうか。なお、まわしに書かれた「庚(かのえ)」の文字は、階級が浮かび出ている訳ではありません。※現在展示していません
「しまった!切りすぎちまった!」「勘弁してくれよ!」といった会話が聞こえてきそうな、床屋での一コマ。周りが指をさして笑っているところが、江戸っ子らしい陽気なところ。太田記念美術館は緊急事態宣言のため臨時休館中ですが、馬鹿馬鹿しい笑いはいつの時代にも欠かせません。 #おうちで浮世絵