金精軒(@kinseiken_jp)さんの人気ツイート(リツイート順)

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食品に限らず、製造品は全て同じ見た目になるように作るのが一般的なやり方です。 ただ、せっかく手仕事で作っているのに強引に見た目を揃えるのは勿体無いので、信玄餅は最後の結び方にルールを設けず自由に縛ってもらっています。 ルールがないと労力も減る点も重要なんです。
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市内の神代桜が今年も花を咲かせました。 樹齢1000年とも云われる古木は、目覚めると表現した方が相応しい雰囲気を放っています。ずっと眺めていると魂を吸われそうです。 田舎育ちの作家さんが、ただ美しいだけではない自然風系を描写するのも、このような存在に触れているからなのかもしれません。
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チーズケーキの上にクッキーを置いて遊びました。
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ホワイトデーを躊躇なくスルーし、ハートマークをそこに付ける店員さんにプロスポーツ選手のようなストイックさを感じました。
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ウサギがトレードマークになっている可愛い御奉行所が現存していると聞き、見学してきました。 屋敷に打った釘をウサギの飾りで隠しており、匠の心遣いがその正体でした。隠れミッキーを思わせる心遣いです。 膝の上に石を乗せる部屋には隠れていませんでした。
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苺を適当な大きさに切り「苺の重さに対して五分の1程度のお砂糖」をまぶします。 30分ほど経ち、お砂糖が苺の水分で見えなくなったら苺がほんの少し浸かる程度のお水を入れます。 ほんの少しで大丈夫です。
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これまで菓子業界といえば、辛くて苦しい仕事を続けなければ本物になれないといった風潮が大きかったのですが 最近は職人さんが楽しんで菓子作りを行っているからこそ素敵になれたお菓子屋さんが増えてきました。 業界関係なく、仕事との向き合い方に選択肢があるのは良いことですよね。
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梅雨になりジメジメとした日が続いています。 乾燥させて作るお干菓子など湿気は食べ物の天敵なのでついつい雨を疎ましく思いがちですが、この時期に雨が降らないと和菓子に大切なお米や大豆が美味しく育ちません。 当たり前のように季節が巡る事の大切さを忘れないようにしたいです。
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格式高い和菓子ばかりなのもつまらないので、スナック感覚でダラダラ食べるお菓子を今日は並べました。 単に小さく焼いたどらやきの皮のみなんですが、これが地味に美味しいんです。 スナック感覚という言葉が上手く伝わらず、サクサクしたお菓子と間違えられるので別の言葉を模索中です。
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配慮があるのは大前提として、感情を乗せた勝負を楽しむことをプロレスと表現するそうです。 こし餡派と粒餡派の「決着を付ける気は毛頭なく、互いの好きをぶつけて盛り上がるアレ」もプロレスかもしれません。 みたらし団子の出汁は昆布か鰹かでも楽しめそうです。 合わせ出し?なんだァ?てめェ…
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久しぶりに大きな紅白饅頭のご注文がありました。ご結婚に関する出来事でお使いになるそうです。 もちろんどんなお菓子でも常に真剣勝負ですが「大切なプレゼントに使う」と仰っていただければ、こちらも気持ちが入ってしまいます。 ご迷惑でなければご注文の際に用途を添えてみてください。
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菱餅に似せた羊羹のご注文がありました。上から桜、白餡、よもぎの羊羹になります。 菱餅の三色は桃の花、雪、新緑だと言われており、和菓子が如何に自然をお手本にした文化なのかがよく分かります。 様々な物が変わっていきますが、日本は自然を敬う気持ちが変わらないのが凄いですよね。
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最後に、ご家庭で水信玄餅を作った方の中で、飛び抜けて真に迫っている方をご紹介させていただきます。 感服です。こんなにウチのお菓子を作っていただいて本当にありがとうございます。 sp.nicovideo.jp/watch/sm294471…
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ゼニと落花生を収穫しに行きました。 普段から「体毛がきな粉色」といった表現をしてきましたが、こうして比べると落花生の色にも見えます。 白と茶色は美味しい色です。
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店員の女性陣の間で「北斗の拳」がちょっとしたブームになっていました。 呼吸と言えば「鬼滅の刃」のこのご時世で、転龍呼吸法が見れたことに金精軒のマイペースさを感じました。
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りっぱな葡萄をいただいたので、お風呂上がりに食べることにしました。美味しいです。とても美味しいです。 こんなに高価な果物を気軽に食べられる素晴らしさを文字どおり噛みしめながら、大量に冷蔵庫に詰まっている桃の使い道を考えています。 山梨は、凄いところです。
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傷をデザインとする和菓子があります。黄身時雨です。 画像1枚目の生地を蒸し、ふかふかに膨らませてヒビができれば成功です。 考案者がこのお菓子を失敗だと思わず、良さを活かそうとした目線とゆとり。自分も常に持ち合わせたいものです。
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画像は店先に置いた笠の画像です。 田舎の良さをアピールするために置きましたが、声を上げて感動する程の方がいらっしゃったのは予想外でした。 感動していたのは小さなお子さんだったので、恐らく「笠地蔵で何回も見てきたアレの実物」を見れたからだと想像しています。
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ギリシャ語で、神々が飲む不老長寿の赤い酒をネクタルと呼ぶそうです。 桃の下拵えで淡いピンクの果汁が溜まってくると、ネクタルはこんな見た目だろうかと想像が膨らみます。 木に塗れば、早朝にヘルメスあたりが獲れそうです。
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そんな出稼ぎから故郷に帰るのは年に2回。お正月とお盆でございます。 久しぶりに会う家族に、静岡の美味しい物を持って帰りたいと思うのが人の情。そこで白羽の矢が立ったのが安倍川餅だったのでございます。家で待つ子供や妻からも、甘くて美味しい安倍川餅は大変喜ばれました。
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リュウくんの飼い主さんから「リュウは君と遊ぶのが好きみたいだから散歩は助かる」と言ってもらえました。 ですが、実は助けて貰っているのはこちらの方です。 頭を真っ白にして彼と野原を走り回っていると色々な物から解放されます。走るのが楽しいなんて小学生以来の感覚です。
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公園でよくすれ違う方がドングリで秋に興じていらっしゃいました。 母上から全ては持ち帰れないとのお達しがあり、口惜しそうに残していった戦利品から哀愁を感じます。 夏はこれが蝉の抜け殻だったり、春はタンポポだったりするのでしょう。
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今年もお彼岸に入り、毎日おはぎを作っては並べている金精軒です。 お彼岸は「善行をしてブッダみたいな格好良い人間になろうよ週間」みたいなイベントです。1週間続きます。 そんなワケで特におはぎは必須ではないのですが、美味しいので自分は食べます。2個食べます。
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ちょっと焼き菓子に詳しい方なら、時折り面妖な模様が浮き出たどら焼きなどをご覧になったことがあると思います。 この模様は、何十年も修行をして身に付けた特殊な技術によってやっと再現できる… ものでもなく、クッキングシートとフライパンで誰でも簡単に真似できます。
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「鳳凰の肝を持ってこい!」無実の罪で打首寸前の弟を救うため、殿様の難題を突き付けられた弱小侍の源之助。しかし源之助は手土産に貰ったただの餅菓子をその肝だと言い張り献上してしまう。誰もがバレると震える中、得意の講釈と口車で次第に信じていく殿様だったが… 小説「くるみ信玄餅」より twitter.com/bofumofu_1751/…