中世の古文書(@kojima_sakura)さんの人気ツイート(新しい順)

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NHKが東京五輪記録映画の取材番組で字幕を捏造した件、謝罪した会見の内容がまた事実でなかった由。事実への敬意が全く欠けていますが、今回の「歴史戦」報道を見ると、本当に、事実は自分たちが作って良いと考えているのではないか。想像以上に深刻な状態のようです。asahi.com/articles/ASQ1S…
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認識の歪みを事実によって正していくのが研究という行為です。歪んだ認識に合わせて都合の良い事実を探しても、それは歪みを増幅させるだけです。ある事柄について可能な限りの資料を集め、吟味して結論を出すのが研究者です。政治がその営為を否定する時は、ガリレオの末裔であることを思い出さねば。
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このNHKの報道、本当にあったらしいので再度。歴史、というより科学的な認識は、事実に基づいて作られるべき物で、逆は不可です。たとえば、天動説に都合の良い事実はあります。でもそれをいくら集めても、決して地動説を覆すことはできず、誰かを説得することはできない。 twitter.com/unbonvinblanc/…
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承前)そしてそれは、まさに「学問の自由」を否定する行為です。学術上何が正しいかは研究している学者が決めることで、政治は口出ししてはいけない、というのが学問の自由です。学術会議会員の任命で、政府に批判的な学者を排除したことと、まさに同一線上にある問題だと思います。
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検索していたらこんな情報があったのですが、NHKは本当にこんな報道をしたのですか?「政権の歴史認識」?に合わせて政治家や官僚が歴史叙述をするとでも?その内「学界の認識はそうでも政府の認識は異なる」とか言い出しかねない。それは歴史の改竄です。 twitter.com/unbonvinblanc/…
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外務大臣が「韓国への外交的配慮を行うことは全くない」と発言したのにも驚きました。隣国への外交的配慮って、するのが当然ではないですか?意見が合わないことがあれば、とにかく話し合って丸く収めるのが政治の役割だと思います。これでは仕事をしないと言っているのに等しいのでは。
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対象は江戸時代だから近現代のことは関係ない、というのは無理があると思います。同じ鉱山なのだし、そこで何があったのかは、負の歴史も含めてちゃんと説明しないと。世界遺産は「人類全体のための世界の遺産」であって、国家の名誉とかの問題ではないですから、そこは勘違いしてはいけないでしょう。
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佐渡金山の世界遺産登録推薦が問題になっていて、歴史のことですから少し調べてみたのですが、佐渡鉱山における朝鮮人労働者の問題は、すでに実証的に研究されているようですから(こちらを拝見しました nuis.repo.nii.ac.jp/?action=pages_…)、事実を書いたら良いことだと思います。 asahi.com/articles/ASQ1X…(続
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名前の読み方は、ほんとに悩ましいです。解説などを書く時は、人名にはなるべくルビを付けるのですが、実を言うと確かな根拠のあるものはあんまり無くて、でも読まない訳にもいかなくて、一般に使われている物(辞書に出ている読み方)や、一般的と思われる読み方を適宜付けています。(続 twitter.com/taki_kurage/st…
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NHKには出演したこともあるので「捏造報道をするような所には二度と出ない」と言いたいのですが、それは一昨年、「1945ひろしまタイムライン」というツイッター企画でNHKが少年の日記を偽造し、民族差別を煽る発信をした時に言ってしまった。捏造はもはや体質なのでは。 twitter.com/kojima_sakura/…
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雪月花や歴史の話だけしていられたら良いのですが、看過できないことが多くて。NHKが、なんと「五輪反対デモの参加者がお金をもらって動員されていた」というデマを流した由。不適切も何も、完全な捏造じゃないですか。歴史の改竄とも言えます。#NHKの捏造報道に抗議します asahi.com/articles/ASQ19…
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、個人的には「頼朝は政子を何と呼ぶか」に関心があったのですが、あっさり「政子」でした。知られた話ですが、頼朝の死後、上洛して朝廷から位をもらう際、公式な文書や記録に書く必要から「平政子」という実名を作ったもので、それ以前の名前は不明。「不在資料」です。
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明けましておめでとうございます。 寅年(壬寅)なので、戦国大名北条氏の「虎の印判」でも。印文も「禄寿応穏」で、目出度く正月向きですね。財産と生命が安全であるように、というスローガンは、為政者の役割として、今日から見ても適切だと思います。
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「憲法改正」で特に危ないのは「緊急事態条項」と言われるもので、政府に強大な権限を与えて私権を制限するというのは、国民の自由と権利を守るという憲法の趣旨とは真逆です。まさにナチスが手段としたもので、本当に権力の「何でもあり」になりかねません。強く警戒しています。
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先日、国会で「憲法審査会」が開かれたそうですが、なんで改憲の議論が今必要なのか、よく分かりません。憲法は、権力を制約して国民の自由と権利を守るための物なので、国民の側が、「現行の条文では自由や権利が十分保証されないから変えたい」と言い出さない限り、手を付けてはいけないのです。
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国側が脱法的な手段で裁判を終わらせたのは、裁判で改竄の経緯が明らかにされることを避けたとしか考えられない。権力を持つ側が、改竄や隠蔽によって事実を隠すのは許されないし、事実を明らかにすることが仕事の歴史学の立場から言っても、とても納得できないです。asahi.com/articles/ASPDH…
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政治向きの話をするためのアカウントではなかったのですが、おかしなことが多すぎて、慣れてしまわないために、おかしいと思ったことを書いています。残念ながら、岸田政権になってもちっとも変わらない。まず森友学園への土地売却をめぐる公文書改竄問題で、国賠訴訟が突如打ち切られた件ですが、(続
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昨年、国立歴史民俗博物館で開催された「性差(ジェンダー)の日本史」の「ニコニコ美術館」の番組が、12月11日(土)午後7時から、アーカイブとして再公開されています。展示代表である横山百合子さんの遊廓についての解説もあります。#ジェンダー展 twitter.com/niconico_nicob…
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江戸時代の遊廓は幕府公認だったというのも、町奉行所の収入の四分の一が遊廓からだったり、幕府が保証する寺社名目金が、商品・財産としての遊女を担保に地方の豪農にまで投機の対象とされた、といった社会に構造化されていた面が歴史学としては重要です。これもぜひ先の新書・図録を御参照ください。
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遊女になると、まず「畜生」になったことを叩き込まれたそうです。(詳しくは、先に紹介した『性差の日本史』図録を御覧ください。)現地の土間で聞いて、恐ろしかった。結局、遊廓というのはそういう所なので、「煌びやか」といった言葉を使われると私はすごく抵抗があるし、こだわる理由の一つです。
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以上が理屈ですが、私は、「性差の日本史」展でも展示されていた八日市新地遊廓の清定楼を、取り壊し前、まだ「洗浄器」が実際にぶらさがっていた時に見学したことがあり、現地で研究されていた三露俊男氏から聞き取りの話を伺うことができました。ここにはとても具体的に書く気になれませんが、(続
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こう言うと、何でも否定するのか、と言われたりしますが、勿論そうではなくて、基準は、「今同じことができるか、許されるか」だと思います。だから戦争は賛美してはいけないし、ナチスを「かっこいい」などと言ってはいけない。平和や人権が否定された過去は、繰り返してはいけないのです。
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過去の事を現在の価値観で裁くな、といった意見も見かけますが、歴史を考えるのは現在の営みです。私は過去の人間ではないから現在の視点で歴史を見ますし、現在は許されない事だと思えばそう言います。歴史観は自由でも、人権を踏みにじっても良いという見方には賛同できません。
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「煌びやかな遊廓の世界」という表現が駄目なのは、美化してはいけないものを美化することになるからです。遊廓というのは、煌びやかに見せようとしていても、実際は人身売買の奴隷労働による売春で、だから廃止されて今日も存在は許されないのです。美化するとそれを肯定することになってしまいます。
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問題だと思ったのは、「煌びやかな遊廓の世界」と地の文で述べていたことで、これでは、遊廓はそういう物だと認定したことになります。そう描いた絵画があるのは事実でも、説明はそれを一度客観化しないと、その立場と同化し、是認することになってしまいます。史料を扱う上で、留意したい点です。