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襻膊(pàn bó)の縛り方
襻膊は、襷掛けのこと。
漢代に出現して、唐宋時代から流行っていた。
宋· 周密の『武林舊事 • 小経紀』に:「補鍋子、泥灶、整漏、箍桶、襻膊児」と言う記録があり、宋画『百馬図』にも襻膊を掛けた馬夫を描かれている。
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上品な甘さと香りから中国では古代より珍重され、鱗状の硬い皮をむくと白色半透明で非常になめらかな柔らかい果肉が顕れる。
ライチの殻はお香の良い材料にもなり、上品ないい香りする香丸が作れる。
ライチをこよなく愛した楊貴妃が華南から都長安まで早馬で運ばせた話が有名なので名付けて「妃子笑」
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中国一美しいと言われる町「鳳凰古城」は、少数民族の土家族と苗族が多く暮らしている地域で、ゆったりと流れる沱江沿いには吊脚楼が特徴的な昔ながらの家々が軒を連ねている。古い建物ばかりだが保存状態はとても良く美しい街並みが見られる。
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鮒と千切り大根のスープ。
豆腐と魚の相性が抜群で、豆腐を入れたら尚更美味しい!
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明代男性の漢服の一つである「道袍」、古代人は「如廁」する時は大変そうでしょうね?
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金桂蜜醬(金木犀の蜂蜜漬け)
中華菓子に金木犀もち餡もいいかもしれない。
ジャムとしても。
作ろう!
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貴州省安順黄果樹
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中国江南地区の古民家、
中庭のデザインは風水の考えだけでなく、水循環を利用した冷房、風通しと陽当たりを良くし、エコ的ですね。
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仏是過來人,人是未來仏。
(仏は世渡りを積んだ人間、人間は未来の仏。)
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幻想的なホタルが飛ぶ時期がやってきました。
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明代からの「枇杷糖」
口直し、喉飴、咳止めとして食べられていた。
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西瓜は熱と暑さを取り除き、暑熱による発熱、多汗、喉の渇き、水分を沢山摂りたがる症状に効く。
酷暑には北京の伝統的な薬膳「西瓜露」がある。
今はあまり売っていないらしくて、自宅で作る北京人がいる。
西瓜ジュースに寒天いれて10分程凍らせ、薄荷砂板糖を溶かしたシロップをトッピングして完成
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唐より宋にかけて製糖法が発達し、唐の太宗以前にも西域の製法によって作られた紫沙糖(黒砂糖)があったが太宗が人を遣して天竺の糖霜(白砂糖)の製法を学ばせた
糖の量産の実現によって蜜餞(フルーツの蜂蜜、砂糖漬け)が宋時代に特に宮廷では流行っていた
宋人が食べていた枇杷蜜餞を作ってみよう
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しなやかで美しい中国古典舞
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私の知人、梅子さんは、藍染手工芸者であり、多くの美しい伝統工芸が次第に断絶し、消えていくことに心痛して緑に囲まれる山で藍染工房を開き、美しい藍染商品を開発しながら、よく藍染の修行の旅をしている。
最近、黔(貴州)東南に「藍」探しに行った。現地の少数民族の市場はいいね!行ってみたい
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この季節は本当に美味しい果物の大集合!食べきれない果物は蜂蜜漬け、ジャム、果実酒にすれば良い。
春には桃花酿(桃花酒)、夏には楊梅酿(ヤマモモのお下げ)がある
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この冷やし中華は如何でしょうか?
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崑曲」『牡丹亭 遊園驚夢』より随一の名曲『皂羅袍』
歌詞:
原来姹紫嫣紅開遍
似這般都付与斷井頹垣。
良辰美景奈何天
賞心樂事誰家院?
朝飛暮卷,雲霞翠下滑。
雨絲風片,煙波畫船。
錦屏人忒看得這韶光賤。
笛子奏者:劉豐
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五絃琵琶と現代箜篌の合奏、『左手指月』という現代曲。
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唐朝約300年の間に移り変わった女性の化粧のうち、眉の流行が変化に富んでとても面白かった!
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蓋をずらして茶葉をよけながら"すすり飲む"ことも、茶葉を入れて茶壺(ポット)代わりにもなる蓋碗は中国茶によく使われる
大きめの蓋碗は"すすり飲み"に向き、小さめの蓋碗は茶壺代わりに向いている。
「一川煙草、満城風絮、梅子黃時雨」の梅雨の時期に烏龍茶(岩茶、單叢)とプーアル茶を飲むと良い
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黄山に近い徽州の古村落である西遞村古民居群。
桃源郷に詩畫人家。
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広東の伝統香腸(ソーセージ、腸詰)「桂花扎」
かなり手間をかける料理なので、作る店が少なく、広東人でも知らない人が多いみたい。
氷肉(砂糖と白酒で三日三晩漬け込む豚の脂)、豚レバー、塩卵の黄身をガチョウの腸で巻き、特製タレをつけて焼く。
食べてみたい。