金精軒(@kinseiken_jp)さんの人気ツイート(新しい順)

126
清少納言が「春は明け方がやべえ!夏は月のない夜に蛍が飛んでたらエモい!」とかなんとか言っていましたが、 自分も仕事柄、花鳥風月を気にしているので拘りのようなものはあります。 梅は「蕾」がお勧めです。 この丸さと、咲いた後の落差に心奪われます。
127
先日呟いたパンナコッタの作り方を尋ねられたので、ここでも呟く事にしました。 簡単なのに、名前が何やら本格的なので作ると驚かれるのがポイントです。お鍋ひとつで出来るので是非お菓子作りを楽しんでみてください。
128
桜咲く。
129
苺の値段が下がり、苺を口いっぱいに頬張れる季節になりました。 大切に一粒づつ食べるのも良いですが、苺をたっぷり入れたパンナコッタを皿にしゃもじで盛り、品など知ったことかとばかりに苺のソースをだっくだくにかけて食べるのも大好きです。
130
以上の2つを踏まえると、味が分かる上にちょくちょく怒り狂う海原雄山はこの世で最も恐ろしいお客さんだとだと断言できるのではないでしょうか。 空想上の生き物で本当に良かったです。
131
ネットで「怖いお客さん」と検索すると、文字通りの怒ると怖い方の話がたくさん出てきますが、和菓子屋からすると「きんつば」だけをお買いになる方は少し怖いです。 和菓子の魂である餡子の味が直球で味わえるお菓子なので、これがお口に合わなかったらどうしようもないからです。
132
黒柳徹子さんがYouTubeでご自分のチャンネルをお持ちと知り、ご恩返しに呟くことにしました。 苺大福を広めた方だからです。 「大福の中に果物を入れるなんて気持ち悪い」といった方も多かった昭和後期に、テレビで苺大福の美味しさを発言なさったそうです。 youtu.be/M2ZiQe8Zw2M @YouTube
133
今日は「関西風の桜餅」と「関東風の桜餅」を両方作りました。 普段は関西風だけですが「甲乙つけ難いなら両方食べればええじゃないか」雛祭りくらいは、そんな贅沢も許されると考えた次第です。 仕事帰りに洋菓子を買う方も、今日はシュークリームもプリンも両成敗といこうではありませんか。
134
食べ物を作る者にとって「美味しい」は大変嬉しい言葉ですが、実はもっと上の言葉があります。 「おかわり」です。 言われた瞬間に『愛を込めて花束を』のサビが流れるほど嬉しくなります。 バレンタインに作ったケーキをまた食べたいとのご要望があり、間違いなかった確信を胸に製菓に興じました。
135
長野県のとあるお菓子屋さんが 「素敵なお菓子が身近にあったらみんなの心があったかくなって犯罪とか減ると思うんだよね。だから菓子屋のみんな頑張ろうぜ!」 といったお話をされていたのを今思い出しました。 サッカーが戦争を止めた話もある程の世の中、お菓子だって負けてられないです。
136
画像は「とある柑橘類を、皮ごと甘く煮つけた物」です。 何やら勿体ぶっているのは、この画像を鶏料理だと認識してしまう方が山梨県にとても多いからです。 山梨ではこの果物と「見た目も名前も全く同じ鶏モツの煮込み料理」が有名で、正式名称を書いても誤解を助長するだけなのがその理由です。
137
近隣の子供達が、親御さんと本気で竪穴式住居を作っていました。 「そういえば父さんと竪穴式住居作ったけな…」だとか「竪穴式住居を見ると、あの冬の事を思い出すなぁ」と言った台詞が将来呟かれるのかと考えると、胸が熱くなります。
138
ここ数年「大量生産品への悪いイメージの払拭」を強く感じてます。 大量生産された食品には人の知恵と努力が詰まっており、減った人件費で美味しい材料を揃えることもできます。 盲目的に「手作りは良い」などと慢心せず、手間隙をかける意味がある菓子の姿をこれからも模索していきたいです。
139
ただ並べたお団子を熱心に撮影していると「こんな被写体で良いものなの?」と尋ねられました。 確かに遠目から見ると何でもないお団子も、こうしてフレームいっぱいに撮るとひとつの世界になって見えてきます。ミニオンズのような可愛さが堪りません。 写真は楽しいですよ!
140
白餡に刻んだ桜の葉を混ぜ、桜餡を作りました。桜の良い香りが鼻を擽ります。 桜は地面の栄養を独占するため、周囲に他の草木の生育を阻害する成分を出しており、それが桜の香りの元になるのだとか。 甘い香りの裏に少し危ないエピソードがあると、より一層魅惑さが際立ちます。
141
おでんと白米は合わないと感じる方が多いそうですが、炊き立てご飯にゆかりを混ぜ、焼きおにぎりにしておでん出汁をかければ前世から恋人同士だったのかと思うほど相性が良くなります。 食材も人も合わないと嘆いても始まらないので、どうすれば素敵に変わるかをみんなで考えたいです。
142
店舗に欠陥を見つけました。 看板を外せない位置につけたので、何を作ってもお団子だと思われてしまうのです。 面白いのでこのままです。
143
画像は「牛乳、バター、水飴、砂糖、蜂蜜を入れたお鍋」です。 これを煮詰めるだけでとあるお菓子が完成しますが、面白そうなので名前を隠してツリーを続けていきます。
144
お正月は既に終わりましたが、未だに干支の上生菓子を作り続けています。 地元が獅子舞ではなく虎舞で厄を祓う風習があるため、虎のお菓子をお求めの方が減らないそうです。 阪神近辺の和菓子屋さんも、地元の虎ファンの為にお菓子を作り続けているのではないでしょうか。
145
白玉団子はとてつもなく我儘なお菓子です。 冷やすと美味しいのに、冷やし始めると美味しさがどんどん落ちていくからです。 今回は白玉団子の話をしながら、自宅でのお菓子作りの素敵さを書いていきます。
146
林檎の皮が勿体なかったのでアップルティーを淹れました。皮を煮てほんのりピンクに染まったお湯で紅茶を作るだけで贅沢な気分に浸れます。 乾燥させた林檎の紅茶より香りは弱いですが、鮮度感のある果物の味わいが蜂蜜とよく合います。 寒い季節は手の加え甲斐のある果物が多くて楽しいですね。
147
苺味の餡子を作っていたので、美しい赤が魅力的な絵になるだろうと撮影を始めました。 ところが周りから「完成すると色が悪くなるよ?」と心配されます。見た目を二の次にしてまで味に拘ったお菓子こそ発信に値する価値があるため、喜んで撮影を続けました。 最後はどんな色になるのか楽しみです。
148
こうして完成した上生菓子ですが、手間をかけ過ぎて1時間に5つしか作れません。 とても効率が悪いので普段はここまでやりませんが、やはりお正月は気合の入ったお菓子を作りたくなってしまうのが和菓子屋の心意気です。
149
今年最後の呟きに、虎の上生菓子を作る過程を選びました。 こし餡を入れた練り切りに耳を付け、縞模様を施していきます。 ひじきに見える模様も練り切りで作られています。
150
寒い日が続く年の瀬です。 金精軒は山梨の中でも、冬が厳しい北部にあります。更に日頃から滝行なので鍛えているため、北風が吹く中のお散歩も一切寒さを感じません。