タケダ1967(@takeda1967)さんの人気ツイート(古い順)

76
あしたのジョーはどこにも所属してない何者でもない人間の物語ってのがポイントだよな。とにかく登場人物に親や兄弟がほぼ出てこないし高邁な理想もない。何者でもない持たざる者が親のためでも正義のためでもなくじゃあどうすんの?って話だから。そこであしたのためにってフレーズだもん。刺さるよな
77
あしたのジョーって基本的に心情台詞の少ない漫画でカーロスなんかも帰国するまで心情吐露描写はほぼなくて何考えてんだかわかんないんだけど、パンチドランカーの痴呆状態になって初めて心がだだ洩れになったら実はジョーのことしか覚えてなかったってもう乙女だよね。梶原さんは野蛮人でロマンチスト
78
世界三大オチを表紙にするな作品
79
我々ウルトラセブン特捜班は「恐怖の超猿人」のロケ地である愛知県犬山市の日本モンキーセンターへと調査に飛んだ!(日本中わりとどこにでも行く人)。半世紀前の標本が今でもそのまま飾られてたりするよ。 #ウルトラセブン
80
日本人がなんとなくアデュー!とか使ってフランス人にギョッとされるのって昔の少女漫画が原因だよね(アデューは「じゃあまたね」ではなく「永遠にさよなら」的なニュアンスだそうな)。俺も大人になるまでこういう感じで気軽に使う言葉だとずっと思ってたよ。
81
日本人がよく使う二大フランス語 ・アデュー ・ザンス
82
我々ウルトラセブン特捜班はメトロン星人の怪しい車を追って「狙われた街」のロケ地である川崎市へと向かった。そして当時の風景が跡形もなくなり過ぎな件。ここで合ってる…はず。この辺昔は貯木場だったみたいですね。 ←1967年/2022年→
83
この本、戦後興行裏面史検証本として大変面白く読んだけど中でも沢村忠の試合が真剣勝負ではないのは皆薄々知ってたのに関係者で梶原一騎だけがリアルだと信じてて裏事情を知ったら憤慨して沢村と距離を取って漫画連載も辞めたってのが驚いたな。梶原さん仕掛けてた側じゃなかったんかーい。ピュアかよ
84
プロフィールに「毒舌家。誤解されることも多いけれど~」とか書いちゃう人って絶対誤解されてないと思う。
85
〔シン・仮面ライダーで再現されると思うシーン〕 ・崖から変な方向に関節が折れ曲がりながら落ちる人形 ・戦闘中に怪人とライダーが一緒にジャンプすると別の場所にそのまま着地 ・ビーカーに黄色い液体が入って煙が出てる謎の研究室 ・部屋の照明が青暗くなっておどろおどろしいBGMになると怪人登場
86
シンゴジって前半あれだけリアル進行なのに後半ユルユルになってくのも面白いよな。一旦観客を信用させちゃえば大概OKなんだなと。在来線爆弾ってゴジラが線路横切らなかったらどうすんの?とか凝固剤流し込み作戦とかゴジラ上向きに倒れなかったらどうすんの?とかガバガバだけど見てる間は気にならない
87
あの作戦実行の辺り,珍しくウェット演出になるから作戦ヘボなの気にならないんすよね。目の前で特攻隊みたいに人が死んでくのを矢口が目をギュッと閉じて無慈悲に次投入!って決断するとこ。ずっとドライ演出だったのをあそこでグッとくるように仕向けるから作戦のボンクラ度が頭からそらされる。上手い
88
セブン上司、デザインがウルトラセブンと全く同じだからゾフィーみたいに再登場できなかったみたいに言われる説があるけどさ。正面からのカットしかなかったんだから背中側のデザインをガラッと変えて「最初から別デザインですが何か?」みたいにしれっと再登場とかできなかったのかな。
89
ウルトラマンは後から公式が名前や設定を変えたりするとファンサイドからめっちゃ怒られますが、一番可哀想なのは名前変えてもうんともすんとも言われずに「あれ?最初からそういう名前じゃなかった?」みたいな扱いのウルトラウーマンベスだと思うのです。改名したときほぼノー反応でしたよこの人。
90
帰ってきたウルトラマン19話「宇宙から来た透明大怪獣」で透明怪獣サータンの影が映った新宿西口の建物(京王百貨店のビル)はほぼ同じまま2022年の今も現存しているのです。この再現性の高さよ。
91
ウルトラQ「地底超特急西へ」でイナズマ号が発着する駅のロケ地はなんと有楽町交通会館の建物の中なのです。別に駅でもなんでもないの。通路を合成で駅に見立ててる。実際の駅ホームでの撮影が難しかったのもあるでしょうがこの場所,吹き抜けっぽい2Fへの踊り場があるので上から撮りたかったのかなーと
92
ちなみにその2Fの踊り場も何カットか「地底超特急西へ」で撮影に使われてます。飯島さんは効率よく撮影を進めるやり手監督だから。テキパキと如才なくネ!(という勝手な印象)
93
のび太のママはナチュラルに窓から物を捨てすぎ
94
藤子F先生の世界でパーマの大学生というのはいけ好かない憎むべき存在として描かれるんだけどスネ吉兄さんだけは敵役でありながらどこかしら作者から愛されてる感じがするのは多分モテの匂いが微塵もないからなんだろうね。カウンタック買ってまずやるのが従兄弟の小学生に見せに来ることだもんなー。
95
ドラえもんってリアリティラインが大切な漫画であくまで子供の世界の話なんですよね。大人側も本気でこちらには深く絡んでこないルール。でもスネ吉兄さんだけは子供側に半分足を踏み込んでくる。「あの不思議な力を持ったロボット…」という台詞ひとつでこちら側にラインを踏み越えてくる。見事だよね
96
つまりスネ吉兄さんだけはドラえもんを「不思議なロボット」としてちゃんと認識してるのね。不条理な存在としてではなくちゃんと不思議なテクノロジーとして。またこのコマがディテール細かくて特に万力があるのが効いてるんですよ。このコマを境にリアルな世界側からドラの世界側に橋渡しされるわけで
97
子供世界から一般社会への橋渡しってF先生も凄く気を遣ってて。魔美ちゃんのお母さんが新聞社勤めなのも本来それが目的だと思うのね。こういう風に。でもやっぱ情報の伝達利便性だけだと話弾まないのよね。どこかに稚気がないと。そこでスネ吉兄さんですよ。能力と稚気を兼ね備えた理想のモテない兄貴w
98
魔美みたく社会派ネタを扱う作品は情報ルートがないと先々困るなという新聞社勤め設定なんだろけど多分F先生も連載初期段階で少し都合良すぎるな…と思ったんだろね。やはり同じ情報に触れるでも魔美が地下道でホームレス見て「あの人たち何?」と素で訊いちゃうとか肌感覚から社会との接点を作らないと
99
昭和のウルトラシリーズはM87星雲をM78星雲に誤植したまま定着したと思ったら急にまたM87星雲って間違えてみたり、突然帰ってきたウルトラマンをウルトラ5番目の兄弟とか言ってみたり相当アバウトなのです。そういうものなの。おおらかに見よう。
100
F先生の文章でこれ好きなんすよ。ポイントは「理否は問いません」ってとこ。客観性の作家であるF先生がこれを言っちゃうのがイイ。利口な人間が「俺たちは悪くない」の理屈を捻り出し始めるとすぐ自家中毒になることを熟知してる。だからあえてカタルシスを得るためと言い切る。そして後に引っぱるなと