ちくま学芸文庫(@ChikumaGakugei)さんの人気ツイート(リツイート順)

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【新刊情報】S・ワインバーグ著、岡村浩訳『ワインバーグ量子力学講義』上・下…ノーベル物理学賞受賞者が後世に贈る、晩年の名講義。量子力学によってどんな発見があり、どんな課題が残されているのか。歴史的叙述から最前線の話題まで含む、高い評価を得た新しい教科書。本邦初訳の文庫オリジナル!
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【新刊情報】アンドレ・ルロワ=グーラン著(対話者:クロード=アンリ・ロケ)、蔵持不三也訳『世界の根源:先史絵画・神話・記号』…人間、動物、社会の進化に迫った先史学者ルロワ=グーラン。半生を回顧しつつ、人類学・歴史学・博物館の方向性、言語・記号論・身体技法などを縦横無尽に論じる。
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昨夜のNHK #100分de名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』で、岸政彦さんがポール・ウィリス『ハマータウンの野郎ども』をご紹介くださいました。イギリスの学校で「落ちこぼれ」とされる《野郎ども》のしたたかな反抗。労働階級の文化が格差を再生産してしまう逆説的な構造とは?こちらも必読です!
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【刊行一覧】ちくま学芸文庫は今日で2022年の仕事納めです。今年は創刊30周年!『リヴァイアサン』や『科学と仮説』などの新訳、名参考書発展編『現代文解釈の方法』の復刊から、ベンサムの名著完訳や『琉球の富』をはじめとしたオリジナル企画も含む計62冊を刊行しました。本年もお世話になりました!
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【新刊情報】桜井徳太郎『民間信仰』…妖怪・魔物や、疫病をつかさどるハヤリ神、さらには正月行事や農耕年中行事など、民衆の日常生活に沈殿した信仰の数々。その正体とは何か。柳田門下最後の民俗学者が、日本人の暮らしの奥に潜むものを活写し、その精神的伝統へと踏み込んだ名著。解説:岩本通弥
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【新刊情報】A・J・エイヤー著、吉田夏彦訳『言語・真理・論理』…ナンセンスな形而上学を追放し、〈分析的な文〉か〈経験によって検証できる文〉のみを哲学的に有意義な命題として扱おう。過激で鮮やかな主張をひっさげて、20世紀の哲学史に大きな影響を与えた論理実証主義の代表作。解説 青山拓央
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3月刊出来!10日頃刊行です。 A・アインシュタイン著、渡辺正訳『アインシュタイン回顧録』 N・コーン著、山本通訳『新版 魔女狩りの社会史』 スキデルスキー父子著、村井章子訳『じゅうぶん豊かで、貧しい社会』 隈研吾『新・建築入門』 福島真人『学習の生態学』 山上浩嗣『モンテーニュ入門講義』
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【新刊情報】クロード・レヴィ=ストロース著、山口昌男・渡辺守章・渡辺公三訳『仮面の道』…アメリカ北西海岸の諸民族が伝承してきた仮面。そこに折り重なった意味内容とコードの体系を構造人類学の視点からあざやかに解きほぐす。原書最新版で増補された「三つの小さな旅」を新たに訳出した完全版。
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【新刊情報】チャールズ・テイラー著、田中智彦訳『〈ほんもの〉という倫理 近代とその不安』…個人主義や道具的理性がもたらす近代の三つの不安。それに抗するには「〈ほんもの〉という倫理」の回復こそが必要だ。現代を代表する政治哲学者が、その思考のエッセンスを凝縮した名講義。 解説 宇野重規
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【新刊情報】ティモシー・スナイダー著、布施由紀子訳『ブラッドランド:ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』上・下…ウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、バルト三国。西側諸国とロシアに挟まれた地で起こった未曾有の惨劇。その知られざる全貌を暴いた世界的ベストセラー。新版あとがきを付す。
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【新刊情報】ジャン=マリー・ドムナック著、小出峻訳『政治宣伝』…ナチス・ドイツ占領期のフランス、プロパガンダが最も強力であった時代に青年期を過ごした著者は、民主主義のためにこそ宣伝が必要だと説く──。プロパガンダの諸定則を示し、その功罪を簡明に説いた名著。解説 川口茂雄
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【新刊情報】蓮實重彦『ゴダール革命〔増補決定版〕』…「失敗の成功」を反復し続けたゴダール。最初の長編『勝手にしやがれ』から遺作『イメージの本』まで、稀代の映画作家が置かれ続けた孤独。それは何を意味するのか。ゴダールへのインタヴューなどを再録増補した決定版論集。 解説 堀潤之
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【新刊情報】小田勝『古代日本語文法』…現代語文法の枠組みを通して古代日本語文法(古典文法)を解説した画期的文法書。五十音図をはじめとする基礎から、動詞、形容詞、述語の構造、時間表現、そして敬語まで、平安期を主とする古典文を読み解くための必要不可欠な知識を網羅した学習者必携の一冊。
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8月の新刊見本、できあがっています。今月は、古代旅行ガイドシリーズ第2弾『古代アテネ旅行ガイド』や『現代語訳 藤氏家伝』といった学芸文庫オリジナルのほか、『交易の世界史 上・下』『賤民とは何か』の計4点5冊です。書店に並び始めるのは10日ごろの予定。ぜひ帰省や旅行のおともに!
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【ちくま学芸文庫の「食」】年末といえば、忘年会、年越しそば、おせちの準備……と何かと食べ物について考えることが多い時期、というわけで…。食にまつわる学芸文庫の中から数冊ご紹介します。気になる本があればぜひご一読を!(続)
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【新刊情報】ピーター・L・バーガー著、薗田稔訳『聖なる天蓋:神聖世界の社会学』…宗教は社会全体をすっぽりと覆い、それを究極的に意味づける象徴の体系としての役割を果たしてきた。近代における宗教の世俗化を「聖なる天蓋」の崩壊過程ととらえ、宗教社会学の新たな地平を切り拓いた古典的名著。
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【新刊情報】2000年以上、全世界に影響を与え続けてきたカトリック教会。初代ペトロス(ペテロ)をはじめ、組織的中核である歴代のローマ教皇に沿って、キリスト教全史を読む。ローマ帝国による迫害や公認を経て各国王室に比肩する勢力となるまで、その変遷を概観できる貴重な一冊。解説 藤崎衛
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【新刊情報】村山敏勝『(見えない)欲望へ向けて  クィア批評との対話』…規範が作用する場から見えない欲望を引き出し、新たな解釈を生産すること。ディケンズ、オースティンら英文学の古典とセジウィック、バトラー、ベルサーニらの理論を介し、クィア批評のはらむ緊張を見据える。解説 田崎英明
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【新刊情報】フィリップ・ペロー著、大矢タカヤス訳『衣服のアルケオロジー 服装からみた19世紀フランス社会の差異構造』…下着、外套、靴、アクセサリー…。ファッション、身だしなみやエチケットを通し、19世紀に社会規範が構築されていく様を細心かつ大胆な筆致で解剖する、モードの歴史社会学。
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【速報】大変な反響をいただき、森護著『紋章学入門』発売1週間で重版となりました。関心を寄せてくださったみなさま、ありがとうございます! twitter.com/ChikumaGakugei…
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【新刊情報】ミシェル・フーコー著、阿部崇訳『マネの絵画』…フーコーは生前、マネに関する著作『黒と色彩』を準備していた。19世紀美術史にマネがもたらした絵画表象のテクニックとモードの変革とは何か。それを13枚の作品に沿って読解した伝説的講演に、没後行なわれたシンポジウムを併録する。
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【webちくま更新】「ちくま」6月号より、田野大輔氏(@tanosensei)による書評を転載します。刊行からひと月たらずで、すでに第4刷も決まった『増補 普通の人びと:ホロコーストと第101警察予備大隊』。「誰もが虐殺者になりうる」という言葉が重く響きます。ぜひご一読を。 webchikuma.jp/articles/-/1743
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【刊行即重版!】フィリップ・マティザック著、安原和見訳『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』熱い反響を受けてたちまち重版決定! さあ、ローマ軍に入隊しよう!入隊方法、武器の選び方、敵の攻略法など、兵士に必須の情報を網羅した超・実践的ガイド。カラー図版多数。
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【新刊情報】アブナー・グライフ著/岡崎哲二・神取道宏監訳『比較歴史制度分析』上・下…中世後期、ヨーロッパは商業の復活を迎えた。そこにはどのような制度的基盤があったのか。厳密な歴史分析とゲーム理論を駆使して、政体や経済の動態的変化に迫り、社会科学に革新をもたらした現代の一大古典。
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H・D・ソロー/酒本雅之訳『ウォールデン』 W・ベンヤミン/浅井健二郎訳『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』 E・カッシーラー/中野好之訳『啓蒙主義の哲学』上・下 鷲見洋一『翻訳仏文法』上・下