金精軒(@kinseiken_jp)さんの人気ツイート(新しい順)

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画像は店先に置いた笠の画像です。 田舎の良さをアピールするために置きましたが、声を上げて感動する程の方がいらっしゃったのは予想外でした。 感動していたのは小さなお子さんだったので、恐らく「笠地蔵で何回も見てきたアレの実物」を見れたからだと想像しています。
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山梨で生まれた新しい葡萄の品種「ブラックキング」をゼリーにしました。ピオーネに似ながらもコクが強い印象です。 世間の反応を知ろうとブラックキングで検索したところ、サボテン、怪獣など同名の別種が織り混ざっており「このブラックキングはなーんだ?」といったクイズを解いている気分です。
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寒天で作った水菓子は透明に見えてほんのり白く濁っています。よくよく目を凝らさないと分からない程度の濁りです。 霧の中でライトを付けると乱反射して眩しく感じるように、透明度が高い素材で作るより美しく、温かみを感じる佇まいになるようです。 完璧ではないほうが綺麗なんですね。
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サクレで冷やしぜんざい。
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先日「餡子を自宅で作ると暑い!」といった旨の呟きをしましたが、ルームシェアをしていた友人から「久しぶりお前の餡子が食べたい」との連絡がありました。 こんな時間に汗だくで餡を炊いているのは嬉しかったからです。 お前の好きな塩加減はちゃんと覚えてるから楽しみに待ってろ。
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市内のひまわり畑で夏を撮影してきました。雲、山、花それぞれがパワーに溢れています。 ひまわりの上に指を置いておくと、仕事中の花蜂が通りすがりにハイタッチしてくれるので可愛くて仕方ありません。 自分から行くと怖がるのでひたすら待つ戦法は猫とのやり取りで学びました。
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そして現代、お盆とお正月の安倍川餅は山梨北部の者にとって大切な風物詩として根付きました。 「お仏壇に安倍川餅をお供えし、家族みんなでこれを食べる」これが山梨北部のお盆です。 静岡の方に話すと「夏に餅!?」などと驚かれますが、今年も金精軒は安倍川餅を搗いています。
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昔々、山梨の北部で目立った特産がなかったころのお話です。 働き口が少なく、家族を食べさせるためには出稼ぎが必要だった者は珍しくありませんでした。 出稼ぎ先は静岡県です。山梨からそれなりに近く、稼ぎの良い仕事が沢山ありました。
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お味噌汁の具など、お麩のイメージはもっぱら乾燥させた「焼き麩」が大半なのではないでしょうか。 乾燥させる前の瑞々しい生のお麩は、お饅頭の皮などにも使われます。 近頃はビール業界で「オフ」が流行っていると耳にしました。何かの間違いでこちらにも注目が浴びて欲しいところです。
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お葡萄をいただいたので「もろたで葡萄!!!」と叫んで喜びを表現しました。 エクスクラメーションマークが3つなのがポイントですが、残念ながら声では判別が付きません。工藤と掛かっている意図は周囲には伝わりませんでした。 それはそれとして、美味しい葡萄を今年もありがとうございます。
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和菓子の分類はとても難しいです。羊羹など、液体を冷やし固めるお菓子は型に流す様子をそのままに「流しもの」と呼ばれます。「流し者」だと罪人を意味するので変換ミスが致命的です。 「今日は流しものをたくさんやったんだよね」といった話が聞こえたら、お菓子屋さんか処刑人の可能性があります。
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お店のお菓子に酸味を付けたい場合はレモンを搾ります。 自宅のお菓子に酸味を付けたい場合はサクレを入れます。
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職人さんから「何に見えますか?」と尋ねられました。お饅頭に羊羹を塗り、シートの上から穴を開けているお菓子です。 こんなときは当てに行くのではなく、間違っても納得してもらえる答えをいうのが1番の正解ではないでしょうか。 幸い「朝顔」だと言い当てることができました。
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ご趣味で育てている睡蓮を一般開放しているお庭へ足を運びました。千葉県の蓮子が山梨で楽しめるなんてとても贅沢です。 和菓子が睡蓮をイメージしたお菓子を作ると、御仏前のお供物になってしまいがち。この景色を活かした普通のお菓子にもチャレンジしてみたいです。
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どんなお菓子も頑張って作ってはいますが、お団子を褒められるのはとても嬉しいです。 粉を練って作るお団子が一般的ですが、当店は炊いたご飯をすり潰して餅状にしているので五平餅に近い味わいがします。 雅なお団子というより「これ食うとリキがでっぞ!」といったパワー飯です。
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当店はインスタもやっているのですが、困ったことに偽アカウントがお客さんの情報を盗もうとDMを送っているそうです。 アンダーバーの数が違うだけなのでご注意ください。 因みに金清軒さんはお弁当屋さんで、暖簾分けをしていただいた甲府の金精軒さんは師匠にあたるお菓子屋さんです。
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ギリシャ語で、神々が飲む不老長寿の赤い酒をネクタルと呼ぶそうです。 桃の下拵えで淡いピンクの果汁が溜まってくると、ネクタルはこんな見た目だろうかと想像が膨らみます。 木に塗れば、早朝にヘルメスあたりが獲れそうです。
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明日はTBSさんの朝の情報番組「THE TIME」さんで、当店の水信玄餅をご紹介してもらえることになりました。 地元の水を活かした素朴な寒天のお菓子です。色々と工夫を凝らしていはいますが、SNSだからこそのちょっと変化球なご説明を付けるとすると CVが福山潤さんなのが自慢です。 twitter.com/foodfantasyjp/…
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お菓子屋さんになってから、浴衣や甚平の生地を買うようになりました。 和菓子はシンプルな見た目が多いので、生地の柄によって楽しげな雰囲気にも、厳かな雰囲気にも変えられます。 適当に机に敷くだけで売り場が落ち着き、シワになりにくい素材が多いのも嬉しいことろ。
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山梨の北部はブルーベリーの季節になりました。 お砂糖とサクレで軽く煮込んで甘さ控えめのソースに仕立てたら、ヨーグルトに汁だくでかけて初夏を楽しみます。 サクレはもちろんレモン味です。
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雲や霧の向こうから霞んで見える「おぼろ月」は神秘的で美しいです。 水饅頭の餡子が透ける様子もまさに"朧"なので、説明に上手く合わせればと考えましたが朧月は春の季語なのでしっくりきません。 「おぼろ」な食べ物がお豆腐や昆布ばかりな日本に、お菓子からもアプローチをかけたいところです。
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同業の方から「SNSで発信できるような魅力的な話が見つからない」とご相談を受けました。 魅力的かどうかはお読みになっている方にお任せするもので、こちらから発信するのは「調理場のしゃもじがデカい」程度の話で充分だと、気を張らないようにアドバイスしました。 調理場のしゃもじがデカい。
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千葉県で美味しいカステラを食べました。 シンプルなお菓子ほど美味しさの段階を上げるのは難しいと考えていますが、自分の想像を2段ほど飛ばした味でした。 お爺ちゃん職人がお作りになっているそうで、半生をカステラと向き合う方の魂を感じました。
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「渋い色合いのお菓子」は撮影が難しいです。中々魅力が出せません。 そんなときは、世の中にある「渋くて美味しい食べ物」の写真を参考にします。輪切りにするだけでこんなに変わるんですね。 参考にしたのは「イカめし」です。
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画像のお菓子は"水無月"と呼ばれる京都発祥の和菓子です。 水無月とは6月も意味しますので、古来の日本人にとって「6月それそのもの」と言って良いほどのお菓子だったのではと考えてします。 タモリさんがお昼の顔だったことも、時代と共に薄れていくのかもしれません。