ちくま学芸文庫(@ChikumaGakugei)さんの人気ツイート(新しい順)

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【新刊情報】岡田恵美子『ペルシャの神話』…善神アフラ・マズダーと悪神アハリマン、そして叙事詩『王書』に登場する霊鳥スィームルグや700年生きた英雄ロスタムの伝説まで、ペルシャ神話の主要な登場人物・名場面を紹介する。ペルシャ文学研究の第一人者がやさしく物語る入門書。解説 沓掛良彦
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【新刊情報】アーヴィング・ゴフマン著、中河伸俊・小島奈名子訳『日常生活における自己呈示』…私たちの何気ない行為にはどんな意味が含まれているか。その内幕を独自の分析手法によって鮮烈に浮かび上がらせた重要古典。『行為と演技』という邦題で親しまれてきたゴフマンの不朽の名著、待望の新訳。
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4月刊の学芸文庫5冊、見本ができました! アーヴィング・ゴフマン著、中河伸俊・小島奈名子訳『日常生活における自己呈示』 スティーヴン・エジェル著、橋本健二訳『階級とは何か』 岡田恵美子『ペルシャの神話』 遠山啓『微分と積分 その思想と方法』 柳宗悦『民藝図鑑 第一巻』 4月10日頃発売予定。
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【新刊情報】チャールズ・テイラー著、田中智彦訳『〈ほんもの〉という倫理 近代とその不安』…個人主義や道具的理性がもたらす近代の三つの不安。それに抗するには「〈ほんもの〉という倫理」の回復こそが必要だ。現代を代表する政治哲学者が、その思考のエッセンスを凝縮した名講義。 解説 宇野重規
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【新刊情報】蓮實重彦『ゴダール革命〔増補決定版〕』…「失敗の成功」を反復し続けたゴダール。最初の長編『勝手にしやがれ』から遺作『イメージの本』まで、稀代の映画作家が置かれ続けた孤独。それは何を意味するのか。ゴダールへのインタヴューなどを再録増補した決定版論集。 解説 堀潤之
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【新刊情報】水越伸『メディアの生成 アメリカ・ラジオの動態史』…メディアの近未来を予測するとき、ラジオの歴史から学ぶことは多い。無線コミュニケーションから、ラジオが登場する20世紀前半。その地殻変動はいかなるもので何を生みだしたかを捉え直す、メディア論の古典。新章を増補して文庫化。
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政治哲学の一大古典『リヴァイアサン』が新たに完訳、ちくま学芸文庫になりました。訳者の加藤節さんはジョン・ロック『統治二論』(岩波文庫)の翻訳でも知られています。そのロックにとり、トマス・ホッブズはいかなる存在であったのか。加藤さんにご寄稿いただきました。 webchikuma.jp/articles/-/2997
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【重版情報】森護『紋章学入門』第4刷。「この一冊で、紋章の見分け方と歴史がわかる。紋章が楯に描かれたのはなぜか。なぜ色が制限されるのか。ニュートンやシェイクスピアらはどんな紋章を使ったか…。基礎から学べて謎解きのように面白い紋章学入門書。貴重な資料からカラー含む図版約300点収録。」
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【新刊情報】竹内整一『「おのずから」と「みずから」: 日本思想の基層』…「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き交いながら、日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。
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【新刊情報】ソール・フリードレンダー著、田中正人訳『ナチズムの美学: キッチュと死についての考察』…何によって民衆はナチズムに魅惑されたのか。『地獄に堕ちた勇者ども』『ブリキの太鼓』等、ホロコースト史研究の権威が第二次世界大戦後の映画・小説等を分析しつつ迫る名著。解説 竹峰義和
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【刊行一覧】ちくま学芸文庫は今日で2022年の仕事納めです。今年は創刊30周年!『リヴァイアサン』や『科学と仮説』などの新訳、名参考書発展編『現代文解釈の方法』の復刊から、ベンサムの名著完訳や『琉球の富』をはじめとしたオリジナル企画も含む計62冊を刊行しました。本年もお世話になりました!
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【ちくま学芸文庫の「食」】年末といえば、忘年会、年越しそば、おせちの準備……と何かと食べ物について考えることが多い時期、というわけで…。食にまつわる学芸文庫の中から数冊ご紹介します。気になる本があればぜひご一読を!(続)
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【新刊情報】トマス・ホッブズ著、加藤節訳『リヴァイアサン』(上・下)…各人の各人に対する戦いから脱し、平和と安全を確立すべく政治的共同体は生まれた。この一大古典を17世紀という時代の特性を踏まえた明晰な新訳で届ける。下巻末にはホッブズ問題に触れた訳者の解説的論考と年譜、索引を付す。
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12月刊学芸文庫の見本が出来上がりました。 伊藤俊治『増補 20世紀写真史』 遠藤嘉基・渡辺実『着眼と考え方 現代文解釈の方法〔新訂版〕』 立岩真也『良い死/唯の生』 トマス・ホッブズ著、加藤節訳『リヴァイアサン』(上・下) ヘルマン・ワイル著、冨永星訳『シンメトリー』 8日以降発売です。
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【重版情報】宮田登『はじめての民俗学:怖さはどこからくるのか』第4刷。「現代社会に生きる人々が抱く不安や畏れ、怖さの源はどこにあるのか。その非合理的思考や神秘主義へのあこがれを読み解きつつ、民俗学の入門的な知識と、学問としての流れをはじめの一歩からていねいに解説する。」
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【重版情報】エリック・ウィリアムズ著、中山毅訳『資本主義と奴隷制』第5刷。「産業革命は、ピューリタンの勤勉と禁欲と合理主義の精神によるのでなく、奴隷貿易と奴隷制プランテーションによって生まれた資本によるものだとし、歴史学の常識をくつがえした世界史研究の金字塔的名著。解説 川北稔」
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【新刊情報】ティモシー・スナイダー著、布施由紀子訳『ブラッドランド:ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』上・下…ウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、バルト三国。西側諸国とロシアに挟まれた地で起こった未曾有の惨劇。その知られざる全貌を暴いた世界的ベストセラー。新版あとがきを付す。
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【新刊情報】波平恵美子『病気と治療の文化人類学』…どれほど科学が発達しても治らない病気に対し、人間は様々な意味づけを行ってきた。民俗医療や治療儀礼、宗教・民間信仰・シャーマニズムは、どのように病気とかかわってきたか。「医療人類学」を切り拓いた著者による記念碑的名著。解説 浜田明範
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【重版情報】R.D.レイン著、天野衛訳『引き裂かれた自己:狂気の現象学』第3刷。「従来の精神医療のあり方に疑問を抱き、反精神医学運動の旗手となったR.D.レイン。その主著にして、現代思想や今日のサブカルにも多大な影響を与えつづける傑作、ついに文庫化。」
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11月刊の見本が出来上がりました! 千野栄一『言語学を学ぶ』 波平恵美子『病気と治療の文化人類学』 外間守善『沖縄の食文化』 ティモシー・スナイダー著、布施由紀子訳『ブラッドランド:ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』上・下 刊行は10日頃より順次の予定です。
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【重版情報】アミン・マアルーフ著、小野正嗣訳『アイデンティティが人を殺す』第6刷。「集団への帰属の欲求は、なぜ他者への恐怖や殺戮へとつながってしまうのか――。「言語」を手がかりに新たなアイデンティティのあり方を模索し、大反響を巻き起こしたエッセイ、ついに邦訳。文庫オリジナル。」
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【重版情報】紀田順一郎『東京の下層社会』第16刷。「近代日本における性急な近代化は、その産物として多数の社会経済的弱者を生み出した。「落伍者」「怠け者」と切り捨てられてきた彼ら都市下層民の実態に迫り、日本人にいまなお残る弱者への未熟な認識とゆがんだ社会観を焙り出す。解説:長山靖生」
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【新刊情報】ジャン=マリー・ドムナック著、小出峻訳『政治宣伝』…ナチス・ドイツ占領期のフランス、プロパガンダが最も強力であった時代に青年期を過ごした著者は、民主主義のためにこそ宣伝が必要だと説く──。プロパガンダの諸定則を示し、その功罪を簡明に説いた名著。解説 川口茂雄
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【新刊情報】若桑みどり『絵画を読む イコノロジー入門』…絵画のもつ意味、それを〈解釈〉するにはどうしたらよいか──。その基礎的方法論のひとつが図像解釈学(イコノロジー)である。名画12作品の読解によって、美術の深みと無限の感受性へと扉を開ける、美術史入門書の決定版。解説 宮下規久朗
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【新刊情報】キース・ライトソン著、中野忠・山本浩司訳『イギリス社会史 1580-1680 経済・社会秩序・文化』…社会秩序はいつ、どのようにして変わるのか。近世イギリス社会の経験を見事に描き出した社会史の名著にして、イギリスで歴史を学ぶ学生の必読書。2003年の原著改訂増補版を文庫化。