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後編から見た人、前編も見てね!
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幕府や藩の役人などを捌きつつ、庶民を飽きさせない為のでみせや屋台の手配、輸送される秘仏·秘宝の輸送状況の管理、そして資金調達など、ありとあらゆる手配を整えて御開帳されたという。
現代の博物館の特別展と祭りを合わせたようなイベントだったという。
イベント記念の浮世絵などもあったそうだ
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現代と比べて娯楽の少なかった江戸時代、出開帳は一躍ブームになったそうだ。
ちなみに道中の名古屋などでも出開帳を行われた形跡があるという。
江戸時代の庶民も我々とあんまり変わらないのかもしれない。
#にいがたさくらの小話 その187
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藩主を擁護する直訴は前代未聞。幕府役人も江戸市民も庄内農民に同情的になる。仙台藩主伊達斉邦も幕府中枢に苦言を呈す程。
命令を出していた11代将軍家斉が死去すると、幕府は命令を撤回。村々では勝利の宴が繰り広げられた。
江戸期の転封撤回はこの1件だけだ。
#にいがたさくらの小話 その62改
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まだ現代のように交通が発達していない時代、庶民が旅行するのは高嶺の花。江戸から近い成田山だって二泊三日の旅程だ。
だが、各地で有名な秘宝·秘仏が公開されているのなら行ける!ってことで、人々が参加することに。
大規模イベントとなるため、イベント会社を雇い、段取りをやらせていたそうだ。
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オノマトペ(擬音語、擬態語)は状態や気持ちを表すことが多い
医療で必要な語彙である気持ちや状態を表すものは、名詞と違って標準語への置き換えが難しい
例えば「胸がどやっとする」と言われて、「どやっとするとは標準語ではどういいますか?」と聞いても、患者は答えに窮するだけだろう
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最初にアポを取ったのは日本の宮内庁だった。だが、皇室御用達というハードルは高く、ポッと行っただけで獲得できるものではなかった。
次に依頼したのは米国大統領だったがこちらも玉砕。
そしてローマ法王庁だ。
神子原という名前だから、神の子という安直な発想だった。
だが、ローマ法王庁は快諾
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ローマ法王庁には貢物を受取る文化があった。
日本からも古くは織田信長が献上している記録が残っている。これまでの日本からの貢物の中に米はなかった。
このことが当時、国内外の様々なメディアが取り上げた。
あまりにもキャッチーだったからだ。
そして神子原米は飛ぶように売れたのだという。
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このあとに漂流したゴンザの話はこちら
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今でも神子原地区の農産物直売所に行くと、ローマ法王の名前が踊る。
絶大なブランド力は、常識に囚われては獲得できないのだ。
#にいがたさくらの小話 その60改
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