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江戸時代の『下り酒』にルーツを持つ老舗酒造である大関にとって、カップ酒はまさにチャレンジだった。
だが同時に危機感もあった。
若者が日本酒を飲まなければこの業界全体が滅ぶ。
当時の若者はビールなどの洋酒に目が向いており、なんとかして日本酒を呑ませたい。
その思いで開発が始まる。
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この小麦は半矮性遺伝子を持っていた。
背が低くなるため、倒れにくくなるが穂の長さは変わらないという特性だ。
この品種によって大量の肥料を与えても倒れず成長し、たわわに実る。
農林10号から作られた品種により、収穫量は急増。
メキシコでは輸入に頼らず、逆に小麦の輸出国になることができた。
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現在、地球温暖化の『悪玉』となっている石炭火力。
だが、前述の火力発電所では現在、CO2排出削減のための最新設備を導入し、将来的には地中に埋める計画が推進中だ。
40数年前に受けた逆風と同じ。
彼らは黙々と技術を示していくのだろう。
#にいがたさくらの小話 その141改
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その後、日本ガイシとして分離独立し、がいしだけでなくエンジン用スパークプラグ等セラミック分野へ裾野を広げる。
現在では様々な特殊材料を扱う企業として、業界をリードする存在となっている。
熱い思いがなければ、新しい技術を手に入れることは出来ないのだ。
#にいがたさくらの小話 その394
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売り出した当初は全く売れないどころか、フタから液漏れがあり、商品回収などでマイナスだった。
それでも彼らは若者を諦めなかった。
フタは改善され、新たな販路を自販機や駅のキヨスクなどへ広げる。
電車で移動中に呑める酒が手軽に買える。
キヨスクへの導入はまさにイノベーションだった。
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宣伝というわけではありませんが、ふるさと納税のサイト貼っつけときますね。
みんな、ライバルに差をつけろ!
さとふる
satofull.jp/products/detai…
楽天
item.rakuten.co.jp/f022080-mutsu/…
ふるなび
furunavi.jp/product_detail…
ふるさとチョイス
furusato-tax.jp/product/detail…
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こうして東京が首都になったが、首都を定める法律は現在もない。京都に配慮した結果、東西両都という形にしたからだ。
文化は京都、経済は大阪、政治は東京という形で明治政府はスタートした。
ちなみに現在の法律では東京が首都であることを前提とした法律はある。
#にいがたさくらの小話 その310
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ゴンザは1739年に21歳で亡くなる。
彼の没後は日本語教育が下火になるが、新たな日本人漂流民が発見され、モスクワへ送られて講師となり、存続していたという。
ちなみに彼らの出身は、現在の青森岩手。
薩摩訛りの次は南部訛りだ。
#にいがたさくらの小話 その115改
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そんなこんなで戦地に投入された興亜一心刀が、戦車や砲弾が支配する近代戦においてどれほど活躍したのかはわからない。
だが、日本刀は魂。精神的な拠り所にはなった。
戦後は美術品でもない上に日本刀のカテゴリからも外されたので、その殆どが消えてしまった。
#にいがたさくらの小話 その21改
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シアトルには、こんな言葉がある。
「グレートノーザン鉄道を父に、日本郵船を母に発展してきた」
1896年にグレートノーザン鉄道の誘致により横浜〜シアトルの定期航路を開設した日本郵船。これが当時ニューヨークへの最短経路で、サンフランシスコ経由より1日早かった。
ヨーロッパへも最短経路だ。