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攻撃対守備兵力3:1の原則に関し、米軍教範の記述翻訳と歴史的統計の記事作成しました。
攻撃側は守備側より3倍の兵力を揃えておくと成功する言われる話の3という数値に根拠があるのか、
米陸軍参謀が読む教範内の戦力比別成功率表とその解説文を踏まえた位置づけの調査です
warhistory-quest.blog.jp/20-Mar-28
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弾の置き場つきもあるデス。 twitter.com/babanred/statu…
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タンク・カルーセル戦法=循環移動射撃の調査記事作成しました。
現在ロシア軍が訓練とシリアでの実戦で導入を進めている機甲車両によるショット&アウェイの類型戦法です。走行間射撃や移動によるリスク極小化と持続的火力投射を可能とし、戦術の中で特定のタスクを担います
warhistory-quest.blog.jp/20-Apr-15
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カルーセル戦法(循環移動射撃)を組み込んだ戦術について調査記事作成しました。
特に
・リスク減少
・偵察‐打撃コンプレックス
・機甲のノマド式運用
・長時間制圧射撃
・誘引からの逆襲(マニューバラブル防御の一部)
を主体に現在のロシア軍の取り組みを書きました。
warhistory-quest.blog.jp/20-Apr-26
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機動防御を巡る米軍の混乱について拙稿作成しました。
機動防御は朧げなイメージの独自解釈を為されており、米軍内で長い論争を生みました。
部隊を移動させ打撃するだけではエリア防御との区別はつかず、逆襲や戦力配分比率、縦深性、指揮官意図の条件化が試みられています
warhistory-quest.blog.jp/20-Mar-23
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前546年頃:チャンピオン達の戦い
古代ギリシャのアルゴスとスパルタは争っていたが、戦争の犠牲者を減らそうと両ポリスは協議しある手法で合意に至った。
それは軍による衝突をやめ、両国の代表者300人同士で決闘をして戦争の決着を付けそれに従おうというものだった。
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これは死者を減らし且つ勝敗をはっきりつける良い方策に思えたが実際は凄惨な結果に終わった。
両国の『チャンピオン』達は代表という責務から戦いを死ぬまで止めず徹底的な殺し合いとなった。代表者の300人の内アルゴス側は298人が死亡、スパルタは299人が死んだ。
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アルゴスの生存者2人は勝ったと思い勝利を報告しに立ち去ったが、実際はスパルタには1人負傷しながら生きている戦士が居て彼が戦場に最後まで残っていた者となった。
このため両国が勝利を主張し、互いに相手の言い分を受け入れず結局軍による戦争は続けられることとなった。
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こうして軍同士の戦闘が行われ戦争の決着がつきスパルタが勝利した。またスパルタ側代表者の最後の1人はチャンピオン達の決闘の勝利を主張しそれを皆に伝え、そして自殺した。
後にペロポネソス戦争でアルゴスは再び代表者たちによる決闘を申し込むが、スパルタはそれを受け入れることはなかった。
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中国人民解放軍の部隊の配置図がわかりやすいのは、有名ですが米国防省の「中国の軍事力・安全保障の進展に関する年次報告書2019」でしょうか。
位置など色々簡略化されてますが兵科や航空基地もある程度わかります。
media.defense.gov/2019/May/02/20… twitter.com/noitarepootra/…
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2019年リビア内戦における首都トリポリへの攻勢作戦に関する拙稿を作成しました。
LNAは海岸部の敵GNA各拠点を迂回して内陸部を突進し一挙に首都を落とそうという作戦でした。しかしその連絡線は長大であり、即時奪取が頓挫した時、トリポリの戦いはリスクが顕在化しました
warhistory-quest.blog.jp/20-Jul-05
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かなり驚いた。ニコライ1世の命で1841年から発行された『ロシア軍の服装及び武器史:最高司令部編纂』(862~1835年)の絵を表題付きで見やすくしてくれているサイトがありました。
多くのロシア戦史絵図が基にしている帝国公式資料です。特に1700~1835年は非常に細かいです
memorandum.ru/viskowatov/img…
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イランイラク戦争で人海戦術の戦例とされるタリーゴル=コッズ作戦について
RTは90年代に広まった話に似ていますが信憑性に乏しく現在はあまり使われないかと思います
地雷のある戦闘区域に子供数百人を投入し突破口を形成し後続の革命防衛隊が拡張した話は米陸軍戦略大学の1991年の論文にありますが twitter.com/_yellow_trash/…
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対包囲戦術としての鈎型陣形について拙稿作成しました。
包囲攻撃を受けたとしてもそのインパクトを緩和し、耐久することができる方策です。概念的にはシンプルですが、これを組み合わせた逆襲戦術は非常に高度であるため、その前の基本として理解しておくものだと思います。
warhistory-quest.blog.jp/20-Sep-05