詰将棋のように、国連機関が関わる各ソフトローにより、SNSが制約され、電子決済手段が奪われ、CDNが使えなくり、そして広告業界が押さえられて慣習的にやってきたオールドメディアとの関係も遮断されたわけです。 次はオンライン・ストレージが使えなくなるので、作家や読者個人も気が付くでしょう。
なぜ「表現の自由」というカード・タイトルに固執してしまうのか、というところから、戦略・戦術・認識を再検討しないと、遠からず皆さん一緒に行き詰まるのではないかという不安が……
「確かに不健全図書には指定しましたけど、制度の射程を超えて出版の自由を奪う趣旨ではないので、小売業界も指定を理由に過剰反応はしないようにお願いしますね」と、東京都から適切なメッセージを出すことの意義は、適切なレーティング・ゾーニングをしていくためにも大切なように思うんですよ。
例えばアメリカ大使館の書記官には、自分の国では違憲判決が出て禁止できないような内容の漫画でも、「こんなもの、日本以外、世界中で許されない」と平然と言ってのけて、外圧かけてきた人もいたからね。 当該国で出版できるか否かと、日本に禁止するよう外圧かけてくるかどうかは、別の話なんだよ。
リベラルの人たちの中には、自分の推進する政策が、「人権と調整にかかる」という構図自体に、プライドを傷つけられたと感じてしまう傾向があるのかなという気はしますね。人権意識の高い自分が賛同する政策が、そもそも人権と抵触すること自体があり得ない、と。
@elonmusk これ、もしかすると、皆でイーロン・マスクさんに陳情するしか当面の解決手段はないんじゃないか?
逆に与党案の場合、侮辱罪が今の広く曖昧な構成要件のままで法定刑があがるため、警察がムチャをしようすると、何でもできてしまうという懸念がある。神奈川県警みたいな捜査実務だと、何をやらかすか分かったものではないという、サイバー犯罪の検討ではいつも直面する例の問題だ。
党としてそこに内包する危険性を認識してくれているのは、共産党さんくらいでしょう。 法規制に反対であることをはっきりと表明したからこそ、代わりの政策の模索についても触れざるをえなかったわけですが、後者だけがクローズアップされてしまったというのが、前回の衆院選の時の構図でしたね。
そもそも、指定された本はずっと不健全図書にされたままなのに、それを指定した審議会の議事録は既に廃棄されちゃっていて読むこともできませんって、さすがにおかしいんじゃないかと思うんですよ。
韓国新政権が、フェイクニュース対策とかを名目に、ポータルニュース評議会なるものを立ち上げて、政府主導でアルゴリズムを作ろうとしているようなんだけど、民間の自主的な取組みを共同規制として飲み込む形で、けっこう強引なことが起ころうとしていて、表現の自由関係の団体が警戒している模様。
AIという流行語に惑わされず、規制の必要性が本当にあることは何か、という基本を忘れないことが大切だと思いますね。「ディープフェイクで誰かの人格的権利を傷付けているのか?」「プライバシーが不当に収集されてよく分からない使い方をされる恐れがあるのか?」みたいな愚直な問いこそ重要かと。
少し気になるんですが、立憲の政治家同士って、党内で普通に話し合える環境に、もうないんですかねぇ。同じ党内の政治家なのに、早押しクイズみたいに引用RTで噛み付いて、話をグチャグチャにするとか、それじゃあ、わざわざ代表として選出する価値ないようにも感じちゃうんですよね。
詳しい経緯は、電子フロンティア財団の記事を、heawave_p2pさんが翻訳してくれているので、そちらをご覧ください。 「Apple、iCloudデータの暗号化とCSAMスキャン計画の破棄を発表」 p2ptk.org/privacy/4191
「市民権を与えてはいけない」とか、「正々堂々とやってはいけない」とか、そういうスティグマ化を、ゾーニングに混ぜ込ませては絶対にいけない理由が、ここに凝縮されている。 twitter.com/FU_KEN2020/sta…
撮影罪、男女とも胸部が性的部位にあたる一方、水着は下着扱いにならない。 だから海辺で、女の子の水着姿の撮影はOKだけど(胸部を覆っているから)、男の子の水着姿を撮影すると撮影罪(上半身は覆わないタイプが多いから)ということになるのか。うーん。。これ、大丈夫なんだろうか。
論点が「表現」であると思い込みすぎているんじゃないかと思うんですよね。例えば、カメラの故障で写真やビデオに何にも写っていなかったとしても、モデルに何をやらせたか次第で、児童福祉的な利益を害する態様というのは色々と想定できるわけで、そうした表現以外の行為に問題があるかないかを検討し… twitter.com/i/web/status/1…
実体法では客体や目的で縛りをかけたとの主張ですが、しかし手続法の改正は、これまで通りの幅広いケースについて、発信者情報開示を簡単に認めるというのが立民さんの改正案なので、総理でも、新興宗教団体でも、極右極左団体でも、批判してきた側に少し隙があれば、簡単に個人情報を漁れるように。
ネットで見かけるある種のダメな連中を的確に記述して下さっているので、これからはこの定義を使わせて頂こうかな、と。 「規範に直面すらできず反対動機が形成不可能な方だったりする上に、イデオロギー的正義感みたいなものがあるので、誠実な議論が通常期待できない方」 twitter.com/YusukeTaira/st…
投票用紙を撮影してアップするツイートを、平然とリツイートする候補者には、ちょっと立ち止まって考え直してほしい。 選挙戦の最中に、問題提起しろとか、説教しろとか、そんな無理は言わない。 でも、投票の秘密を脅かす危険な行為を、政治家が拡散するようなことをしたら、それはよくないだろう。
この問題に背景にある制度的・技術的な話については、八田先生がこちらの動画で分りやすく解説してくれているので、併せてご覧くださいませ。 「児童の性的保護を理由とするデジタル監視の手法と制度の問題点」 講師:八田真行さん(情報学者/駿河台大学准教授) jfsribbon.org/2021/08/blog-p…
葉梨さんが法務大臣となると、色々厄介だねぇ。
全米反検閲連盟が、戦時下の文化的ボイコットに反対する緊急声明を発表。 プーチンに反対するなら、彼に近いとされる芸術家を排除するのではなく、プーチンに検閲された人々を支援しようと呼びかけている。 ncac.org/news/free-spee…
一方で無修正ポルノは、いわば存在意義の部分があるからFC2は放棄しないだろう。アメリカ当局も無修正については取締るつもりがない。日本の警察がそれに苛立って、児童ポルノやリベンジポルノの問題と無修正の問題とを混濁させる形で何かやろうとしている点が、政策的には非常に不安である。
おそらく、オタクに関わる政策的な利害というもののフレームワークが困難という背景があるかとは思うんですよね。 傍から見ている限りでは、最大公約数として、「表現の自由」というタグ付けが有効に機能していた面もあるんだろうな、とは。 しかし、もうそういった用語の使用も限界に来ているような。
出版流通の、自主規制と、マーケティングと、それらの行政による共同規制化という前提をまずは理解しないと、どうしてもう少しマシなゾーニングができないかという疑問についての答えは見つからないように思うんですよね。