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海外の音楽家や映像作家の中にも、変な方向で厳しくなっていく知財のあり方に本当は疑問を感じている人が少なくないのに、業界のしがらみで声があげられないという話を聞く。赤松さんのように勇気を出して声をあげる人が出てくれば、今のような歪なネット規制・監視社会を変えられる可能性がある。
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この記事が、これからの争点になるポイントを見越して、双方の主張をよくまとめている。 twitter.com/BFJNews/status…
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警察が銃器関連情報の規制に前のめりで、マスコミも「手軽に製造」「日本でも増えている」と無批判に追随するが、密造銃の押収数や、密造銃を用いた犯罪の件数などの統計から、確かな立法事実をきちんと語るべきだろう。本当に規制が必要な部分もあるのだから、変にゴリ押しするのは止めた方がいい。
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韓国のゲームシャットダウン法の撤廃に尽力されたイ・サンホン議員が、山田太郎議員との意見交換の様子をfacebookで紹介して下さいました。韓国のNGOや研究者の皆さんから推薦・ご紹介を頂き、私から今回の両国の議員の懇談を提案させて頂きました。ありがとうございます。
facebook.com/thethethe0613/…
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本日の夕刊フジに“「不健全図書」名称変更求め漫画家が声上げる 「はじめの一歩」森川ジョージさんら都に陳情 #もう不健全とは呼ばせない ”という記事が掲載されています。ぜひご覧ください。
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例えば、匿名アカ同士のチャットで、趣味の話をしていたら、相手がストーカー気質のある奴で、違法にならない程度の不快な言動をしてきたとする。あなたは拒絶しようと強い言葉で相手を詰ってしまった。立民の法案だと、このストーカーにも、あなたの個人情報が簡単に開示されてしまう可能性がある。
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この辺りの以前よりもやや穏当になった玉虫色の決着は、うぐいすリボンや、韓国のオープンネット、米国のコミック弁護基金などのNGOから、人権理事会事務局等に行ってきた意見表明が、一定程度考慮されたものと考えています。
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鳥取の有害図書指定の件が話題ですね。皆さんも、お住まいの県でどんな本が指定されているか、これを機会に確認されると、色々と見えてくるものがあるかと思います。県庁のホームページなどで簡単に確認できますので、ぜひ調べてみてください。例えば静岡県はこちらですね。
pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-080…
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閣法も立民の対案も、どちらにも難があるので、例えばですが、これまでの侮辱罪の範囲内で、立民の縛りの条件で狭めた上で法定刑をあげて、手続法については今後の課題として本人参加のための匿名訴訟制度を検討するとかでどうでしょうかねぇ?
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権利者や当局がどこまで認識しているかはさておき、本とか映画を「皆に紹介したい」という伝導的表現行為を、アマチュアがあんまり考えずにガンガンできたインターネット時代を、終わらせてしまうインパクトが、そこに潜んでいる気はしているんですよね。
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児童ポルノやペドフィルへの恐怖が蔓延した結果、アメリカ社会は子どもたちにも疑いの目を向けるようになった。幼い子どもたちが、性犯罪者の烙印を押されたり、性的問題児童として治療対象にされたりする事例が相次ぎ、ようやく人権団体が警鐘を鳴らすも、もはやパニックは止まらない状況という。 twitter.com/jfsribbon/stat…
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セクシュアリゼーション的なアイキャッチがなくならないのは、表現の規制や自粛が足りないからじゃないんですよ。どんなに制約される表現類型を増やしても、対人性愛前提でやっていれば、マーケティングや連想の手法は無限に出てくるんですよ。無意味に制限された表現類型だけが拡大していくんです。
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例えば、シュリンクされて、レーティングが明記されていて、表紙に露骨な表現があるわけでもない場合に、現行のような区分陳列が必ずしも必要かとか、本来なら、いくつかの変数の組み合わせが考えられるとは思うんですよね。
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「どうせ野党案だから、真面目に検討するだけ時間の無駄」みたいなご意見も頂くのですが、この対案は、匿名言論の現状に対する一つの確固とした価値を反映しているし、今後の議論の土台の一つとなってくるかと思いますので、真面目にすり合わせを考える必要はあるかと思うんですよね。
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現行の商業出版流通規制システムによって、事実上できない自主規制方法の一つに、レーティングなしにゾーニングを行うという売り方があるんですよね。
本当に読みたい子が読むことは禁じないけど、望まなければ大人でも不意打ちで露骨に見せられないという売り方。これが事実上できない。
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何か良い名称を早く見つけないと、名前に引きずられて自縄自縛になってしまうので、そこが心配なんですよねぇ。他人事で申し訳ないのですが。
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決済会社側は、フリーハンドを確保する意味もあって、実写・非実写/実在・非実在については、あまり明言せず一緒くたなんですよ。とはいえ、運用実務では差異が生じるから、ショップ側はそれを逆手にとって非実写・非実在について曖昧戦略をとってきたけど、それが許さなくなりつつあるわけです。
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彼の支持者の多くもそうだと思うんだけど、基本的には「個人主義」が政策的合意のベースにあるグループなので、公益性の観点から、個人の権利に抵触するんだけど、表現の自由を優先させるというタイプの表現の自由には、あまり親和的ではないんだよね。特にプライバシーの権利に強くこだわるだろうし。
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まだ20代で政治家になったばかりの彼は、この条例改正で、やむを得ない妥協をせざるを得なかった。だからその時、運用を監視すると皆に約束した。
栗下善行くんは、ずっと約束を守り、東京都の不健全図書指定が不当なことにならないよう、10年以上、見張ってくれた。彼は本物だ。
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この時(2012年)に森裕子がちゃんと楔を打ってくれてなかったら、2019年、2020年にいくら頑張ったって、静止画等の著作権法改正にあそこまでのセーフガードを付けることはできなかっただろうね。
新潟の表現の自由派の皆さんは、10年来の功績に報いるチャンスですよ!
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三才ブックス系って、ずっと地方の個別有害図書指定の常連で、今までならそこまで気にしなかった人も多いだろうけど、安倍元総理暗殺事件以降、技術系の有害情報について規制を求める声が与党と警察の一部で高まっているタイミングなので、そういう意味でも不安なんですよねぇ。
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10年前に、森裕子が、鬼神のような戦いぶりで、不当なインターネット規制法案に食い下がった時のツイート。この人は本物の戦士。
twitter.com/moriyukogiin/s…
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『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』の著者ジュディス・レヴァインさんのトークの収録を昨日行いました。
「ペドフィリア」へのパニックに陥る米国の政治状況に警鐘を鳴らします。
(翻訳に費用がかかるので、余裕のある方は、うぐいすリボンにドーンと寄付を!)
jfsribbon.org/p/blog-page_5.…
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一昨日のスペースでも話したんですが、この条約交渉を見てると、先進国の交渉官たちですら、もう自由とかプライバシーみたいな理念を信じてなくて、中国とかロシアみたいな統制のやり方の方が効率的で正しかったんだから、もうそれで行こうみたいなノリになりつつあるのが怖いんですよね。
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性犯罪法の与野党修正協議が始まるけど、性交同意年齢の5歳差の除外を、3歳差に縮めれば、中学生と高校生のカップルが性行為をしていた場合に、一律レイプとみなして高校生側を処罰することになるので、レイプ犯として摘発される人のけっこうな割合が、高校生という状況にはなりそうですよね。