ちくま学芸文庫(@ChikumaGakugei)さんの人気ツイート(新しい順)

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【新刊情報】山本義隆『重力と力学的世界 上 古典としての古典力学』…〈重力〉理論完成までの思想的格闘の足跡を、誤りや迷いといった紆余曲折まで含めて「同時代的」に詳らかにする、壮大でドラマチックな力学史。上巻はケプラーからニュートンに至る力学方程式確立の歴史、オイラーの重力理論まで。
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【新刊情報】アブナー・グライフ著/岡崎哲二・神取道宏監訳『比較歴史制度分析』上・下…中世後期、ヨーロッパは商業の復活を迎えた。そこにはどのような制度的基盤があったのか。厳密な歴史分析とゲーム理論を駆使して、政体や経済の動態的変化に迫り、社会科学に革新をもたらした現代の一大古典。
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話題沸騰!マーティン・ガードナー『新版 自然界における左と右(上・下)』。鏡はなぜ左右だけ逆転する?同じ表情でも利き手で印象が違う?身近な生活のふしぎから、文学や手品、果ては広大な宇宙まで、あらゆる左右の謎を解く科学読みもの。こんな図版がたくさん、意外と(?)おちゃめなんです。
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【新刊情報】ジョージ・L・モッセ著、佐藤卓己・佐藤八寿子訳『大衆の国民化 ナチズムに至る政治シンボルと大衆文化』…ナチズムを大衆操作ではなく大衆参加による国民主義の極致とし、フランス革命以降の国民主義の展開を儀礼やシンボルから考察。ファシズム研究の新局面を拓いた名著。解説 板橋拓己
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昨夜のNHK #100分de名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』で、岸政彦さんがポール・ウィリス『ハマータウンの野郎ども』をご紹介くださいました。イギリスの学校で「落ちこぼれ」とされる《野郎ども》のしたたかな反抗。労働階級の文化が格差を再生産してしまう逆説的な構造とは?こちらも必読です!
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【刊行即重版!】フィリップ・マティザック著、安原和見訳『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』熱い反響を受けてたちまち重版決定! さあ、ローマ軍に入隊しよう!入隊方法、武器の選び方、敵の攻略法など、兵士に必須の情報を網羅した超・実践的ガイド。カラー図版多数。
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【新刊情報】フィリップ・マティザック著、安原和見訳『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』…帝国は諸君を必要としている!これを読めば、入隊志願者たる諸兄は入隊方法、訓練と日常生活、敵の攻略法等細々と情報収集できる。ローマ帝国軍兵士になるための超実践的ガイド。カラー図版多数。本邦初訳
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11月新刊見本です!Ph・マティザック『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』、B・ウィリアムズ『生き方について哲学は何が言えるか』、S・ストレンジ『国家と市場』、H・コリンズ & T・ピンチ『解放されたゴーレム』、P・J・ナーイン『オイラー博士の素敵な数式』の計5冊です。
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【新刊情報】檀上寛『明の太祖 朱元璋』…疫病と政治的混乱の中、最下層民から皇帝まで登り詰め、約550年に及ぶ明清王朝の礎を築いた朱元璋。治世中は諸々の制度を定め、一方で大粛清も行った。「聖賢と豪傑と盗賊の性格を兼ね備えていた」とされる歴史上類を見ない巨人のドラマを、膨大な史料で描く。
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【新刊情報】伝カリステネス著、橋本隆夫訳『アレクサンドロス大王物語』…その生涯は、史実を超えた伝説として西欧からイスラムに至る世界に影響した。史実を踏襲し、鮮やかな戦闘、哲学者との対話、怪物との邂逅を織り交ぜた本書は、聖書の次に読まれたとされる。伝承の中核をなす書。解説 澤田典子
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【新刊情報】エリック・ウィリアムズ著、中山毅訳『資本主義と奴隷制』…産業革命は、ピューリタンの勤勉と禁欲と合理主義の精神によるものでなく、奴隷貿易と奴隷制プランテーションによって生まれた資本によるものだと突き止め、歴史学の常識をくつがえした世界史研究の金字塔的名著。解説:川北稔
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【新刊情報】山田朗著『大元帥 昭和天皇』…大日本帝国において、天皇は軍事を統帥する大元帥であった。その軍事知識は豊富で、非凡な戦術眼によって統帥部の戦略・作戦の欠陥を鋭く指摘することもあった。昭和天皇の戦争指導の実像を描き、その戦争責任を検証する。解説:茶谷誠一
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【新刊情報】オーギュスタン・フリシュ著、野口洋二訳『叙任権闘争』…11世紀から12世紀における、聖職者の任命をめぐる教皇座(教権)と西欧諸君主(俗権)の争いの中心には、正しい秩序をめぐる理念的対立があった。西欧の転換期とはなんだったか。原因に立ち返り、中世の一大事件を詳述した最良の書
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7月の新刊見本です。今月は、『叙任権闘争』(A・フリシュ)、『資本主義と奴隷制』(E・ウィリアムズ)、『大元帥 昭和天皇』(山田朗)、『ノーベル賞で読む現代経済学』(T・カリアー)、『記号論講義』(石田英敬)、『数理のめがね』(坪井忠二)の計6点。書店には9日ごろに並び始める予定です。
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【重版情報】ミルチア・エリアーデ『世界宗教史 1 石器時代からエレウシスの密儀まで(上)』第9刷。「宗教現象の史的展開を膨大な資料を博捜し著された人類の壮大な精神史。人類の原初の宗教的営みに始まり、メソポタミア、古代エジプト、インダス川流域、地中海、ヒッタイト、「創世記」まで。」
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【重版情報】ウィリアム・バーンスタイン著、鬼澤忍訳『交易の世界史:シュメールから現代まで 上』第2刷。「新奇なもの、希少なものへの欲望が世界を動かし、文明の興亡を左右してきた。圧倒的な富をもたらし、同時に数多の軋轢と衝突を引き起こしてきた交易の歴史を圧倒的なスケールで描き出す。」
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【新刊情報】桜井徳太郎『民間信仰』…妖怪・魔物や、疫病をつかさどるハヤリ神、さらには正月行事や農耕年中行事など、民衆の日常生活に沈殿した信仰の数々。その正体とは何か。柳田門下最後の民俗学者が、日本人の暮らしの奥に潜むものを活写し、その精神的伝統へと踏み込んだ名著。解説:岩本通弥
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【新刊情報】小田勝『古代日本語文法』…現代語文法の枠組みを通して古代日本語文法(古典文法)を解説した画期的文法書。五十音図をはじめとする基礎から、動詞、形容詞、述語の構造、時間表現、そして敬語まで、平安期を主とする古典文を読み解くための必要不可欠な知識を網羅した学習者必携の一冊。
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【特別掲載】webちくまにて、重田園江氏の論考「パンデミックの夜に」を、本日より公開します。見えない恐怖や不安、そして氾濫する真偽不明な情報。そうした奔流のただなかで、私たちは何を、どう考えるべきなのか。思想史家の視点から考察します。ぜひご一読ください。 webchikuma.jp/articles/-/2026
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5月の新刊見本です。今月は『民間信仰』(桜井徳太郎)、『フランス革命の政治文化』(リン・ハント)、『古代日本語文法』(小田勝)、そして大幅増補の『増補 複雑系経済学入門』(塩沢由典)と本邦初訳の『思考の技法』(グレアム・ウォーラス)の計5点、書店に並び始めるのは13日ごろの予定です。
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【特別掲載】webちくまにて、マイク・デイヴィス氏の「大疫病の年に」(重田園江訳)を、本日より緊急公開します。なぜ現代世界はこのウィルスにかくも脆弱になってしまったのか。このさき何が私たちを待ち受けているのか。その核心に肉薄する渾身の論考、ぜひご一読ください。webchikuma.jp/articles/-/2004
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2月の新刊見本ができあがりました。今月は、『企業・市場・法』(ロナルド・H・コース)、『パワー・エリート』(C・ライト・ミルズ)、『折口信夫伝:その思想と学問』(岡野弘彦)、さらにM&Sから『数学と文化』(赤攝也)の計4点です。書店に並び始めるのは12日ごろの予定。どうぞお楽しみに!
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【保存版・2019年新刊一覧】ちくま学芸文庫から今年刊行した新刊情報をまとめました。新訳・書き下ろしなどの文庫オリジナルから、まさかまさかの文庫化まで計58冊。くれぐれも、見落とし、買いそびれなどなさいませぬよう。今年のうちにいま一度、ご確認を! twitter.com/i/events/12075…
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【重版情報】エドワード・ギボン著、中野好夫・朱牟田夏雄・中野好之訳『ローマ帝国衰亡史』(全10冊)いくつか重版となりました。それぞれ、第2巻(第11刷)、第3巻(第11刷)、第4巻(第8刷)、第6巻(第6刷)です。「強大な帝国はなぜ滅亡したのか。18世紀英国の歴史家ギボンの不滅の古典。」
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【重版情報】クリスマスプレゼントの大定番『正史 三国志』(全8冊)、各巻重版となりました。『1 魏書Ⅰ』(第19刷)、『2 魏書Ⅱ』(第19刷)、『4 魏書Ⅳ』(第16刷)、『5 蜀書』(第17刷)、『6 呉書Ⅰ』(第15刷)、『7 呉書Ⅱ』(第15刷)、『8 呉書Ⅲ』(第13刷)です。