戦史の探求(@noitarepootra)さんの人気ツイート(リツイート順)

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前215年デルトサの戦いにおける包囲戦術の失敗 ハンニバルに習いハシュドゥルバルのカルタゴ軍は中央を薄くし両翼に兵を増やし、優越する騎兵で包囲殲滅を企図した。いざ戦闘が始まると敵中央は突出する形になったが肝心の両翼が対面を倒せず、耐えたローマ軍は自然に中央突破し勝利しました。
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グーグルMAPで見るシエラ陸軍デポ(Sierra Army Depot) google.com/maps/@40.19397… WW2~冷戦初期は武器弾薬の貯蔵と出荷として稼働。海岸から300㎞以上内陸にあるけど米軍的には充分近いという感覚とのことです。うーん…スケールがでかい。 基地史は米軍公式サイトに sierra.army.mil/history.html
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ルボーと言えばロシア・ペルシャ戦争やコーカサス戦争で躍動感ある騎馬戦闘描写をした画をよく見かけますが、特に有名な4枚目の『Living Bridge』 騎馬砲兵が溝を渡れるように歩兵がその身体で橋を作ったという逸話。流石のロシアでも実証実験は見たことがないですが、本当にやれるんでしょうか?
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一連のツイートは記事中に動画埋めるためにしましたので詳しい説明は後程…。 恐らくT-72は登って連射し安全圏に下がるまで1分かかっていません。また、このブルドーザーによる即席土盛り建設が移動式シリア式塁壁と言われる可能性有。 カーテンはウェストポイント現代戦研究所が取り上げてたやつです twitter.com/noitarepootra/…
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ウクライナ軍もローテーションに苦しむ。職業軍人の大量消耗がドンバス戦線から報告され大半が予備役/徴兵となっている。 交代で基幹となるのは開戦後開始された高性能機器訓練人員であり、彼らの到着まで外国人部隊投入などで急場を凌いでいる。 医療人員の休暇の訴えも妥当 news.sky.com/story/ukraine-…
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機動防御を巡る米軍の混乱について拙稿作成しました。 機動防御は朧げなイメージの独自解釈を為されており、米軍内で長い論争を生みました。 部隊を移動させ打撃するだけではエリア防御との区別はつかず、逆襲や戦力配分比率、縦深性、指揮官意図の条件化が試みられています warhistory-quest.blog.jp/20-Mar-23
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軍内では«Сфера» と呼ばれている。棒や糸を付けることも可能。狭い場所や穴からも入れられる。 ズヴェズダ紙の報告では実戦でも高評価の結果が出て、これは特殊作戦軍および空挺部隊、陸軍特殊作戦部隊でスタンダード化した。※本当か調査中 youtu.be/_0ItS1oJUS8?t=… youtube.com/watch?v=rM2RGZ…
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数的優位側が勝利した率に関する統計調査の試み データサイエンスをしている社会神経科学学者が趣味でやってくれた調査の紹介とそれに対する所感を書きました。 博士は暇な時にプログラミングを駆使してwikipediaなど多量のデータを統計分析してくれています。凄い… warhistory-quest.blog.jp/20-Feb-27
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ウェリントン公の片翼包囲 アッサイェの戦いの記事を作成しました ナポレオンを破ったことで知られる彼は守戦の名将とも呼ばれます。 ただし必要があれば能動的に攻勢にでることも躊躇いませんでした。 インドで信じがたい危険地帯に飛び込んだ彼は突撃を見せました warhistory-quest.blog.jp/18-May-12
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現在のロシア軍の断片化した戦場は少なくとも3つの要素から特徴づけられる。 ・戦術単位の独立性(BTGはそれを加速した) ・柔軟な機動性と縦深の突進(Forward Detachmentの再評価) ・空挺を含む航空戦力による縦深の戦力投射 対ゲリラだけでなく、限定戦という条件付きだが正規軍相手にも使える
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マルチドメイン作戦の一部としての宇宙関連軍事機能の作戦レベルでの統合について、宇宙作戦将校のドリュー少佐の2本の論文を基に記事を作成しました。 前半は基礎事項を、後半は高等軍事研究院の演習で使われたチャート図で宇宙ドメインがどう軍事作戦に関わったかの話です warhistory-quest.blog.jp/20-Jan-18
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825年の絵で追うフランク兵と下がりながら騎射するマジャールが描かれているのですが、 このマジャール騎兵は腰をひねって後ろを向くパルティアショットではなく、完全に後ろ向きに乗った状態で馬を進ませながら弓を撃っています。 乗馬技術に詳しい人にこれがどれくらい有効なのかご意見伺いたいです
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2018年ヤルムークの戦い 『ハーリド・イブン・アル=ワリード軍』を自称するIS系武装組織はシリア南西部で長らく活動していたが、アサド政権軍の夏季に両翼攻撃を受け国境沿いのヤルムーク河畔に追い詰められ壊滅した。 ここは約1400年前、東ローマ軍がハーリド将軍により殲滅された場所である
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これにISは更に地下トンネルを組み合わせ、地図からは予想ができない複雑な市街戦マニューバを実践した。 入り乱れる市街戦の中に人間の盾をちりばめ、攻撃側の進展を遅くする手法もあった。 MWI市街戦研究局のイスラム国市街戦手法ガイドを参照。 mwi.usma.edu/guide-islamic-… @SpencerGuardはここの局長
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ローテーションは帰還及び勲章授与報道から南域含め全戦線で行われていることが推測で来ていたが、6月末に元DPR国防大臣ストレルコフのインタビューで露軍がローテーションをしていることが明言された。 そして同時にもう1つの推測、DPR/LPRに交代休息がほぼ観測できていなかったことも裏付けられた。
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2020年度版のロシア軍の士官学校基礎教練課程で使われている教本『砲兵戦術』に基づけば、砲撃配置についた自走砲の距離は図のように30~40m間隔です。偵察ポストは最低でも両脇に1つずつ。ご参考までに。 弾薬運ぶのやルート整備が面倒だからサボってもっと近づけたくなるのでしょう
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10世紀に編纂された東ローマ軍事書Sylloge Tacticorumについて一部ですが紹介記事作ってみました まず58~75項:直接的武力行使以外での軍事方策(食料や水場への毒、焦土戦術など)の章です。ペスト感染作戦がえげつなすぎるけど一応ポリシーはあるようです。捕虜解放も注意 warhistory-quest.blog.jp/19-Jun-06
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著者の中尉は提言として、 ロジスティクスの補助手段を改善しようとも歴史的には(結局楽になった分をこれまでと別の何かを背負わせてたので)負荷は変わらないので、 問題原因は技術じゃなくて指揮官/上官の『マインドセット』と意志決定にあるんじゃないか?と訴えてます。 researchcentre.army.gov.au/sites/default/…
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人間の盾への対抗策『ルーフ・ノッキング戦術』 …他にも書きたいことあるんですが、短くまとめるとこれくらいの内容でしょうか。他にもあればご意見ください。
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ロシア軍の戦術的逆襲の典型図 歩兵部隊の防御戦線が突破されかかった所で戦車の予備が側よりに投入され、突出している敵を打撃する。突出部は撃滅を目標とする。 この際に反撃区域内では敵後方の砲兵や戦車の第2梯隊に対し、彼らが第1線に参加できないように阻止の砲爆撃を行い支援が行われる。
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敵が単一層だと誤認し、ダミー陣地を突破してきた所を事前に準備された打撃と火力集中砲火を複数方向から行う。 密接2層型は密度が高くより前面が突破されにくい反面、1個大隊が受け持てる戦線幅が小さくなってしまう。そこで意図的に隙間を開け、尚且つ戦術的にそこをカバーする計画とする。