ブラタモリ、お前もか。「仁徳天皇陵」などと呼ばれたのは昔、いまや小学校の教科書にも「大仙古墳」と記載されているというのに、ニントクテンノーリョー、ニントクテンノーリョーと、神話・風説の類をTV電波で垂れ流すこと甚し。NHKの忖度報道である。タモリも古墳ファンならひとことあるべきだろ。
それはそれとして、真鍋氏には、気象学と軍事研究がどんなふうにかかわっていたのか、その具体的なところを少し話してもらえたら、と思う。
国民的アイデンティティのもう一つの支柱であったはずの文学には、人が集まらないのか。もっとも、フランスでは小説は売れているとも聞くから、これは大学内の「文学研究」に限ってのことかもしれない。
学術会議問題、首相・政府の学術任命に関する恣意的権力行使という政治問題こそが焦点であるのに、いつのまにか学術会議のあり方について、科学技術大臣と学術会議会長が「真摯に」話し合いを続けるさまを呈しているのは一体なんなのか。
京大人文研図書室には西川長夫・祐子夫妻が68年5月にパリで立ち会って収集した、当時の機関誌・新聞・ビラetc.が所蔵されており(「パリ五月革命文庫」)、ウェブ上で全頁閲覧可能(仏語)。各媒体については市田良彦の周到かつ簡潔な解説も。zinbun.kyoto-u.ac.jp/~archives-mai6…
夜の空港の周りには売春婦が群がっていた。ソフィアの中心部、スターリン様式の三角形の広場、昔は共産党本部と官庁が周囲を取り巻いていたらしいが、いまや国会議事堂と、大蔵省と、もうひとつ文科省が入った建物の一階にはカジノがテナントに入っていた。
いきなり「脱炭素」とか言い出したのは、まちがいなく原発再稼働のためだと思っていたが、それどころか、新設するっていうのか。どこまで旧時代の産業資本と心中するつもりなのか。 twitter.com/skasuga/status…
この前、パリの日本人学生に聞いたかぎりでは、円安はたしかにきついが、年間50万円の学費と高い家賃を払わされる東京より、学費も安く、外国人にも居住手当が出るパリの方がまだ安くつくということだった。逆に言えば、日本(東京)で勉強を続けることがどれほど学生にとって苛酷かということだ。
これ「民営化」というから分からないが、教皇は水の「私有化」「私有財産化」一般に反対している。水道事業の民営化もダメなら、飲用水の販売もおかしい、そもそも水を私有財産にすることなかれ、だ。日本の新聞はほんとに「ブル新」である。 twitter.com/intheblue_1995…
89年春、昭和天皇の家具を皇居内で解体するバイトをしたことがある。ろくな家具はなかったが、菊の御紋はすでに丁寧に切り取られていた。帰り道、廃材を積んだ軽トラックの荷台にへばりついて、皇居内で「インターナショナル」を高唱していたら、廃材が桜の木に引っかかり、自分の上に崩れ落ちてきた。
しかも、フランスの極右の「移民問題がない日本」というイメージは、日本人の誤ったセルフイメージを反映している。「移民問題」が旧植民地から旧宗主国への人口流入を指すなら、同化政策の末に日本に居ながらにして外国人化された「在日」の韓国・朝鮮・台湾人は当然その範疇で考えられるはず。
司書は国家資格なのに、本当にひどい扱われようだ。特に司書には極端なほど女性が多く、大学卒の女性たちの一定層にとって、マッチョな日本の企業文化とは離れたところで一定の収入が見込める「よい仕事」だったんだと思う。そのままでいいとは言わないが、司書の削減はそういう仕事の削減でもある。
結局、任命問題に端を発する政府・自民党の学術会議に対する一連の攻撃、ただただ、大学における軍事研究の展開のためだったということか。きな臭い、嫌な話ばかりが続くな。 nikkei.com/article/DGXZQO…
クレーマーの言った者勝ちを許してはならない。津田大介の話は今こそ聞く価値があるに決まっているじゃないか。 t.co/LYwp4HBfN4
AI導入のはるか以前から、非正規化や自動配架導入によって、大学でも公立図書館でも、司書の数はどんどん減らされている。リニューアル中の東大の総合図書館でも、莫大な予算をかけて自動配架にするらしいが、司書を雇った方がコストパフォーマンスさえマシだろうと陰口を叩かれている。
この状況で、日本でだけ検査数を減らして、感染者少ないからオリンピックできます、って主張しても通らないよな。それで通ると信じているとしたら、国内政治を夜郎自大と世論操作でやり抜ける悪いクセで、安倍政権は頭がボケてるとしか言い様がない。 twitter.com/akomaki/status…
学術会議任命問題。法的に学者の代表権を持たされている団体が会員に推薦した人間を、政府が従来の法解釈、内閣答弁も無視して、任命しなかったとなると、この事実だけとってみても明らかな学者共同体に対する挑発である。
しかも、やってる官僚や教育に口出す経済人たちは本気で一発逆転を狙っており、流石に一発では逆転ができないので十発十中を狙うとか、真顔で確率論も学術的発見の論理も無視したこと言うので、本当に狂っている。 twitter.com/rivereastbambo…
政府答弁の如何にかかわらず、ここで実際になされているのは、政府と相容れない政治的立場に立つ学者たちに対する「嫌がらせ」であり、学者たちに対する「見せしめ」「威嚇」である。つまり国家による学問・言論の世界への露骨な権力行使である。
大学では、かなり前から「崩壊期の社会主義国」化は進行している。なによりプロジェクト型資金獲得のための数々の計画・中間審査・成果報告の類の書類と、掻き集められた「エビデンス」の山は、書き手も読み手も、誰もその内容を信じてない点で、いたって反唯物論的な形式主義・官僚主義の権化である。 twitter.com/toshiitoh/stat…