高知東生(@noborutakachi)さんの人気ツイート(リツイート順)

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俺は「空気を読む」ことを賢いことだと思っていた。そして自分は空気が読めて、人の気持ちを察っしていると思っていた。でも実際その読んだ空気も察したこともあたっていたのかは不明で、結局は自分の恐れに振り回されただけだと分かった。他人の空気は吸えない。空気を読んで窒息しないようにしよう。
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ファミリーシークレットの多い機能不全家族で育つと理解のできない傷つき体験がある。傷を癒すには、誰か手助けしてくれる人と一緒にその過去に向き合い、真実でなくても良いから、自分が納得できる物語を見つけると楽になるんだよな。例えば「親も依存症だったんだな」と思えただけで救われたりする
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俺は、幸運を求め続けて幸福が見えなかった。充分幸せだったのに自分の心の空白に向き合わず、もっともっとと幸運を求めていた。金と権力のある人に憧れて、その人達の近くにいて幸運を分けて貰おうと期待していた。でも自分に向き合ってみると、今も昔も充分幸福だ!と気づけた。青い鳥は心の中にいた
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俺は俳優業を20年以上やってきたので案外世間が狭い。だからこの年になって初めて経験することが多くて戸惑うことがある。最初は「やったことないから」って言い訳してたけど、よく考えたら人生なんて初めての積み重ねだよな。「初めて不安」を持つ自分にダメ出しせず、当たり前だと励ますことにする。
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俺は人の気持ちを察していると独りよがりに思っていたから、自分の思い通りにならない人に対して「気がきかない」と怒っていた。自分は勝手に察してクタクタだったから、その怒りだったんだろうな。説明もせず「気が利かない」なんて言うかつての俺みたいな人→口で言わなきゃ判らないが当たり前です
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無理に人から好かれようとすることもカッコつける必要もない。ありのままの自分を受け入れて貰えないのは場所が悪いだけ。さっさと移動しよう。応援団が図書館にいたら居場所はないが、球場なら大喜びだ。それを図書館で受け入れて貰おうと悪戦苦闘するのはバカバカしいゾ。お互い疲れ憎しみあうだけ
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「親や友達を大事にしよう」って学校で何度も教えられてきたけど、そんなことは教えなくとも共存本能として備わっているものじゃないのかと思うんだよ。むしろ臭いものに蓋をせず、親や教師や友達からこんなことをされたら通報や相談をしようってことをリスト化して教育した方が良いんじゃないのかな
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相手の感情を読み過ぎてつまらない嘘をつくことがある。相手が落ち込んでいると、自分も落ち込んでいるフリをしたり、相手が喜んでいると話を盛ったり。結局不誠実で嘘くさい奴だと思われるだけ。この瞬間的に起きる自己防衛を改善中。俺は今安全な所で生きているから大丈夫、無理するなと言い聞かせる
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批判なんて簡単で誰でもできるが、解決策を考えられる人は半分位にまで減る。実際に動き出す人となると激減する。その上失敗にぶつかってもスモールステップで諦めずにやり続けられる人となると数人しかいない。今、支援が届かない様々な社会課題をサポートしてる人達ってこの数人の人達じゃないかな
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東京って高知県人の俺から見ると、案外自然も多いし、何よりも古い文化や街並みを沢山残せていて、それが良い所だと思うんだよな。神宮外苑の伐採が話題になっているけれど、あんなに雰囲気の良い並木道をなんで壊しちゃうんだ?東京こそ古いものを守っていける余裕があると思う。大事にして下さい
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孤独に沈んでいた時に助けの手を差し伸べてくれたのは、事件後に知り合った人達ばかりだった。新しい人間関係は俺の狭い視野に新しい価値観を育ててくれた。今となっては貴重な経験。苦しい人間関係から逃げられないのは、そこしか居場所がないと思いこむからだよな。でも別の場所でも居場所は見つかる
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震災のニュースを見ていると、未だに前を向けない人も、果敢に立ち上がった人もどちらの人生も心を打つ。悲しみを抱えている人を見るとつい励ましたくなるけど、前を向けない人は前を向けない人に勇気を与えているなと思う。「あれから10年」「もう10年」「まだ10年」時間の感じ方は人それぞれ。
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起ってもいない事をあれこれ想像して心配する事って実はなんの役にも立たないんだよな。大体問題って突然思いもしないことが起こる。起きたときにいかに対処できるかが大事で、起きてもいないことで頭を疲れさせない方が良い。経験上頭で考えるより、行動や人との繋がりを増やした方が対処能力はあがる
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俺は人の助けがなければ生きることすらできない時期があって、その時初めて人に対する有り難みや感謝が学べた。今、曲がりなりにも人を助ける側に立たせてもらうと誰かの役にたてる喜びを与えて貰えた。人に助けて貰うことは誰かの助けになっている。人ってただ生きるってことに意味があるんだなと思う
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心が弱いことは悪いことじゃないし、強くならなきゃいけないってことでもないよな。むしろ強く鍛えようとするより、誰と支えあうか、どんなふうに休息を与えるか、トリセツを考えた方がいいよな。あと強くなろうと無理をすると、人にも強さを求め寛大さや優しさを見失って怒りっぽくなる。頼り方学ぼう
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芸能人の自助グループに、橋爪遼君が加わり仲間が増えて嬉しい。海外の俳優だと自助グループや仲間の支えあいが当たり前の様に受け入れられているけど、俺たちはまだまだ傷の舐め合いなんて言われがち。「ああいう仲間の支えあいっていいな!」と思って貰えたら繋がりやすくなるし、俺らも嬉しいっす。
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時間が解決してくれることは確かにある。でも逆に時間がどれだけ経っても過去になっていかない辛い経験もあるってことも伝えていった方が良いと思う。いつも頭の片隅にあって、誰にも言えず、思い出したくないのに、音や匂いでもふと蘇る光景。そんな経験があったら無理に忘れようとせず医師等に相談を
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人が生き抜いていくためには絶対に「希望」が必要だと思う。「絶望」の中では人は生きる気力を失ってしまう。他人から見たら絶望的な状況でも、当事者達は共感や、相互扶助で希望を見いだし充分幸せを感じていたりする。色んな立場の当事者の声が届きやすくなるといいよな。「~だろう論」は意味がない
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出版社さんが僕の誕生日にあわせてくれて、初自伝的小説「土竜」が予約開始になりました。 自叙伝では書ききれなかった世界観を小説にしました。今の僕が全力で取り組んだ作品です。帯は有難いことに重松清先生に書いて頂きました。 是非こちらから予約して読んで下さい。 amazon.co.jp/dp/4334915086
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格好いいと思ってやっていた実は格好悪いこと ・知ったかぶり ・気にしてない、傷ついていないふり ・頑固に自分の主張を曲げない ・男は女を守るものだという思い込み ・喧嘩自慢・昔自慢 ・謝らない、謝ったら負けという意地 ・見栄を張る 今となれば黙って受け入れてくれていた周りの人に感謝だな
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相手が変わってくれることを望んでいると人生を無駄にするな。俺も昔は「言って聞かせる」なんて傲慢なことをやっていたけど、そもそも変わりたいと思っていない人に何を言っても響かないよな。その人を変えたいととらわれてしまうなら、それは自分が柔軟性か手放すことを覚える時が来たってことだな
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努力と自己責任論だけでは問題解決に至らない。けれど相談された時につい「あきらめずに頑張れ」なんて言ってしまうのは自分の中に答えがないから。逮捕前の俺がそうだった。人って相談事を金や力のありそうな人にしがちだけどピンチの時はピンチを経験した人、助けられた経験のある人にした方がいいゾ
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逮捕された時のことを仲間と話すと「きっとあの人だけは助けてくれると期待した人がいる。でも結局期待は叶わなかった」という共通エピソードがある。でも何年か経つと人生で価値観を変えることができて、新しい守備範囲の友人知人が増えたことを嬉しく思えるようになる。見える景色は居場所で全く違う
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自分の中にある「こうあるべき」「普通こうだろ」「常識だろ」というストライクゾーンは広げた方が生きやすい。環境によっても凝り固まるから時々自分のテリトリーから出てみる。それと老いによって思考の上書きが鈍くならないようにしないと。そう思うと今後も色んな人との出会いも増えて楽しそうだな
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自分が今幸せかどうかって自分の絶対評価で決めればいいんだよな。「健康だから幸せ」でも「友達に恵まれてるから幸せ」でもいい。それを「車を持っていないから」「結婚してないから」「稼ぎが少ないから」とか他人との相対評価にしたら幸せは遠のく。充分与えられているのに気づけないって勿体無い