高知東生(@noborutakachi)さんの人気ツイート(いいね順)

301
俺は逮捕によって沢山のものを失ったけれど、得られたものも大きかった。本当の友情、精神論より行動変容、多様性を認めあうこと、~らしさという呪縛からの解放、正直に生きることの強さと自由、助け合うことでできる居場所や役割、失敗から得る使命感、そういう人生で本当に大切なものを教えられた。
302
「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と考えていると、いつか自分の心はすり減っていく。我慢と真の優しさは違うんだよな。しかも空気を読んだつもりになっていると不必要な我慢ばかりするようになる。俺の経験では、痩せ我慢を止めるコツは見栄と虚勢と「こう見られたい自分」という欲を捨てることだな
303
終戦記念日になると思い出すこと。戦艦大和に関する映画に出させて貰った時に、大和の生存者の方に話を伺う機会があった。その方が「砲撃をやっとの思いで逃れたのに、多くの仲間達が鮫に喰われて死んだ」と言われ俺は仰天した。生き残った方もトラウマとの闘いだっただろう。体験談は映画より壮絶だ
304
しくじりでやり直そうと思っても、決して元の状態には戻れない。社会的な信用など失うものは大きいし、傷つけてしまった人との縁は戻らない。だから「元の生活に戻ろう」と思うより「元の生活より良く生きよう」と考えた方が辛くないし現実的なんだよな。「戻りたい」を手放すと新しい生き方が手に入る
305
「更生しているのか」ってよく言われる。また叱られそうだけど、更生って見下されている感じがある。辞書には「心を入れ替えること」「立ち直ること」ってあるけど、心なんて1人では変えられないし、立てない時もある。むしろ更生っていうのは自己責任じゃなくて社会力とか周囲の力だと思うんだけどな
306
ピンチに陥った時に本当の友人に気づく。俺は事件で仲が良いと思っていた殆どの人にブロックされたが、今でも付き合いのある数少ない人が変らず接してくれた。助けてくれたのは殆どが事件後に知り合った人達。俺知り合いは多かったが友人は少なかったのかも。それも俺の生き方ゆえだし少数精鋭案外良き
307
依存症のことを知れば知るほど思うけど、学び始めた最初の頃が一番判った気になっていた。でも学べば学ぶほど、何もわかっていないことに気づいていく。なんでもそうだけど奥は深い。多分本当の専門家というのは、軽々しいことを言わないんだろうな。実は頼りない言い方の人の方が、頼れる人なのかも。
308
相手の感情を読み過ぎてつまらない嘘をつくことがある。相手が落ち込んでいると、自分も落ち込んでいるフリをしたり、相手が喜んでいると話を盛ったり。結局不誠実で嘘くさい奴だと思われるだけ。この瞬間的に起きる自己防衛を改善中。俺は今安全な所で生きているから大丈夫、無理するなと言い聞かせる
309
依存症の問題が起きると、原因も解決策も家族に目を向けられがちになる。俺自身も「家族のために」とか「死んだお袋のために」などと最初の頃は言ってた。でもそういう浪花節的な発言では何の改善も図れない。まずは自分自身の問題として直面し、かっこつける立場ではないと認められることが大切だな。
310
自分を不安にしたり、ダメな奴だと思わせる人間関係は断捨離した方がいいな。自分を大事な存在と思わせてくれる人といたい。当たり前のことなんだけど、俺は人を信じるという事に居心地の悪さを感じていた。腹の探り合いや、足の引っ張り合い、ライバル同士みたいな方が自分を鍛えてくれると思っていた
311
俺は自分が傷ついたことには激しく反応し自分が傷つけたことには鈍感だった。自分が尽くして貰うことは当然で他者に尽くすことは億劫がった。このタイプって結局静かに人が離れていく。上っ面な言葉をいくらならべても人間性って見抜かれるよな。誤魔化せてると思ってるのは自分だけなんだよな。反省
312
俺の経験上、親が「子供には隠し通した」「子供は何も知らないはず」「子供には心配をかけてない」と思うのは単なる希望で、むしろ子供の気遣いなんだよな。ファミリーシークレットは敏感に察知している。逆に家庭のピンチはちゃんと話しあった方が、大人になった時に逆境の乗り越え方がわかるのにな
313
クスリのこと、生い立ちのこと、恥だと思うことの対処法は2つだった。墓場まで隠し通すか、全部オープンにするか。俺は、オープンにする道を選んだので、もちろんそれによって断絶された人もいるけど、居場所もできた。どっちを選ぶのもありだけど、オープンは心が楽なのでオススメしたい。恐怖が減る
314
「まるで本当の家族の様でした」という比喩をポジティブな意味で使える人は幸せな人だと思う。だけどその比喩、皆が同じように感じられるものじゃないってことも知って欲しいな。中にはゾッとする人や、凍りつく人、恐怖を感じる人だっている。家族愛は良いものだけど当たり前に与えられるわけじゃない
315
「人間は皆平等」「努力は報われる」など、俺は敢えて子供達には「これは理想で現実に当てはまる人ばかりではない」ということを教えた方がいいのではないか?と思っている。その上で「自分はどう生きるか?」を選択せよと。理想を正解だと思っていると、落胆や無力感で、生きづらくなると思うんだよな
316
「好きなことを仕事にしたい」「仕事よりも家族の時間を大事にしたい」「仕事を選びたい」こういうことを言うと「そんなに甘くない」と忠告する人がいる。俺もそうだった。でもそういう忠告って、結局自分がそうできなかったから言っちゃうんだよな。忠告は真に受けなくて良い。自分の価値観を大切に
317
炎上覚悟で言わせて。田中聖君の執行猶予判決ホッとした。彼に必要なのは回復支援だと思う。判決に批判的なものや、スキャンダラスな記事も見るけど本当に彼の再犯防止を願い、一人の人間を救いたいと思うなら今騒ぐよりも、彼の回復過程を見てから記事にして欲しいな。勿論俺も再犯防止に努力し続ける
318
自分の成功体験が全ての人にあてはまるわけじゃないのに、俺みたいな自尊心が低い人間は「俺ができたんだからお前もできる」なんてつい言っちゃうんだよな。気をつけよう。1人の成功体験を過度に一般化すると多数のサポート機会を奪うかもしれない。メディア等も成功者の声ばかり拾わないのも大事かも
319
ハートネットTVを観て下さった方有り難うございました。年のせいもあって涙もろくなりました。かつては忙しいだなんだと文句ばかり言っていた俺。今ではこうして仕事ができることがとても有難く感じます。涙のせいで撮り直しかな?と思ったけどそのままでいいと、ありのままでと。またここから一歩ずつ
320
子供時代に希望や期待を持たないことが生き延びる唯一の手段という環境がある。諦めることで自分を守ってきた。大人になって急に「自由に生きて良い」「人と繋がれ」と言われてもできない。俺がそうで権力のある人には従ってしまい、愛情を持って接してくれる人にはワザと試し行動をしてしまう。逆だよ
321
Twitterに自虐ネタが溢れているが、かつてはさんざん「女ったらし」と言われた俺もクリぼっちだゾ。家族も恋人もいないからなw。他人と比較せず、評価を気にしなければ全くどうということもない。むしろクリぼっちに落ち込んでる人を「あの悪名高い高知東生だってクリぼっちだ」と元気づけられれば幸い
322
全く知らない人には敬意を払えるんだよな。ところが家族など近しい関係になると急に境界線を脅かしてしまう。近しい人に対してこそ、例え自分とは考えや行動や性格が違っていても 【あ】アラ探ししない 【い】言い方に気をつける 【し】支配しない 【て】照れずに褒める こんなこと大事じゃないかな
323
努力は必ず報われるというのも幻想で人を苦しめると思う。同じように努力しても様々な要因で結果が出る人出ない人がいるし、同じ努力でも持って生まれた資質で結果は変わる。だから努力が実ったとしても、自分の力だと驕っちゃいけないし、希望が叶わない人に努力不足と決めつけてはいけないと思ってる
324
「死ぬ気でやろう」なんて自分を鼓舞しない方が良い。「生き抜く気でやろう」じゃないと上手くいかなかったときに、ボキッと心が折れてしまう。何事も生き抜くつもりなら、上手くいかなくても別の道はないか?と考えることができる。「何が何でもこの道を突き進む」と猛進すると周りの景色も見えない。
325
先日良かれと思ってある案件について仲間に「知り合いに無料か安くやって貰おうか?」と言ったら「やってくれるなら正規の料金でお願いします」と返事がきた。「タダ働きや安く値切って良い仕事をしてくれるはずないし、知り合いだからこそ大事にしなくちゃ!値切ったらダメです」と言われ目からウロコ