この問題に背景にある制度的・技術的な話については、八田先生がこちらの動画で分りやすく解説してくれているので、併せてご覧くださいませ。 「児童の性的保護を理由とするデジタル監視の手法と制度の問題点」 講師:八田真行さん(情報学者/駿河台大学准教授) jfsribbon.org/2021/08/blog-p…
韓国のゲームシャットダウン法の撤廃に尽力されたイ・サンホン議員が、山田太郎議員との意見交換の様子をfacebookで紹介して下さいました。韓国のNGOや研究者の皆さんから推薦・ご紹介を頂き、私から今回の両国の議員の懇談を提案させて頂きました。ありがとうございます。 facebook.com/thethethe0613/…
山田太郎さんは韓国訪問中だったんですが、クレジットカード会社による表現規制問題で、急遽、ヨーロッパとの会議にどうしても出席してほしい事情ができ、韓国内を移動中の山田さんをつかまえて、ドイツと回線をつなぐという無理をしてしまいました。すみません。。山田さん、いつも本当にありがとう。
リベラルの人たちの中には、自分の推進する政策が、「人権と調整にかかる」という構図自体に、プライドを傷つけられたと感じてしまう傾向があるのかなという気はしますね。人権意識の高い自分が賛同する政策が、そもそも人権と抵触すること自体があり得ない、と。
今日は、国連で議論中の新しいサイバー犯罪条約の議論の状況について、山田太郎議員が解説をしてくれていたわけですが、以前、私からも紹介をしたように、文章による表現についても児童ポルノ犯罪化するように各国に義務付ける規定とかが入ってきているんですよね。書くのはもちろん読むのも犯罪と。
山田議員からご相談を受け、私からは、この問題について既に取組んでいる海外の主要なNGOの専門家をご紹介して、レクチャーをして頂いたり、今後の協力関係について話し合ったりしているところです。
「不健全図書」とか「有害図書」とかの名称を変える意義って、まさにこういうことだと思うんですね。敬意を払わすバカにしていたら、まともなゾーニング制度はできないんです。 twitter.com/ogi_fuji_npo/s…
「セックスする権利」とか「結婚する権利」というのは、第三者(政府とか世間とか理解のない家族とか)から不当に妨害されない意味だと普通は思うじゃないですか。でも、少なくないシスヘテ男性がそれに共感する時、それを「ありつく権利」という意味に勝手に変換していることがあって怖いんですよね。
政治家をはじめ公職にある者が、「気持ち悪い」だの「キモい」だのといった感情論で政策を語ってしまうことの危険性は、指摘されて然るべきじゃないかねぇ。 それは政治や政策のテーブルに持ってくるべきものではないように思う。
結婚制度というのは、別れたくても、そう簡単には別れることができないようにするための制度で、通常であればそういう契約は人権侵害になるので国家(裁判所)が強制的には実現できないところ、憲法24条によって特別に人権侵害が認められているわけですよ。
本日の夕刊フジに“「不健全図書」名称変更求め漫画家が声上げる 「はじめの一歩」森川ジョージさんら都に陳情 #もう不健全とは呼ばせない ”という記事が掲載されています。ぜひご覧ください。
さきほど都議会文教委員会で、名称変更の陳情自体については不採択となりました。 共産・立民・ミライが賛成する一方、都ファや自民からは、立法技術上の細かい理由付けで反対するが、名称変更の必要性には理解が示されるという、「グレー」な結論です。 今後の動きが重要になってくるかと思います。
国連で検討中の新サイバー犯罪条約ですが、「文章による児童ポルノ」とか「虐待を描写した文章」の犯罪化を各国に求めることも現実味を帯びてきたわけなんですけど、文筆家の皆さんがほとんどこの辺りの事情を知らないので、ちょっと心配なんですよね。
カナダでは、ホラー小説家が作品内の描写を理由に児童ポルノ犯罪で訴追されるといった事件も起きています。 jfsribbon.org/search/label/2…
児童ポルノやペドフィルへの恐怖が蔓延した結果、アメリカ社会は子どもたちにも疑いの目を向けるようになった。幼い子どもたちが、性犯罪者の烙印を押されたり、性的問題児童として治療対象にされたりする事例が相次ぎ、ようやく人権団体が警鐘を鳴らすも、もはやパニックは止まらない状況という。 twitter.com/jfsribbon/stat…
撮影罪、男女とも胸部が性的部位にあたる一方、水着は下着扱いにならない。 だから海辺で、女の子の水着姿の撮影はOKだけど(胸部を覆っているから)、男の子の水着姿を撮影すると撮影罪(上半身は覆わないタイプが多いから)ということになるのか。うーん。。これ、大丈夫なんだろうか。
キモヲタの方々は、自分の作成した絵や文章を持っているだけで犯罪、閲覧しただけでも犯罪という法制度の可能性に直面している当事者だから、表現の自由を訴えざるを得ないという切迫した状況。 直接的には彼らが当事者ではない分野まで、何でも活動しろと要求するのは、そもそもお門違いだよね。
コロラドの保育園で5歳児が3歳児のパンツをズリ降ろした件を性犯罪として当局に通報しなかったことを理由に、保育士2人が起訴されたとの報道。保育士たちは保護者にその旨を連絡し、スタッフ会議でも対策を話し合っており、問題を無視していたわけではなかったという。 reason.com/2023/04/03/pon…
電子フロンティア財団が、全世界の市民に向けて、表現の自由とプライバシーを根こそぎ破壊する恐れのある「国連サイバー犯罪条約」に共に抵抗するよう呼びかけています。 twitter.com/EFF/status/164…
一昨日のスペースでも話したんですが、この条約交渉を見てると、先進国の交渉官たちですら、もう自由とかプライバシーみたいな理念を信じてなくて、中国とかロシアみたいな統制のやり方の方が効率的で正しかったんだから、もうそれで行こうみたいなノリになりつつあるのが怖いんですよね。
「グルーミング」の定義があいまいなまま、拡大解釈・厳罰化が繰り返されたけど、性犯罪者の味方をしていると思われることを怖がって、誰も懸念を表明できなかった結果、子どもたちに性的指向や性自認について話すこと・教えること自体がグルーミングとされるハックを許してしまった。非常にまずい。 twitter.com/asahi/status/1…
「AIの規制」そのものではなく、AIが流行のトピックだから乗っかっちゃえとばかりに、著作権とか児童ポルノとか個人情報方面の間違った政策が、気が付いたらいつの間にか紛れ込んでいたという危険が、大きくなってきたように思うんですよねぇ。
例えば漫画等の規制問題に関心の高いクラスタの皆さんは既にお気付きでしょうが、AIの論点から微妙にズラされ拡張され、二次創作や非実在青少年の規制が曖昧に混ぜ込まれそうな雰囲気になってきたでしょう? 「AIで絵柄を学習される問題を提起したかっただけなのにどうして?」となりますよねぇ。
AIという流行語に惑わされず、規制の必要性が本当にあることは何か、という基本を忘れないことが大切だと思いますね。「ディープフェイクで誰かの人格的権利を傷付けているのか?」「プライバシーが不当に収集されてよく分からない使い方をされる恐れがあるのか?」みたいな愚直な問いこそ重要かと。
性犯罪法の与野党修正協議が始まるけど、性交同意年齢の5歳差の除外を、3歳差に縮めれば、中学生と高校生のカップルが性行為をしていた場合に、一律レイプとみなして高校生側を処罰することになるので、レイプ犯として摘発される人のけっこうな割合が、高校生という状況にはなりそうですよね。