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僕はシンウルトラマンでカラータイマーを排除した事に「素晴しい!これぞ成田亨のイメージした真のウルトラマンの姿だ」とか皆言うけどそれ以外のネロンガやガボラを豪快にアレンジしてる件はスルーしてるのあれっ?って思う(笑。怪獣デザインをいじられるの成田さん怒ってたじゃーん
#勝手に先回り心配
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意外に思うだろうけど石森先生って昔は自作のTV化作品に文句タラタラだったんですよ(笑。「TVの原作料なんかあれは原作汚し料金だ」とか「僕が大自然の使者として作ったはずのライダーはブラウン管で只の強者になってしまった」とか。でもさー。石森先生の気に入らなかった部分が大ヒットの要因かもよ?
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伊上さんがメインになった時点で明らかに石森先生とは資質が違うのでまずここで当初の企画と乖離があると思うのね。だからよく言う「石森先生の描いた原点に立ち返って」って絶対ズレがあると思うんすよ。原点ってそれどこをもって原点としてます?ヒットした仮面ライダーの原点だったら多分違うよ?って
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でもそこが良かったと思うんすよ。市川&上原さんが降りなかったら悲哀をテーマにもっとちゃんとしたものができてたと思うの。石森先生ともウマが合ってさ。そしてその作品はマイナーな良作としてヒットしなかった気がするw。伊上さんがメインになった時点で悲しみ要素が全部娯楽に転換されたのが分岐点
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仮面ライダーって元々は上原さんと市川さんと伊上さんの3人脚本家体制で企画が進んでたんすよね。中でも元ナチの組織が市民を洗脳する設定に上原&市川氏が入れ込んで,伊上さんだけは引いてたとか(テーマとか興味薄いから)。結果的に伊上さん以外の乗り気のお二人は帰りマンに引き抜かれちゃうんだけど
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イナズマンなんか当時的には鉄板企画なんすよ。ゴージャスに二段変身。少年ライダー隊をパワーアップさせて少年同盟はコスチュームも基地も用意。乗り物も用意してカーアクションも空中戦もOK。流行のオカルトや超能力をテーマにとにかく全盛り。でも趣向を凝らすことが必ずしもプラスにならない不思議
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だから最初の仮面ライダーの面白さの根拠を詰めずに神格化して「素晴らしいから素晴らしいんだ。最高なんだ。神聖な存在だ」で思考停止してシン仮面ライダーで再現すると最悪のケースでは日本中の劇場でゴージャスな仮面ノリダーが上映されちゃうと思うのね。いや…そりゃそうなるよね!みたいな惨事に
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当時の資料とか見ると大野剣友会なんかは元々剣劇が本職だからチャンバラモノならもっと凄いのできるのにと思ってて石森先生も時代劇好きだから変身忍者嵐なんかは大変な意気込みなんですよね。今度のはもっと凄いの作るぞって。でもちゃんと作ったらより面白くなるのかというと不思議とそうはならない
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よくわかんないけど面白い。ちゃんとしてないけど何故か面白い。それが昭和ライダー。だからシン仮面ライダーは難易度高いと思う。原点を見つめるいうてもそもそも面白さの根拠から解体しないと面白くならないと思う。ウルトラマンは元が普通に面白いからシンウルトラマン面白くなりそうなのわかるけど
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昭和仮面ライダーって面白さの根拠があまり検証されなかったと思うんすよ。労働争議で大騒ぎの中,急場しのぎで作ったらなんか大ヒットした。じゃもっとお金かけたり原作者が関わったりアクションチーム主導にしたりちゃんと作れば凄いヒットするんじゃ?と次々後続作作ったけどそうはならなかったわけで
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今週のMXの仮面ライダーV3の脚本いつもにもまして凄い。浄水場にミイラビールスが混入されてマンション中の人がミイラにされて血清を作れる田口博士を探す話だったのに途中から博士の話どっかにいったまま怪人倒して終わり!ちょっと!マンションのミイラ化した人たちは?田口博士出てこなかったよ?凄いな
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昭和のウルトラシリーズはM87星雲をM78星雲に誤植したまま定着したと思ったら急にまたM87星雲って間違えてみたり、突然帰ってきたウルトラマンをウルトラ5番目の兄弟とか言ってみたり相当アバウトなのです。そういうものなの。おおらかに見よう。
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つまりスネ吉兄さんだけはドラえもんを「不思議なロボット」としてちゃんと認識してるのね。不条理な存在としてではなくちゃんと不思議なテクノロジーとして。またこのコマがディテール細かくて特に万力があるのが効いてるんですよ。このコマを境にリアルな世界側からドラの世界側に橋渡しされるわけで
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セブン上司、デザインがウルトラセブンと全く同じだからゾフィーみたいに再登場できなかったみたいに言われる説があるけどさ。正面からのカットしかなかったんだから背中側のデザインをガラッと変えて「最初から別デザインですが何か?」みたいにしれっと再登場とかできなかったのかな。
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あの作戦実行の辺り,珍しくウェット演出になるから作戦ヘボなの気にならないんすよね。目の前で特攻隊みたいに人が死んでくのを矢口が目をギュッと閉じて無慈悲に次投入!って決断するとこ。ずっとドライ演出だったのをあそこでグッとくるように仕向けるから作戦のボンクラ度が頭からそらされる。上手い