ちくま学芸文庫(@ChikumaGakugei)さんの人気ツイート(新しい順)

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3月刊出来!10日頃刊行です。 A・アインシュタイン著、渡辺正訳『アインシュタイン回顧録』 N・コーン著、山本通訳『新版 魔女狩りの社会史』 スキデルスキー父子著、村井章子訳『じゅうぶん豊かで、貧しい社会』 隈研吾『新・建築入門』 福島真人『学習の生態学』 山上浩嗣『モンテーニュ入門講義』
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【新刊情報】村山敏勝『(見えない)欲望へ向けて  クィア批評との対話』…規範が作用する場から見えない欲望を引き出し、新たな解釈を生産すること。ディケンズ、オースティンら英文学の古典とセジウィック、バトラー、ベルサーニらの理論を介し、クィア批評のはらむ緊張を見据える。解説 田崎英明
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【新刊情報】A・J・エイヤー著、吉田夏彦訳『言語・真理・論理』…ナンセンスな形而上学を追放し、〈分析的な文〉か〈経験によって検証できる文〉のみを哲学的に有意義な命題として扱おう。過激で鮮やかな主張をひっさげて、20世紀の哲学史に大きな影響を与えた論理実証主義の代表作。解説 青山拓央
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神木隆之介さん主演の来春の朝ドラ、牧野富太郎さんがモデル!……ちくま学芸文庫でも以下のユーモアあふれる三冊を刊行しています。写真の紹介文は最晩年の随筆集『花物語』より。来年の朝ドラに向けてぜひ……!
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2月刊の見本が出来ました。 A・J・エイヤー著、吉田夏彦訳『言語・真理・論理』 ジャック・アタリ著、蔵持不三也訳『時間の歴史』 村山敏勝『(見えない)欲望へ向けて クィア批評との対話』 中村達也『交響する経済学 経済学はどう使うべきか』 矢崎成俊『大学数学の教則』 9日頃より発売です!
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【新刊情報】アンリ・ポアンカレ著、南條郁子訳『科学と仮説』…科学の要件とは何か。仮説の種類と役割とは――数学と物理学を題材に、関連する多様な問題を論じる。規約主義を打ち出し、またアインシュタインら若き科学者を「何週間か呪文をかけられたように」高揚させたともいう科学哲学の古典。新訳。
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【新刊情報】ジョージ・L・モッセ著、宮武実知子訳『英霊 世界大戦の記憶の再構築』…近代戦争による大量死はいかに克服されたか。フランス革命から第二次世界大戦後までを射程に、仲間意識・男らしさの称揚、英霊祭祀等が「戦争体験の神話」を構築し、戦間期政治に影響する様を描く。解説 今井宏昌
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【新刊情報】C・リンドホルム著、森下伸也訳『カリスマ』…集団の狂気、あるいは集団形成の核に存在する特異な人格的威力「カリスマ」。ヒトラー、チャールズ・マンソンら多数の実例と理論の両面からこの現象の謎に迫る。危険と魅惑に満ちた「カリスマ」概念を包括的に考察した稀有の書。解説 大田俊寛
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【新刊情報】S・ワインバーグ著、岡村浩訳『ワインバーグ量子力学講義』上・下…ノーベル物理学賞受賞者が後世に贈る、晩年の名講義。量子力学によってどんな発見があり、どんな課題が残されているのか。歴史的叙述から最前線の話題まで含む、高い評価を得た新しい教科書。本邦初訳の文庫オリジナル!
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【新刊情報】リンダ・ノックリン著、坂上桂子訳『絵画の政治学』…クールベやマネ、スーラらの19世紀絵画を、ジェンダーや地方性等、作品を取り巻く社会的・政治的関係性から読み解く。作品の新たな見方を提示するのみならず、従来の美術史規範の妥当性をも問うて美術史研究の新側面を拓いた名著。
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12月の学芸文庫、見本が出来ました! S・ワインバーグ著、岡村浩訳『ワインバーグ量子力学講義』上・下(本邦初訳) C・リンドホルム著、森下伸也訳『カリスマ』 アドルフ・ロース著、伊藤哲夫訳『装飾と犯罪 建築・文化論集』 リンダ・ノックリン著、坂上桂子訳『絵画の政治学』 9日頃発売予定です。
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【新刊情報】ハロルド・A・イニス著、久保秀幹訳『メディアの文明史 コミュニケーションの傾向性とその循環』…粘土板から出版・ラジオまで。メディアの深奥部に潜むバイアス=傾向性が、社会の特性を生み出し人々の思考様式を変えていく。マクルーハンの序文を付すメディア論の必読古典。解説 水越伸
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【新刊情報】ミシェル・フーコー著、柵瀬宏平訳『フーコー文学講義 大いなる異邦のもの』…狂気と言語、文学の考古学、欲望と真理をテーマに、シェイクスピア、アルトー、レリスらが呼び出され、サドをめぐり議論は頂点に達する。1960-70年代に行われた諸講演の記録を詳細な訳注と解題を付して邦訳。
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【新刊情報】千葉成夫『増補 現代美術逸脱史 1945~1985』…具体、もの派、美共闘……。戦後日本美術の流れを跡付け、欧米の模倣でもなく、伝統への回帰でもないその逸脱の軌跡に、日本固有の「美術」の萌芽を読み取っていく。鮮烈な批評にして画期的通史、約100頁を増補した決定版。 解説 光田由里
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もうすぐ8月15日です。ちくま学芸文庫から刊行された日本とアジア・太平洋戦争に関する本の一部を集めました。お盆休みにぜひお手に取ってみてください。以下、2018年以降に刊行された8冊を紹介します。→
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【新刊情報】A. J. P.テイラー著、倉田稔訳『ハプスブルク帝国1809-1918 オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史』…その足跡から浮き上がるのは、超民族的国家が抱えた民族原理の軋轢、近隣諸国との外交問題とカタストロフだ。2つの世界大戦への導入までを生き生きと描く。 解説 大津留厚
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【新刊情報】高取正男『日本的思考の原型 民俗学の視角』…何気なく「そういうものだ」と思っている習俗習慣は、先祖達の暮しの蓄積が生んだものだった。様々な事例とともに近代的な自我と無意識下の前近代が交錯する日本人の精神構造を明らかにする。民俗学の傑作にして恰好の入門書。 解説 阿満利麿
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7月刊見本が出来上がりました。 高取正男『日本的思考の原型』 広田照幸『陸軍将校の教育社会史』(上・下) ゾラ・ニール・ハーストン著、常田景子訳『ヴードゥーの神々』 ジェニファー・ラトナー=ローゼンハーゲン著、入江哲朗訳『アメリカを作った思想』 の計5冊。店頭では8日頃発売の予定です!
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【重版情報】ハンナ・アレント『責任と判断』第8刷出来。累計1万5000部突破、新帯になりました。「判断の基準が失われた現代——まさに今こそ読むべき1冊だ」。人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる〈凡庸な悪〉を明らかにする後期アレントの未公刊論文集。
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【新刊情報】シドニー・W・ミンツ著、川北稔・和田光弘訳『甘さと権力 砂糖が語る近代史』…砂糖は産業革命の原動力となり、その甘さは人々のアイデンティティや社会をも変えていった。一方で砂糖生産国は世界商品となった砂糖に隷従する道を運命づけられる。モノから見る世界史の名著。解説 川北稔
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【新刊情報】源顕兼 編/伊東玉美 校訂・訳『古事談』上下…鎌倉時代前期に編まれた全460余話に及ぶ説話集の傑作。空海、藤原道長、西行、小野小町など奈良時代から鎌倉時代にかけての歴史、文学、文化史上の著名人にまつわる隠れた逸話の数々を収録する。現代語訳、注、評、人名索引を付した決定版!
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【書評】ジョージ・L・モッセ著『大衆の国民化』が本日付京都新聞「おすすめ文庫」コーナーにて紹介されました!ナチズムを大衆操作ではなく大衆の合意形成運動と捉え、ファシズム研究の新局面を拓いた名著です。
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【新刊情報】ジグムント・バウマン著、森田典正訳『近代とホロコースト〔完全版〕』…近代文明こそ、ホロコーストの必要条件であった——。社会学の視点から、ホロコーストを現代社会の本質に根ざしたものと捉え、近代論、社会理論の見直しを迫ったバウマンの主著。文庫化に際して改訳し1章を増補した。
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【新刊重版📙】セルトー著『日常的実践のポイエティーク』大反響につき、発売から1週間たたずして(!)重版が決定しました。押し付けられた秩序にあらがう、無名の人々の技芸とはどんなものか。文庫版では32頁に及ぶ解説が加わりました。1987年の邦訳刊行時から多くの人を刺激し続けるテクストです。
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3月刊見本出来! M・ド・セルトー/山田登世子訳『日常的実践のポイエティーク』 M・フリーデン/山岡龍一監訳『リベラリズムとは何か』 E・アイテル/中野美代子・中島健訳『風水』 加登川幸太郎『三八式歩兵銃』 森一郎編『近代日本思想選 三木清』 山本義隆『重力と力学的世界 下』 10日頃発売!