タケダ1967(@takeda1967)さんの人気ツイート(古い順)

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第二期ウルトラシリーズのシリーズ途中での方針転換ってファンにはあまり歓迎されてないけど,帰りマンで坂田兄弟死んだり毎週怪獣&星人が2体出るようになってからの視聴率って上がってるし,エースで南夕子が降板してからもちょっぴり視聴率上がってんですよね。実は局的にはテコ入れに成功してるの。
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内山先生が画期的だったのは(今でいう)ユニバース目線をウルトラに入れたことですよ。円谷ってその辺適当だったからウルトラマンキングなんか後に残すつもりなかったと思うんすよ。セブン上司と同じで。だからジャッカル編でキングが一族の長みたいに出てきて凄く驚いたよ。そこちゃんとやるんだ!と。
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セブンの生死不明時期ってかなり長くてその間,皆勝手な設定作るんすよね。でもウルトラアイがなくて変身不能状態で宇宙空間で行方不明だから無理があって。特に「心臓だけ見つかって…」とかホラーだよ。この方法で蘇生しても出来上がるのはクローンの他人だよなー。成功してもセブンの記憶ないでしょ
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何故急に内山ウルトラの話をしてたかというと今日これが発売だったからなのさー。気持ちを盛り上げていたのさー。今回の単行本でついに全部綺麗に未収録なしです。「これどうやったら読めるんですか?」と訊かれる回数No.1の小学五年生連載版タロウついに全収録ですよ。俺に訊かれてもわからんちゅーに
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シンマンってもっとオリジナルを神棚に上げて「元々そういうもんだから」で思考停止する感じになると予想してたんだけど。好き過ぎる人が作るとそうなるじゃん。それが「そこ真面目に突っ込むの?」くらい変えてた。だから元のウルトラマンと大体同じみたいな感想が新鮮で。あんなに変えてもそうなの?と
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僕は原点回帰って大変危険なコンセプトだと常々思っていて。何故かというと作り手が思考停止することを正当化できちゃうから。そこ考えろよって部分を自然放棄というか。そもそも原点って何をもって原点とするの?っていう。社会構造も時代で絶対変化してるのに同じもの出しても原点にならないじゃん。
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そういう意味ではシンマンは相当根性入ってたと思いますよ。神棚に上げてるようで実は上げてないというか。ハハーッ!って思考停止してなかった。また「変える」って,細部を変えるのと構造を変えるのとは別じゃないですか。僕から見ると構造まで変えてたから予想してたより全然根性入ったリメイクでした
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成功してる部分としてない部分はあるんだけどそこは勝負した結果なので。少なくとも「ここが似てる/似てない」とかしょうもない部分ではないので。特に今は変えることが嫌われる時代じゃないすか。昔より観客がナイーブだから。そこを真正面から勝負してた。なので語るに値するってやつですよ(偉そう)
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初代ウルトラマンの本当の姿はあの赤い玉で、事故でぶつかったビートルとハヤタの姿が混じってああいうフォルムになったんだとよく言われるじゃないですか。ベムラーも護送中の宇宙凶悪犯っていうけど「あの恰好でどんな犯罪を?」とよく突っ込まれるけどあれも湖底の生物と青い玉が融合したんだろうね
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樋口さん庵野さん辺りが手がけるウルトラマンだともう見る前に「スプーン掲げて変身する中途半端なパロディとかドヤ顔でやりだしたらどうしよう」みたいな余計な心配する必要なくていいよな。そういう心配しちゃうんだよ我々ウルトラファンは。大変なんだよ(大変じゃない)
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「これはウルトラマンを見てない人が観ても大丈夫な作品です。むしろそういう人向きです」ってそりゃ結構な話なんだけどさ。それはそれとして!初代マンのリメイクなんて小姑みたいに待ち構えるめんどくさいファン対策もしなきゃならんわけで。そういうリテラシーも要求されるから作る人大変だと思うよ
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何故クリエイターがそんなめんどくさいファンの目を気にする必要があるのか?作り手は必要以上に気にしなくてよくない?…それは作ってる樋口さん庵野さんがまさにそのめんどくさいファンだったから。一手でも間違えると「あーもう,ウルトラマンのことが全然わかってねえよ」と言う側の人だったからですw
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樋口さんと庵野さんの蘊蓄話だとこのDVDが面白いよ。オーディオコメンタリーであの二人が延々楽しそうに円谷作品の無駄話してるから。あの人たち自分の作品より他人の作品のコメントの方が楽しそうなんだもの。これたしか今はセットの廉価盤が出てたんじゃなかったかな。
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(初代ウルトラマンの)メフィラス星人て「子供一人にOK貰ったら『地球頂きます』と解釈って無理あり過ぎだろう」とずっと思ってたけどもしかして彼らは個体/集合体の区別がない生命体なのかもしれないね。意識が共有されてるとかさ。
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初代マンの宇宙人ってなんか勘違い地球文化みたいなところがあって面白いよな。まさに異文化コミュニケーションというか。一応彼ら的には地球人に合わせてるつもりなんだけど噛み合ってないの。
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庵野さんたちって昔から延々と引用芸をやっててそれが気に入らなくてあれはただのパクリだって人もいるけどあれはリスペクト芸だよね。自分は元の価値を正しく理解してますよ。こういうことですよね?ここですよね?っていう芸。だから価値の剽窃とか引用元のチョイスミスと言われるのは一番嫌なはずで。
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自作の映像化に関して石森先生は「TV向きの面白さと漫画向きの面白さは違う」と終生言ってたし藤子先生はずっと「映像に関して僕らは素人なので餅は餅屋」って言ってて、言い方は違うけど両先生とも口突っ込み過ぎるとあまり上手くいかないと思ってた感じよね。
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日本TV特撮の分岐点ってSFアンソロジー企画だったウルトラQが怪獣モノに路線変更したことじゃないすか。でも俺が思うに本当の分水嶺はQが怪獣路線になると決まった際、それまでシナリオ参加予定だったSF作家陣がほぼ全員降りたことだと思うのね。あそこでSF作家が降りてなかったら別の未来があったよな
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たしかにSF作家陣が降りても金城さんには類まれなSFセンスがあったから作品は実際ちゃんと成立したわけだけど。でも俺はSF作家の才能を信じてるので。TVマンの軽薄さ,フットワークの軽さとSF作家のピュアさが合わさってたら何かより素晴らしいことが起きてた気がするんですよ。もしくは大喧嘩で大失敗w
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「大人の鑑賞に堪える作品」という有名な言葉があるじゃん。特撮ファンが凄く嫌うデリケートな言葉。そこにピリピリするのもわかるんだけどさ。感情論は一旦置いといて、そもそも何故そういう概念が出てきたのかを考えてみると日本のTV特撮がティーン層より上の取り込みに苦戦してきたからだと思うのね
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そこがアニメと特撮の差だった気がして。日本のTV特撮がティーン層以上を取り込むにはどうすればよかったのだろうか,とか考えるわけ。特撮プロダクション主導だとどうしても見世物小屋感覚になってしまうからなのか?それとも宇宙戦艦ヤマトに値するような特撮作品が1本あれば状況は変わってたのか?とか
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特撮番組の改造実写カーで最も出番が多いのってポインターだと思ってたけど実はライジンゴーじゃないのかな。改造車って取り扱い難しくてすぐ出なくなるのにイナズマンのライジンゴー最後まで出てたよ。怪我した人とか助けるのに「さあ僕の車に乗って」とか普通に。うっ,この顔の形の車に?!と思うけどw
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最近イナズマンを見返したら結構面白くて。写真を撮ると対象物に化けられる怪人が出てきて渡五郎の偽物を作ろうとするんだけどさ。律義に三面図の写真を3方向から撮らないと偽物になれないの。3Dプリンタかよ!面白過ぎる。そしてそういうイケてる回の脚本はやっぱり上原正三なんですよ。さすがだよなー
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梶原一騎原作と出﨑統演出の一番の違いって社会的上昇志向があるかだよな。梶原先生は成り上がることへの渇望があるんだよ。少年向だと抑えられるしちば先生の筆も入るからマイルドにはなるんだけどこういうシーンがポロッと入る。見たか世の中!みたいな。そして出﨑さんはこういう部分必ずカットする
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出﨑さんは世の中からどう見られるとかポジションが上がったとかに気を取られるのは純度が下がると思ってんだよね。ジョー2で調子悪い時のジョーが「チャンピオンへの道が開けた」とかうっかり言うと即座に葉子に「ふーん…矢吹君はチャンピオンになりたいんだ」みたいに冷たい目で言われちゃうという