若いカップルが鶏に何かを飲ませようとしていますが、実はお酒。日が昇るのが早くなってきた初夏、恋人たちは夜の逢瀬の時間を少しでも長くしようと、鶏を酔わせて、朝に鳴かせないようにしています。鶏の目つきは、その企みに気が付いているのか…。鈴木春信の作品です。 #おうちで浮世絵
河鍋暁斎の『暁斎画談 内篇』より。人間の裸体を墨の線で、まとっている和服を朱の線で示しています。裸体の動きを把握することで、より躍動感ある人間の動きを表現できるという暁斎の教え。「太田記念美術館コレクション展」で7/26まで展示中。現在、館内は空いております。
巨大な鯰につかみかかろうとする猫たち。セリフには「たいそうななまづだねえ。うまそうだよ」ともあり、猫たちは食べてしまおうという算段のようです。「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」の後期展(4/29~5/28)にて展示いたします。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
三代歌川広重が描いたとされる画稿。頭が鳥、体が人間の鳥人間です。左の鳥はスーツ姿にネクタイと帽子。右のオウムはコートを羽織り、手には洋傘とカバン。左の鳥がオウムのコートの裾をちょっと掴んでいるのが、なごむポイントです。「太田記念美術館コレクション展」にて本日7/26まで展示。
太田記念美術館は臨時休館中。今後の予定は現在検討しています。疲れた心がちょっとなごむ浮世絵をご紹介。三代歌川広重による、頭が鳥、体が人間の、モダンな紳士の鳥人たち。左のハト?はスーツにネクタイ。右のオウムのコートの裾をちょっと掴んでいます。二羽の関係はいったい…?#おうちで浮世絵
【グッズ紹介】おうちの安全を守るために合体した十二支が、可愛いらしいぬいぐるみになりました。製作はフェリシモミュージアム部@f_museumbu。美術館受付にて税込2,530円で販売中です。浮世絵の実物が「浮世絵動物園」展にて9/25まで展示していますので、ぜひ比べてみて下さい。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 に登場した上総広常。実は、玉藻前という美女に化けて鳥羽上皇をたぶらかした九尾の狐の伝説とつながりがあります。上総広常は千葉常胤と三浦義明と協力し、下野国の那須で九尾の狐を退治するのです。画像は楊洲周延の「東絵昼夜競」より。※現在展示しておりません。
頭はネズミですが、体はムキムキとした人間の姿をしています。まわしを締めて、これから相撲を取ろうとするところ。行司は大黒様です。はたしてどんな大一番となるのでしょうか。 #キュレーターバトル #ヘンな生きもの ※現在展示していません
このタコの武将の名前は、蛸入道八足(たこにゅうどうやつあし)。なぜか口から小さなタコたちを、まるでビームのように敵に向かって吐き出しています。魚と野菜の戦いを描いた歌川広景の戯画。「太田記念美術館コレクション」展にて次の日曜日、7/26まで展示中。密にならない環境でご鑑賞できます。
原宿の太田記念美術館では2022年7月30から「浮世絵動物園」を開催いたします。チラシデザインをご紹介。かわいい!おもしろい!ちょっとヘン!?虎子石から舶来の象まで、浮世絵の豊かな動物表現が満載です。どうぞお楽しみに。
緊急事態宣言により、明日4/25(日)から太田記念美術館は臨時休館します。美術館や博物館だけでなく、音楽、演劇、演芸の他、各種イベントが中止になり、心を痛めている方も多いかと思います。ちょっとでもクスッと笑ってもらうため、手拭を被って踊る、歌川国芳の猫又をご紹介します。#おうちで浮世絵
江戸時代に流行った善玉と悪玉。心の中の天使と悪魔のようなキャラクターです。中央の優柔不断な男が、遊廓に行きたくて葛藤している様子ですが、悪玉が完全に優勢になっています。太田記念美術館のオンライン展覧会「江戸の敗者たち」で展示中。 otakinen-museum.note.jp/n/nfcb91126c653 #おうちで浮世絵
浮世絵のネコたちも、うちで踊ろう #おうちで浮世絵
スサノオの蒲焼屋。食材はウナギではなくヤマタノオロチになっているところにご注目。さばいているのは天羽々斬で、調理中に天叢雲剣が出てくるのでしょうか。後ろでヤマタノオロチを焼いているのはクシナダヒメです。「太田記念美術館コレクション展」にて7/26まで展示しています。
国芳、芳年の系譜に連なる鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)。大正の女性たちを感情豊かに描写しました。頬に手をあてた、物憂げな表情。もちろん木版画です。江戸や明治の浮世絵とはまた違った魅力を放ちます。太田記念美術館で現在開催している「鏑木清方と鰭崎英朋―近代文学を彩る口絵」展で展示中。
河鍋暁斎による猫の写生。猫たちの表情を豊かに捉えています。暁斎が幼い頃に学んだ歌川国芳は猫好きで有名ですが、暁斎はどうだったのでしょう。太田記念美術館で開催する「河鍋暁斎 躍動する絵本」展の後期(11/27~12/19)に展示予定です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kyo…
明治のチリメン本。人身御供を要求する化け物をしっぺい太郎という犬が退治する昔話を英訳したもの。化け猫たちが「しっぺい太郎にいうな、語るな」と歌ったりする場面です。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。
葛飾北斎が描いた、可愛らしいウサギをご紹介。『三体画譜』という絵本です。3匹のウサギたちが、書の書体である真・行・草になぞらえて、それぞれ異なるタッチで描かれています。どのウサギがお好みですか?#おうちで浮世絵 (※この作品は現在展示されておりません)
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。月岡芳年による畠山重忠の最期の場面。二俣川の戦いで全身に矢を受けた、痛ましい姿が描かれています。義時の大軍と潔く戦い、その名を歴史に刻みました。オンライン展覧会「源平合戦から鎌倉へ」で有料配信中→otakinen-museum.note.jp/n/nc2f06b3be01a
洋装を取り入れた姿で描かれるのは、頭が鳥、体が人間の鳥人間。見つめ合う姿もちょっと気になる三代歌川広重作とされる作品です。太田記念美術館「浮世絵動物園」にて8/28(日)まで展示中。
猫もおうちにいるようです。歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」より。吉原遊廓の花魁の部屋にいる猫。おとなしく座って、じっと窓の外をみつめています。#StayAtHome #おうちで浮世絵
【グッズ紹介】蕎麦をかぶってしまった猫のアクリルスタンドです。店員に蕎麦の入った蒸籠を頭から落とされてしまい「たいへん、たいへん」と慌てている様子。「江戸にゃんこ」展は終了しましたが、引き続き太田記念美術館受付にて販売しています。税込600円。
太田記念美術館は緊急事態宣言のため臨時休館中。代わりに心がなごむ浮世絵をご紹介しています。こちらは歌川国芳による、体が人間の姿となったスズメたち。中央の男性のスズメを引き留めようとする2匹の女性のスズメたち。右側のスズメの満面の笑みにご注目です。#おうちで浮世絵
頭が燕、体が人間。つば九郎のご先祖様でしょうか。黒い腹掛けと股引という衣装から察するに、鳶(とび)の仕事をしているよう。かなりたくましい上腕二頭筋です。プロ野球の無観客試合が一日も早く終わることを願って。 #おうちで浮世絵
飼い猫が可愛くて仕方がない様子の女性に向けられた、猫のクールな眼差し。太田記念美術館「浮世絵動物園」(7/30-9/25)では、江戸時代も人気だった猫たちと、ともに暮らす人々の様子もご覧いただけます。