高知東生(@noborutakachi)さんの人気ツイート(リツイート順)

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俺が17歳の時に母親は自殺した。その日、寮生活をしていた俺に突然会いに来て「進路を今決めろ」と言い、別れ際に「ねぇ、私綺麗かな?」と聞いてきた。「実の息子に何言ってんや!気色悪い。もう門限だから行くぞ」と言って車から降りると、母親は泣きながら笑っていた。それが最後の会話になった。
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竹内さんの件、自死遺児の俺は「子供がいたのになんで?」と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。俺も愛されていたと思えたのは55歳になった今年のこと
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俺は「人の裏を読め」を金言としていた。この度危うくyoutubeの見過ぎで陰謀論を信じかけた事を内省したが、よく考えたら表の仕組みを何も知らないんだよ。そもそもの知識がないし、知る努力を面倒くさがってた。でもちゃんと調べなくても裏を読んだつもりになるって楽に賢そうな気分になれたんだよ
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子供時代俺は家庭が安心できる居場所だったことは一度もない。こども家庭庁がこども庁に変更された時にとても嬉しかった。家庭に居場所がなくても社会に居場所を作って欲しいと願った。家庭に恵まれなくても社会に恵まれて欲しい。「家庭に恵まれなかったのは君のせいじゃない」とこどもに伝えて欲しい
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今コロナの問題で、風俗で働く女性には風当たりが強くて支援金も貰えないって聞いたけど、風俗で働く女の子には色んな事情を抱えた人が沢山いる。昔スカウトマンやってたからよくわかる。俺が言うと問題かもしれないけど、道徳では生きていけない、生きることに必死な人がいるってわかって欲しいな。
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Youtubeを見すぎて陰謀論を信じかけた自分を内省して思い当たる理由をもう一つ見つけた。俺みたいなあまり賢くない人間は、単純な結論付けを言い切っている人の話が分かりやすく入ってくるんだよな。専門的な知識が深い人ほど様々な角度から検討しているので、一面的な部分で単純な結論付けをしない
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「親ガチャ」って賛否両論あるみたいだけど、俺は言葉ができたことで、共感や救いが生まれたって思うんだよな。拒否感を感じる人は自分の想像外の過酷な家庭環境があるって思いやって欲しいな。あとメディアに気をつけて欲しいんだけど親ガチャは貧乏親VS金持ち親みたいな単純な話しじゃないんです
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ご遺族が斎場に入られる姿を追いかけコメントを撮るって異常。それを放映してコメンテーターが「そっとしておこう」、必要以上に報道をあおって「辛い人は相談を」ダブスタはもう改善して欲しい。俺もその世界にいたから報道側の気持ちも判るけど、踏み込んではいけない一線があると思うんだよな。
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高梨沙羅さんの謝罪文、胸が張り裂けそうになる。オリンピックに出場するという信じられない努力をした人達がメダルを取れなかったら謝罪する習慣はもう止めにして欲しい。謝る必要なんてない。惜敗した選手に「今のお気持ちは」と聞く報道も辛い。気持ちが落ち着くまで待つ位の優しさ必要じゃないかな
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人は自分の頭で理解できない出来事に出会うと、何とか理解したいという作用が働いて想像で結論付けがちだけど、今の様な心が病みやすいネット時代は「理解できないけれどそっとしておこう」という練習を自分の頭にさせることも大切じゃないかな。残されたご家族の人生を最優先に考える練習とでもいうか
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3歳の女の子が母親のネグレクトで亡くなった事件心が痛い。俺の母親もネグレクトだったが、ばあちゃんがいてくれたおかげで俺は生き抜けた。母親の愛情論になりがちだが、俺の母親にも愛情はあったと思う。必要なのは育て方がわからない親のサポート体制じゃないかな。親を叱咤しても改善しないと思う
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俺は小学生レベルの学力だが、今になって勉強の重要性を知った。数学は「何に使うんだ」英語は「外国の友達はいらん」と思っていた。でも勉強って思考や情報の幅を広め、多様な考えを生み出すために色んな科目が必要だったんだな。俺は、視野や思考が狭く、頑固で一人よがりだった。気づけて良かった。
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実は俺、母親が自殺した時父親だと思ってた人が、実父じゃなかったことを知った。実父は既に実業家として成功している人だったけど、80過ぎて刑務所に入る事件を起こした。芸能界にいたからこの事が誰かにバレるのが怖かった。最後に一目会いたいって言われたけど世間体を気にして会いに行けなかった。
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お袋は自死したけど、俺のことを最後まで大切に考えてくれ、愛してくれていたと今は信じている。例えそれが真実でなかったとしても、自死遺児の俺にとって自分が心からそう思えるようになったことで、自分を赦せた。親の命綱になれなかった自分を責めてしまう子供もいる事を知ってもらえたら有難い。
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山上容疑者、母親が宗教に傾倒したため貧困生活に陥いっていたという。家庭内の問題を家庭内で解決することは難しい。しかし相談先もないし相談しても「家族でよく話しあえ」と言われ終わってしまいがち。「話が全く通じあわない家族もある」ということを恵まれた家庭に生まれ育った人には知って欲しい
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東京都の同性パートナー制度導入へ!のニュース仲間と一緒に喜びあった。俺以前だったら「変な時代だな」なんて理解出来なかったと思うけど今ならわかる。権利を脅かされていた人の権利を認めたからって、誰かが脅かされるわけじゃない。権利を認められる人が増えるだけ。喜ぶ人が増えるの嬉しいよな。
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仲間とよく話すけど、生活保護の記事がでると何故あんなにバッシングされるんだろ。俺なんか事件で貯金もないし、年金は国民年金だし、人生健康頼みだから全然他人事と思えない。「優しく見守ってあげようぜ」と叫びたくなるんだよね。生活保護があればなんとかなる!と思えた方が皆安心じゃないの?
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大阪の虐待死事件。10分近くも熱湯をかけたって「やめてくれ」と叫びたくなる。この世には残念ながら親に向かない人もいる。何度も通報を受けていたという話しもあるし、親子が最強、最愛、最善とくくられる現状を打破する制度が早急にできて欲しい。家庭が一番危険な場所になる子供達もいる
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事件が起きた時に背景に目を向けると「だからって許されることではない」と怒り出す人がいるけど、背景に目を向けないと再発防止対策が講じられないと思うんだよな。あと宗教2世問題もそうだけど、同じ様な辛い思いをしている人のことを事件の背景で知り、救いの手を差し伸べることも大切じゃないかな
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「本当は良い人」とか「根は優しい人」と一生懸命言い聞かせているならその人とは離れた方が良いのかもな。わざわざ「本当は」とつけなきゃならないのは、優しさや良さが殆ど見えなくなっているから。良い人間関係ってもっと単純じゃないかな。見えてる部分で判断すれば良い。苦しみに慣れは必要ないよ
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本日2020年9月30日をもって無事執行猶予の満了となりました。4年間の執行猶予期間、適切な支援に繋がれなかった最初の2年間は孤独で「俺なんか死んだ方がよいのではないか」と真っ暗闇の中にいました。2019年2月に依存症の支援者らと繋がれたことで、絶望から希望への光が見え、こうして生きています
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俺は高卒だから想像で言うけど、低所得の家庭に生まれた人でも大学に行きたければ行かれる制度を充実させて欲しいよな。ポテンシャルも学歴も高い社会で成功している人が「大学なんて必要ない」と言いがちだけど、俺みたいなあまり賢くない人間にこそ教育は必要なんだと思う。大人になって分かったこと
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若者のネットリテラシーはよく話題になるけど、あれ大人が勝手に言ってるだけで、実はネットネイティブの若者より、俺たちおじさんのネットリテラシーの方が余程危険じゃないかな。色々学ばねば!「高知さんネトウヨになるところですよ」と言われたけど、ネトウヨという言葉さえ知らなかった。ヤバイ俺
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「こども家庭庁」から「家庭」という言葉を抜いても、問題のない幸せな家庭が減ったりしないし、これまでの家族制度が崩壊したりしない。そこを心配する必要なんかない。既に家庭が崩壊していたり、機能する見込みもなく、安全性が確保できない家庭の「こども」を「家庭」という檻から助けて欲しいだけ
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よく考えたら「本当の真実」って誰でも見れる情報を見てたら、裏でも何でもないよな。ただの偏った意見だったり、誰かの憶測に過ぎない。妄想って都合のいい出来事をつなぎ合わせただけで案外辻褄があう。それを見て「俺は分かってる」って気分になってた。「楽して得とれ」これが俺の欠点だと気付く。