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どうやらこの話は創作だったようです。
伝説級の人なのでなんの不思議もなく書いておりましたが、お詫びします。
twitter.com/schoolwars1/st…
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江戸時代、戦乱がなくなり太平の世となり経済が発展したが、寺社は困窮した。
補修のためには、カネがいくらあっても足らない。しかし寺は仏様しかいない。
そこで人々に寄付を募るため、江戸や京都へ出向き、寺社が持っている秘宝·秘仏を公開する出開帳を始める。
江戸時代の大規模イベントだ。
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伝説が起きたのは、第4回。しかも地方予選だ。
この年のルールは、ロボットで箱を積み上げるというもの。
ただし、一番上の色のチームがその特典を総取りするというルール。
スプレもんは箱を乗せるという常識から解き放たれ、塗料をかけた。
スプレもんという名前だが、チョロチョロと流した。
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江戸時代は藩が境目で、人の往来も制限されていた。せっかく編み出した農法も、農書という書物にはできたが、教え広めることはできなかった。
老農たちが集まる農談会では、種籾の交換や農具の改良情報が積極的に行われ、地域を超えた人材交流も進む。
なおイギリス人に代えて雇ったドイツ人は活躍する
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市役所の熱意に押され、ふるさと納税の返礼品になると、さらにネットで火がつく。
ネタではなく、ガチな需要も発生。一時はSNSに投稿が相次いだという。
むつ市長も認めたホタテ水着。
陸奥湾のホタテは、美味しい。
食べる以外でも、2度美味しいのだ。
#にいがたさくらの小話 その327
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ドイツ人が着目したのは農法ではなく土壌。
多くの地方では田んぼの水を抜かない方式だったため、深く耕せず土地が痩せたと指摘。
水を抜き深く耕す方法は実は既に日本にもあった。
江戸より前に朝鮮から伝えられ北部九州で継承されていた方式だ。
ドイツ人の根拠をもとに全国的に普及することに。
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色を変えるというアイデアはあまりにも奇抜だったが、技術が追いつかなかった。
スプレもんは伝説だけ残して一回戦で敗退。
床にドバドバと垂れる塗料に大会運営は困りまくる。
ちなみに作った大分高専は17回大会まで、惜しいところで全国出場が果たせなかったが、スプレもんの呪いと呼ばれた。
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こうして明治農法と名付けられ、全国展開した農法により、水田の反収は飛躍的に進化を遂げた。
この後、日本の農学は確立し、品種改良や化学肥料等が普及していくわけだ。
ドイツの科学は世界一と日本の伝統を混ぜ合わせて僕らの祖先はコメを作っていたのだ。
#にいがたさくらの小話 その90