ちくま学芸文庫(@ChikumaGakugei)さんの人気ツイート(いいね順)

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3月刊見本出来! M・ド・セルトー/山田登世子訳『日常的実践のポイエティーク』 M・フリーデン/山岡龍一監訳『リベラリズムとは何か』 E・アイテル/中野美代子・中島健訳『風水』 加登川幸太郎『三八式歩兵銃』 森一郎編『近代日本思想選 三木清』 山本義隆『重力と力学的世界 下』 10日頃発売!
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昨夜のNHK #100分de名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』で、岸政彦さんがポール・ウィリス『ハマータウンの野郎ども』をご紹介くださいました。イギリスの学校で「落ちこぼれ」とされる《野郎ども》のしたたかな反抗。労働階級の文化が格差を再生産してしまう逆説的な構造とは?こちらも必読です!
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【新刊情報】フィリップ・マティザック著、安原和見訳『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』…帝国は諸君を必要としている!これを読めば、入隊志願者たる諸兄は入隊方法、訓練と日常生活、敵の攻略法等細々と情報収集できる。ローマ帝国軍兵士になるための超実践的ガイド。カラー図版多数。本邦初訳
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【新刊情報】バート・D・アーマン著、松田和也訳『書き換えられた聖書』…キリスト教の根幹をなす正典、新約聖書。だが、そこには数多の誤謬や意図的改変が含まれている。聖典はなぜ書き換えられてきたのか。その背景を明らかにしつつ、失われた原初の姿に肉薄するスリリングな試み。解説:筒井賢治
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2月の新刊見本ができあがりました。今月は、『企業・市場・法』(ロナルド・H・コース)、『パワー・エリート』(C・ライト・ミルズ)、『折口信夫伝:その思想と学問』(岡野弘彦)、さらにM&Sから『数学と文化』(赤攝也)の計4点です。書店に並び始めるのは12日ごろの予定。どうぞお楽しみに!
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【新刊情報】ジャン=マリー・ドムナック著、小出峻訳『政治宣伝』…ナチス・ドイツ占領期のフランス、プロパガンダが最も強力であった時代に青年期を過ごした著者は、民主主義のためにこそ宣伝が必要だと説く──。プロパガンダの諸定則を示し、その功罪を簡明に説いた名著。解説 川口茂雄
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【📕話題書】 新元号「令和」発表からお問い合わせが急増中のちくま学芸文庫『万葉の秀歌』大重版決定について、著者の中西進先生からコメントをいただきました。 「万葉集」は令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点です。 店頭に並ぶのは4月中旬頃の予定です。ぜひこの機会に! #令和 #万葉集
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【新刊情報】ピーター・L・バーガー著、薗田稔訳『聖なる天蓋:神聖世界の社会学』…宗教は社会全体をすっぽりと覆い、それを究極的に意味づける象徴の体系としての役割を果たしてきた。近代における宗教の世俗化を「聖なる天蓋」の崩壊過程ととらえ、宗教社会学の新たな地平を切り拓いた古典的名著。
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【新刊情報】クロード・レヴィ=ストロース著、山口昌男・渡辺守章・渡辺公三訳『仮面の道』…アメリカ北西海岸の諸民族が伝承してきた仮面。そこに折り重なった意味内容とコードの体系を構造人類学の視点からあざやかに解きほぐす。原書最新版で増補された「三つの小さな旅」を新たに訳出した完全版。
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【新刊情報】小田勝『古代日本語文法』…現代語文法の枠組みを通して古代日本語文法(古典文法)を解説した画期的文法書。五十音図をはじめとする基礎から、動詞、形容詞、述語の構造、時間表現、そして敬語まで、平安期を主とする古典文を読み解くための必要不可欠な知識を網羅した学習者必携の一冊。
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【新刊情報】梅原郁『文天祥』…南宋末、フビライ率いるモンゴル軍の入寇に対し、敢然と挙兵した秀才・文天祥。宋王朝に忠義を捧げ、五言古詩「正気の歌」を遺して刑場に果てた生涯を、宋代史研究の泰斗が厚い実証とともに活写する。人間のひとつの極限を突きつける名著。解説 小島毅
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【新刊情報】ティモシー・スナイダー著、布施由紀子訳『ブラッドランド:ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』上・下…ウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、バルト三国。西側諸国とロシアに挟まれた地で起こった未曾有の惨劇。その知られざる全貌を暴いた世界的ベストセラー。新版あとがきを付す。
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【新刊情報】ジョージ・L・モッセ著、宮武実知子訳『英霊 世界大戦の記憶の再構築』…近代戦争による大量死はいかに克服されたか。フランス革命から第二次世界大戦後までを射程に、仲間意識・男らしさの称揚、英霊祭祀等が「戦争体験の神話」を構築し、戦間期政治に影響する様を描く。解説 今井宏昌
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【新刊情報】檀上寛『明の太祖 朱元璋』…疫病と政治的混乱の中、最下層民から皇帝まで登り詰め、約550年に及ぶ明清王朝の礎を築いた朱元璋。治世中は諸々の制度を定め、一方で大粛清も行った。「聖賢と豪傑と盗賊の性格を兼ね備えていた」とされる歴史上類を見ない巨人のドラマを、膨大な史料で描く。
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【近刊案内】ちくま学芸文庫、2月の刊行予定をご紹介します。 佐伯梅友『古文読解のための文法』 宇都宮芳明『倫理学入門』 司馬光著、田中謙二編訳『資治通鑑』 冨田恭彦『デカルト入門講義』 ミシェル・フーコー著、阿部崇訳『マネの絵画』 西村公朝『ほとけの姿』
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【新刊情報】オーギュスタン・フリシュ著、野口洋二訳『叙任権闘争』…11世紀から12世紀における、聖職者の任命をめぐる教皇座(教権)と西欧諸君主(俗権)の争いの中心には、正しい秩序をめぐる理念的対立があった。西欧の転換期とはなんだったか。原因に立ち返り、中世の一大事件を詳述した最良の書
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【新刊情報】2000年以上、全世界に影響を与え続けてきたカトリック教会。初代ペトロス(ペテロ)をはじめ、組織的中核である歴代のローマ教皇に沿って、キリスト教全史を読む。ローマ帝国による迫害や公認を経て各国王室に比肩する勢力となるまで、その変遷を概観できる貴重な一冊。解説 藤崎衛
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8月の新刊見本、できあがっています。今月は、古代旅行ガイドシリーズ第2弾『古代アテネ旅行ガイド』や『現代語訳 藤氏家伝』といった学芸文庫オリジナルのほか、『交易の世界史 上・下』『賤民とは何か』の計4点5冊です。書店に並び始めるのは10日ごろの予定。ぜひ帰省や旅行のおともに!
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【新刊情報】ミシェル・フーコー著、阿部崇訳『マネの絵画』…フーコーは生前、マネに関する著作『黒と色彩』を準備していた。19世紀美術史にマネがもたらした絵画表象のテクニックとモードの変革とは何か。それを13枚の作品に沿って読解した伝説的講演に、没後行なわれたシンポジウムを併録する。
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【新刊情報】飯野亮一『天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼:日本五大どんぶりの誕生』…江戸時代、ある男の”食い意地”は何を発明したか。身分制の廃止で作ることが可能になった親子丼、関東大震災が生んだ牛丼等々、丼ぶりもの200年の歴史をさかのぼり、驚きの誕生ドラマをひもとく! 文庫オリジナル。
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【刊行即重版!】フィリップ・マティザック著、安原和見訳『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』熱い反響を受けてたちまち重版決定! さあ、ローマ軍に入隊しよう!入隊方法、武器の選び方、敵の攻略法など、兵士に必須の情報を網羅した超・実践的ガイド。カラー図版多数。
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【新刊情報】アブナー・グライフ著/岡崎哲二・神取道宏監訳『比較歴史制度分析』上・下…中世後期、ヨーロッパは商業の復活を迎えた。そこにはどのような制度的基盤があったのか。厳密な歴史分析とゲーム理論を駆使して、政体や経済の動態的変化に迫り、社会科学に革新をもたらした現代の一大古典。
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H・D・ソロー/酒本雅之訳『ウォールデン』 W・ベンヤミン/浅井健二郎訳『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』 E・カッシーラー/中野好之訳『啓蒙主義の哲学』上・下 鷲見洋一『翻訳仏文法』上・下
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【重版情報】エドワード・ギボン著、中野好夫・朱牟田夏雄・中野好之訳『ローマ帝国衰亡史』(全10冊)いくつか重版となりました。それぞれ、第2巻(第11刷)、第3巻(第11刷)、第4巻(第8刷)、第6巻(第6刷)です。「強大な帝国はなぜ滅亡したのか。18世紀英国の歴史家ギボンの不滅の古典。」
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【webちくま更新】「ちくま」6月号より、田野大輔氏(@tanosensei)による書評を転載します。刊行からひと月たらずで、すでに第4刷も決まった『増補 普通の人びと:ホロコーストと第101警察予備大隊』。「誰もが虐殺者になりうる」という言葉が重く響きます。ぜひご一読を。 webchikuma.jp/articles/-/1743