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こうして東京が首都になったが、首都を定める法律は現在もない。京都に配慮した結果、東西両都という形にしたからだ。
文化は京都、経済は大阪、政治は東京という形で明治政府はスタートした。
ちなみに現在の法律では東京が首都であることを前提とした法律はある。
#にいがたさくらの小話 その310
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どうやらこの話は創作だったようです。
伝説級の人なのでなんの不思議もなく書いておりましたが、お詫びします。
twitter.com/schoolwars1/st…
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発射は幾度も延期され、NASAは苛立っていた。
だが、予定日の気温は低かった。Oリングのメーカーも危険だとNASAに警告していた。
NASAとメーカーは協議。NASAは「春まで待てと言うのか?」と激怒。安全でないならそれを示せと突き返す。
メーカーは困る。メーカーにとってNASAはお得意様だったからだ
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ゴンザは1739年に21歳で亡くなる。
彼の没後は日本語教育が下火になるが、新たな日本人漂流民が発見され、モスクワへ送られて講師となり、存続していたという。
ちなみに彼らの出身は、現在の青森岩手。
薩摩訛りの次は南部訛りだ。
#にいがたさくらの小話 その115改
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技術者たちはデータを漁った。だが、はっきりと確実にダメだという核心のデータはなかった。それでも技術者たちは、打ち上げ延期を主張した。
メーカーの経営者層は、技術者の主張とお得意様を天秤にかけた後、喰い付く技術陣トップにこう言った
「技術者の帽子を脱いで、経営者の帽子を被りたまえ」
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技術陣のトップはその言葉に折れてしまう。彼は経営側の人間でもあったのだ。
それでも技術者たちは強硬に反対した。
しかし、経営者層での意思決定では満場一致で打ち上げ延期勧告の取り止めとなってしまう。
こうして技術者たちの懸念通りに事故が起き、7名の宇宙飛行士の命が失われてしまった。
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伝兵衛は困惑した。
大阪谷町の質屋の息子だった彼は、江戸への航海中に遭難。
流されてカムチャツカに辿り着いた時には生存者はワシだけ。
現地のイテリメン人に捕縛されていたところを、救助されたはいいが、モスクワってどこやねん!
ちなみに、江戸→インド、大坂→ウザカと間違えられていた。
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南満州鉄道株式会社は鉄道だけの会社ではなかった。
製鉄や鉱山開発、シンクタンクなどあらゆる範囲をカバーする会社だった。
冶金や金属材料の知識もある。
近代的な設備と満州の鉄で、とりあえず試作して刀剣会に出品したところ、江戸初期の名刀・初代忠吉と間違えられる程の出来栄えだったという。
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1957年に帰国するまでの台湾農業改善による台湾経済への効果は大きい。
農家の収入は増え、蓬莱米輸出による外貨獲得、それによる工業への投資と、今の台湾の発展の根源を生み出したといっても過言ではない
ちなみに台湾ビールにも蓬莱米が入っている。台湾の命だ。
#にいがたさくらの小話 その31改
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上記の話は津軽藩兵をベースに書いてます。
ちなみに増毛を守っていた秋田藩兵は、自生していたハマナスをお茶にして飲んだので壊血病には罹らなかったそうです。
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日本刀最大の弱点はシベリアの-20℃以下の環境では低温脆性により折れてしまうことにある。しかし、満鉄刀は近代材料技術によりカバー。
日本刀の特性である、折れず曲がらずよく斬れるを残したまま実戦に適した刀となった。
刀には魂が宿る。
満鉄刀だと魂に失礼なので「興亜一心刀」と命名された。