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第二期ウルトラシリーズのシリーズ途中での方針転換ってファンにはあまり歓迎されてないけど,帰りマンで坂田兄弟死んだり毎週怪獣&星人が2体出るようになってからの視聴率って上がってるし,エースで南夕子が降板してからもちょっぴり視聴率上がってんですよね。実は局的にはテコ入れに成功してるの。
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そりゃそう言えるよねー、今はね。でもそう言えない時代があったんですよ(ジャンル自体混沌としてた大昔は別よ)。もっと地位が低かった時代が。その時代に「普通の大人が見ても普通に面白がれる特撮映画というのは可能なのか?」という試行錯誤があったんですよ。特撮映画の地位向上という意味含め。
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こういうテイストはシリーズが続いて設定を詰めたり「結局彼らの目的と着地点はどこなわけ?」「それ矛盾してませんか?」とか突っ込みポイントを潰してくとどうしても消えていっちゃうんすよね。その矛盾してそうな得体のしれなさが宇宙人ぽいポイントなんじゃーんとかは通らなくなっていくのですきっと
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初代ウルトラマン宇宙人独特のあのよくわかんないイイ感じは決め込まない手探りでの作りがたまたま良く作用した黎明期ならではのものなんだろうなー。
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ザラブ星人が惑星を渡り歩いて侵略してるのってミツバチが蜜を集めてる本能みたいなもんだと思うんだよ。あれは害意とか悪意じゃなくそういうものだと思ってんだよね。「え?仕事ですが。それが何か?」くらいの感じだよ彼ら。侵略して得したとか資源をこう使ってやろうとかそういうの全く興味ないっぽい
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この漫画は当時読んだときより時代が経ってからの方が驚いたな。なんせPhotoshopにレイヤーが導入されたのが1994年だし。端子が共通でアタッチメントになるとかUIも必要なときに必要最小限のものだけ表示される方が視認性がいいとかさ。後から「そういやF先生のあの漫画で…」と何度も思い返す事になる
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特撮作品の三大取り扱い注意ワード
・大人の鑑賞に堪える特撮
・特撮冬の時代
・〇〇先生が天国で泣いている
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あの作戦実行の辺り,珍しくウェット演出になるから作戦ヘボなの気にならないんすよね。目の前で特攻隊みたいに人が死んでくのを矢口が目をギュッと閉じて無慈悲に次投入!って決断するとこ。ずっとドライ演出だったのをあそこでグッとくるように仕向けるから作戦のボンクラ度が頭からそらされる。上手い
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シン・仮面ライダー,オリジナルの伊上勝の独特の作劇法を再現してたのが凄かったな。昭和ライダーの作劇って異常で。「よし〇〇に行こう!」っていう次のシーンでいきなりそこにいたりする。移動シーンを極端に削る。どうやって辿り着いたかを描かずに目的地にもういる。それを全編再現。えっそこ~?(笑
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我々ウルトラセブン特捜班は「恐怖の超猿人」のロケ地である愛知県犬山市の日本モンキーセンターへと調査に飛んだ!(日本中わりとどこにでも行く人)。半世紀前の標本が今でもそのまま飾られてたりするよ。
#ウルトラセブン
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この当時出始めだったライトペン(モニターを触って操作できるペン)を使ったことあるけどもう使いにくくて(笑。反応は遅いし精度は超悪いし。キーボードで指定した方が絶対早い!って思っちゃったよ。というかこの時はまだPCにマウスがついてなかったのです。アナログで操作するって発想がなかったんすよ
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出﨑さんは世の中からどう見られるとかポジションが上がったとかに気を取られるのは純度が下がると思ってんだよね。ジョー2で調子悪い時のジョーが「チャンピオンへの道が開けた」とかうっかり言うと即座に葉子に「ふーん…矢吹君はチャンピオンになりたいんだ」みたいに冷たい目で言われちゃうという
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