高知東生(@noborutakachi)さんの人気ツイート(古い順)

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知らない人が多いと思うので、今回の「たかりこチャンネル」是非観て欲しいんだけど、俺は12ステッププログラムで救われた。これは世界で最も依存症者を救ったプログラムで、自分の問題を認めて、過去を正直に振り返り、可能な限り埋め合わせをする。そして今度は仲間を助ける側にまわるというもの
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あくまでも俺の経験だけど試練の最中「乗り越えられない試練は与えられない」みたいな言葉かけは、励ましのようで辛かったな。でも俺も昔は同じように励ましてた。今なら「それ俺も手伝ってもいい?」か「一緒にこうしない?」と何かを提案すると思う。抽象的な言葉より具体的な行動が有難かったから
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叱咤激励って成り立つものか?効果があるのかな?俺はずっと自分を叱っていないとダメになると思っていた。甘やかさず、認めず、まだダメだ、もっと頑張れ!こう叱咤激励していた。そして結局自分も他人も大事にできなかった。俺には叱咤も激励もせずありのままを認めるスキルが必要だったと思う
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聞き上手な人っているよな。「この人なんか話しやすい」とか、弱っている時に電話をかけたくなる人。そういう人って一言一言に気配りがあって否定せず、しかも適切な意見も言ってくれる。聞き上手ってつまり返事のプロだと思う。何でもそうだけどプロとアマの差って細部まで雑じゃないってことだよな
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傘を借りるのって、ちょっと遠慮がちになる。我慢して濡れて帰ればいいやと思いがち。そのびしょ濡れの心が「孤独の正体」。少しだけ図々しくなる勇気を持つ。借りるか、一緒に入れて貰う。そうすると温かい感謝に包まれる。そして傘を貸した人の気分まで良くなるんですよ!ってまさに目から鱗
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俺は孤独を感じると、自分を恥じていた。自分はまだまだダメだ、他人はこんな感情にならないと思っていた。でも仲間に「感情の上げ下げなんて皆ある。対処の仕方を学べば良い」「感情は雨みたいなもので、降ったら嫌だけど、なくなったら困る。必要なのは傘なんです!」と言われた。
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俺は人生最大のピンチが訪れたことで、蓋をし続けた自分の心を見つめざるを得なくなった。それまでは自分の欲望を目標と履き違えて突き進み、より強い刺激を求め続けた。でも本当の心は欲望の皮の下にあった気がしている。本当の心は案外、平安とか協調とか穏やかなものを望んでいたんだなと驚く。
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「よく考えて行動しろ」って子供の頃から言われてたけど、俺、やったことないことは考えてもわからないんだよな。ああいう教えって誰が言い出すのか?きっと賢い人なんだろうな。俺は「自分より詳しい人に相談して行動しろ」「やってみればわかる」がいいな。自分の頭で考えてたら1歩も進めないよw
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震災のニュースを見ていると、未だに前を向けない人も、果敢に立ち上がった人もどちらの人生も心を打つ。悲しみを抱えている人を見るとつい励ましたくなるけど、前を向けない人は前を向けない人に勇気を与えているなと思う。「あれから10年」「もう10年」「まだ10年」時間の感じ方は人それぞれ。
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人ってどんな状況にも慣れる。辛い環境にも慣れると、逆に抜け出すことが怖くなる。地獄にいて、平和な世界が見えていてもそこに行く一歩が踏み出せない。依存症の仲間は声かけだけでなく、地獄の底まで来てくれる。「私もここにいたからわかるよ。一緒に抜けだそう!」と。経験者の案内人は頼りになる
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逮捕後の取材では必ず「これからの目標は?」と聞かれるんだけど、俺目標は特にないんだよ。こう言うとエネルギーがなくなったみたいにとられるんだけど、将来を考えるより、今日一日を感謝して楽しむことの方がエネルギーがいると思うんだよ。将来は今日の積み重ね。今を楽しめば、将来も楽しいはず!
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助けを受け入れるべき時は素直に助けを受けよう。世の中は十分厳しい。だからそれ以上自分に厳しくする必要ないよ。人生の一時、誰かの優しさにすがって救われる経験は悪くない。いつかその優しさを誰かに返そう。厳しさと優しさどちらも連鎖するなら優しさがいい。俺も貰った優しさを返していきたい
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家族や友人は勿論大切だけど、自分の支えは身近な人と限ったわけじゃない。危険な家族もあれば、安全な他人もいる。孤独は環境では埋まらない。家族といても淋しくて、一人でいても満たされることもある。満足とか幸福って自分の内側にあるんだよな。外側の見てくればかり気にしてたけどやっと気づけた
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「信念を貫く」とか「信念を曲げずに」ってよく言うから「信念」って何だろう?と思って検索してみたら驚いた。「正しいと信じる自分の考え」なんだって!俺なんて正しいと思っていた事が間違いだらけだったゾ。信念は出会う人や、経験や、時代で良く曲がったほうがいいな。信念は折れても恥ではない。
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人は皆弱点を持っているが、弱点に必要なのは、克服法じゃなくお互いを理解する気持ちだな。俺の今の仕事仲間の1人は、忘れ物と遅刻の王様でスケジュール管理が苦手。最初はイライラし不機嫌になって直せ!と思ったけど、これがこの人の弱点だと理解したら俺が協力しフォローすれば良いだけと気づいた
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人生は思い通りにも期待通りにもならないけれど、そこで潰れずに前を向ける人は、うまくいかない原因を自分の中に見出せる人。誰かのせいにしたり他人を変えようとすると嫌になる。他人のせいは自分の防御にならないし、自分責めも成長しない。誰のせいでもなく違うやり方に挑める柔軟性が人生を救う。
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正直言えば俺も若い頃容姿いじりをしてた。怒られると「冗談だよ」「本当に思ってたら言えないよ」なんて言ってた。あの頃はその言い訳で傷つけていないと本気で思っていた。でも今俺自身「老けた」と言われると他にどんなカバー語があっても一言が突き刺さるんだなと知った。言い訳は慰めにならないな
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容姿いじりって思った以上に人に深い傷を負わせるんだよな。そして思った以上に嫌な気持ちを経験した人が多い。どうにもならない事と頭では理解していても感情が自分を傷つけ不安が襲う。俺が言っても説得力はないけど、最近「容姿いじりをやめよう」と言われる様になったのは自戒も込めて納得してる
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芸能界は格好いい人だらけで、容姿で評価される世界。俺も30半ばを過ぎると「今時の顔じゃない」「顔が古くさい」などと言われ、落ち込み自分を責めた。今になれば容姿プラスアルファを見つけることが大切だったとわかるんだけど、どうにもならない事を責められると自尊心や自信を失っていくのも確か
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講演で8割方上手くいっても、残り2割を考えてしまうタイプ。完璧主義の生きづらさ。そう仲間に言ったら「完璧主義よりカーナビ主義。間違えても目的地に着けば良いんです」と言われた。「それに人は全部の言葉など覚えてません。一つ持ち帰ってくれれば充分」なるほど!完璧主義って実は傲慢なのかもな
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自分にとって簡単なことが誰にとっても簡単だとは限らないよな。逆もまた然り。自分が楽にできること、すぐに気づけることができない人がいると昔はイラだっていた。それをやる気の問題だと思っていた。想像力の欠如が、結局他人と自分を苦しめた。生きる世界が広がって自分が新人になって、気付けた。
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イタリア車は格好いいけど良く壊れる。弱点をマメにメンテナンスしないと重大事故に繋がる。心も同じ。俺は自分の弱点がバレたくなくて「自分の事は判っている」と言い訳していた。だから度々事故った。弱点は隠さずフォローして貰えば良かったんだ。イタ車は弱点だらけでも愛されるゾ。安心しろ俺。
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共感は強い結びつきを生むけれど共感がなくても信頼関係はできる。慣れも一つの要因。最初「なんだこの人?」と違和感を持っても、切らずに何度か付き合うと「あっこういう人なんだ」と理解し、付き合い方が判る。むしろ慣れると違和感のあった人の方が親しくなったりする。自分と違う人って面白いから
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かつては強さとは「勝つ」ことだと思っていた。今は強さを「優しくなること」だと思ってる。時々傷つき憎しみを抱えている人が怒りを投影してくる。自分の親は変わらなかった、だから俺のことも信じないと。「そうか、それは辛かったな。ごめんよ」と親の代わりに謝ってあげられるくらい優しくなりたい
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アドバイスを求められている訳でもないのに「俺だったらこうする」と考えてしまう癖がある。物事をなんでも自分自身に置き換えなくていいんだよな。理解できなくても受け入れるだけでいい事がある。そもそも俺を応援してくれる人を理解できない人も多いよな。でも実際にいてくれる。そういうことだよな