金精軒(@kinseiken_jp)さんの人気ツイート(新しい順)

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ホワイトデーを躊躇なくスルーし、ハートマークをそこに付ける店員さんにプロスポーツ選手のようなストイックさを感じました。
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SNSが生活に溶け込んだことで、お菓子業界が見た目をこれまで以上に重視して10年余り。 そんな大きな波の反動で「エモい」「あえて盛らない」など自然体の良さが復権してきました。素朴が持ち味の和菓子屋には嬉しい世相です。 春はやっぱり、苺が中に入った映えない苺大福をお店に置きたいです。
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楽しいです。
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今日はその経験を活かしてお店の飾りを作りました。
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渋紙と呼ばれる紙は和菓子でよく用いられる道具です。渋柿のしぶを和紙に染み込ませて分厚く固めており、水に濡れても全くヘタレない丈夫さがあります。 職人さんはこの紙に穴を自分で開け、気軽にお菓子に模様を作ります。 和菓子屋さんと紙切りは昔から親和性の高いものです。
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来月から始まるイベントに備えて飾りの確認をし、何を作り足そうか考えています。 2枚目はよく描けたのでお気に入りです。
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お水を吸わせた小豆で餡子を炊きました。 火にかけると灰汁がもこもこ出できます。おたまで泡だけ取るようなことはせず、煮汁は全部捨ててしまいます。これを「渋きり」と呼び、渋を捨てれば捨てるほど上品な餡子になります。 豆の風味が好きなので、今回は1度きりにしました。
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酪農家さんから「ソフトクリームに牛乳をかけみて」とお勧められました。 ソフトクリームとシェイクの中間に、こんな世界が広がっていたとは驚きです。 ソフトクリームを溶かして食べる贅沢な感覚にも心を掴まれました。
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配慮があるのは大前提として、感情を乗せた勝負を楽しむことをプロレスと表現するそうです。 こし餡派と粒餡派の「決着を付ける気は毛頭なく、互いの好きをぶつけて盛り上がるアレ」もプロレスかもしれません。 みたらし団子の出汁は昆布か鰹かでも楽しめそうです。 合わせ出し?なんだァ?てめェ…
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お菓子で動物を作る場合、生き物らしさを控えめにしてシンボリックなデザインにします。 生々しいと食べ難いためですが、デフォルメが可愛いとそれもまた食べ難いので悩ましいです。
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毎年この時期から、旬に向かって苺の呟きが増えていきます。苺に相応しいハッピーな雰囲気も乗せれば最高です。 とはいえ、強烈な寒波で今年は心配の方が大きいです。苗やビニールハウスを冬から守る農家さんの苦労は大変なものがあると思います。 ひとつひとつ丁寧に包餡したいです。
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社長は和菓子の格式高さを然程重視していおらず「ただの田舎の菓子屋じゃんね」と、良い意味で肩の力が抜けています。 和菓子の威厳を守るのは別の皆さんにお任せして、余ったどら焼きの皮をお店に並べるような緩さでのんびりお菓子を作っていきたいです。
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油と砂糖は美味しさがかけ算になる組み合わせ。バターと餡子の相性は抜群です。 植物性の油脂も同様で、ナッツに含まれるオイルがお砂糖とよく合います。つまり、くるみ餅に餡子は最高なんです。 カロリーの観点から見るとあぶないコンビですが、心の柴田恭兵が「関係ないね!」と許してくれます。
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これまで当店は「クリスマスだろうが餡子のどら焼きを売る」というストロングスタイルでしたが、お子さんを楽しませたいという思いから今年はマシュマロとチョコレートで仕立てる運びとなりました。 画像だけでは「餅入りの餡子どら焼き」に見えてしまうのが口惜しいです。 森の木陰でエンゼルパイ。
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シナモン、ローズマリーなど家に余っているスパイスを適当に煮ます。 パンチを効かせるための生姜と、多く入れ過ぎるとカレー味で台無しになる暴れん坊のガラムマサラをほんの少し。 香りが立ったら茶葉と牛乳でチャイの出来上がりです。ミルクティになる瞬間が特に幸せ。 twitter.com/i/web/status/1…
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奇を衒ったお菓子や作品に憧れ過ぎて、拗らせそうになることが時々あります。 そんな時はあんみつです。 甘い物に甘い物を足したら美味しいというベアクロー理論のような解りやすさ、否定できるわけもない圧倒的な甘味のパワー、それが王道好きな自分を取り戻してくれます。 黒蜜もかけましょう。
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お餅には大きく2種類が存在します。 「炊いた餅米を潰した物」と「餅米を砕いた粉から作った物」です。 様々なお餅のパッケージに「杵つき」と書いてありますが、これは製造方法が前者であることを表しており、 「手間がかかってるしお米の味も楽しめるよ!」との意味が込められています。
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新潟の可愛い飲み物「浮き星」を買ってきました。 お砂糖でコーティングしたあられにお湯をかけ、浮かんでくる星を楽しむ飲み物で、星が浮かぶ際にパチパチと音がするのがとても楽しいです。 生姜味を選んだのも正解でした。
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さつま芋の蒸し羊羹を作りました。暖かい飲み物によく合う秋冬の定番お菓子です。 ところがお芋は保存すると旨味が増す品種が多く、国産のお芋を昔ながらの涼しい倉庫で保管すると夏には糖度が膨れ上がります。 お芋の冷たいパフェは夏こそ美味なのですが、季節感がないため見かけないのが残念です。
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和菓子屋が村雨と書いたらそれはお菓子を指します。 画像は村雨で干柿とバターのクリームを挟んだ使ったお菓子で、餡子と米粉をソボロ状に仕立てたふわふわの外側が村雨になります。 村雨、ソボロとくれば侍を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしゃうか。懐かしいです。
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和菓子は「粉の技術の結晶」と例える方もいるほど様々な粉を使います。 その中のひとつが氷餅です。ココナッツパウダーにも見える画像の粉は、凍らせたお餅を乾燥させて更に砕いたものです。 ベタベタしたお菓子に纏わせたり、雪をイメージしたお菓子の飾りなどに使用されます。
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キメ細かい泡のベールがたゆたう美味しいココアができました。このグラデーションを見ているだけでも幸せです。 ココアも真面目に作ると立派な製菓、是非作ってみてください。
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砂糖の感触がなくなり、ツヤツヤのクリームになれば完成したも同然です。牛乳を入れて弱火のままココアを伸ばしていきます。 水面に細かい泡のベールが広がっていれば美味しくなった証拠です。 牛乳の膜が張らない程度に、湯気が出てくる程度まで温めます。
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まだ練りは終わりません。 お鍋を出来るだけ弱い火にかけ、お砂糖のザラザラした感触がなくなるまで温めていきます。 何度も淹れて慣れてきたら火をほんの少し強めても良いです。沸騰させてはなりませんが、その範疇の中で出来るだけ火力を高めると香り高く仕上がります。
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寒い季節になったのでココアを練りました。 ココアは水に溶けるものではないので、丁寧に撹拌するのが美味しくなるポイントです。ココアパウダーとお砂糖をよく混ぜたら、ラム酒と牛乳を少しだけで入れてよく練ります。 練りすぎて困ることはありません。画像の様なクリーム状になるまで続けます。