古田彩 Aya FURUTA(@ayafuruta)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「検証は長期戦になりそうだ。望月教授が証明に用いた『宇宙際タイヒミュラー理論』はまったく独自のもので,これまで使われたことはない。フェルマー予想やポアンカレ予想に比べて論文を読める人が圧倒的に少なく,評価が確定するには2〜5年はかかる見通し」。こう書いたのがちょうど5年前
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先生は「結婚しても、子供を産んでも仕事を諦めないで。きっと道はある」と懇々と話した。事情は人それぞれだ。だが育児をしない男性(でも非常に開明的な人だったらしい)と家庭を持ち、3人の子を育てつつ物理の教授となり、後進を指導してきた先生には、きっと口惜しくてならなかったのだと思う
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物性の若い人から「AIで転移温度予測させてみたら結構面白かった」という話を初めて聞いたのは,ほぼ1年前のワークショップ。と思ったら,物理のあちこちからAI使って研究する話が聞こえてくるようになった。よくわからないけど,何かが始まってる感。 twitter.com/hashimotostrin…
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過去20年間にSARS(2002年)、鳥インフルエンザ(03年以降)、インフルエンザH1N1(09年)、MERS(12年)、エボラウイルス病(14年)、ジカ熱(15年)のアウトブレイクがあった。感染症だけでなく,異常気象による大災害が重なることもあるだろう。地球はいつしかそういうフェーズに入っている。
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ノーベル物理学賞の解説上げました。「超大型干渉計『LIGO』を構築,宇宙から来る重力波を初めて観測した3氏に」 nikkei-science.com/?p=54658
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でも,もし爆発的に感染者が増えてキャパを超えてしまったら,そういう医療は望めなくなる。「閉鎖環境」に「密集」して「近距離で会話・発声」するのを避け,クラスターを作らないようにすることが,自分と家族の身を守る。
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ノーベル化学賞は,液体中の生体分子の構造を原子レベルで見られるクライオ電子顕微鏡を開発したスイスのJacques Dubochet博士,米の Joachim Frank博士,英のRichard Henderson博士に
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「健康に関してトンデモ本ばかり出版され、正しい内容の本が駆逐されてしまっているのには「経済的合理性」がある」「正しい内容でも、知的好奇心を刺激できれば売れるようにすることができるのでは」。御意。帯の煽りは一見インチキくさいが,実は正確という逆バリ路線らしい healthpolicyhealthecon.com/2018/03/22/the…
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2018年ノーベル生理学・医学賞は本庶佑博士とジェームス・アリソン博士に。
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内閣府ImPACTの「チョコで脳若返り」の話、問題点は2つあった。①チョコ食べてない人との比較がないので、大脳皮質の量を示すBHQが本当にチョコで増えたかどうかわからない ②脳機能の指標とされたBHQが、脳の機能とどう関連しているのかわからない
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貝紫に再び光が当たったのは,20世紀に入ってからだ。独の化学者フリードレンダーによって染料の構造式がつきとめられた。面白いことに,貝紫は日本でもおなじみの天然染料,藍染めのインジゴとよく似ている。実際,貝紫の染色過程で光の当て方を変えると,赤紫から青色まで変化する。
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8月号の記事をネットにちょい出ししました。「物体の動きで答えを出す タコ足コンピューター」。くねくねと踊りながら,自らの動きを使って複雑な非線形な計算を学習する人工タコ足計算機の話です。 nikkei.com/article/DGXMZO…
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「カノニカル分布などの統計力学の概念を使うことなく、多体系の量子力学に基づいて、量子力学的な純粋状態についても第二法則が成り立つことを理論的に証明しました」本日14時のプレスリリースより。ネットには上がってないのかな?
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しかしその程度のことなら,どうして今までわからなかったのだろう?という疑問もわく。今のところ本人が言っている段階なので,今後,専門家によって検証されることになると思う。元本が特定されているので,決着は早くにつきそうだ。
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「日本語を母国語とする人が英語だけで考えると、語彙と学問の広がりが少ない分だけ知能レベルが下がる」に強く首肯。英語環境にいて難しいのは英語で考えることではなく,ここぞという時に日本語に思考を切り替えることなんだよね。twitter.com/masahirono/sta…
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大体,子どもに「学校で教えたことだけを,先生が教えた通りに」覚えさせようたって,そんなの不可能ではなかろうか。先日も人工元素の原子量の決め方に疑問を持ってお母さんを往生させた6歳息子さんがいたが,子どもは興味を持ったことは,恐るべき力でどんどん覚えてしまう。
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日本の量子情報の草分け,阪大の井元信之先生です。量子情報の研究を振り返る最終講義のあと,「補足説明」として,古今の物理学者にちなむ楽曲の演奏へ。光コムとピアノの調律の共通点を語り,「高調波列の響きを知り抜いていた」ショパンのピアノソナタ第3番へ。圧巻でした。
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国の指針も出てます。厚労省などによる新型コロナの消毒・除菌に関する特設ページの「5.(補論)空間噴霧について」 mhlw.go.jp/stf/seisakunit… 「消毒剤や、その他ウイルスの量を減少させる物質について、人の眼や皮膚に付着したり、吸い込むおそれのある場所での空間噴霧をおすすめしていません」
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トランプ政権の予算教書における科学研究予算,全米科学財団(NSF)は前年比11%減,米疾病対策センター(CDC)17%減,米環境保護局(EPA)31%減,国立衛生研究所(NIH)の18%減,米航空宇宙局(NASA)は横ばい。 nikkei.com/article/DGXLAS…
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用語はどうあれ,日本は世界が追いかけている量子コンピュータではなく,おそらくは古典アナログコンピュータか,それに極めて近いものの物理的速さに賭けることになる。確かにそれは1つの戦略だが,それを「量子コンピュータ」と呼んでいると実態が見えなくなる。
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「花が集塊するブロッコリーは、長く冷蔵庫に入れておくと蕾が開花してしまい黄色くなったりするが、カリフラワーは白いまま。幹細胞なのだから、咲きようがないのだ」。おお、あれは幹細胞を食べてるのか。鳥居先生 @KeikoUTorii の植物エッセイ@webronza 面白い。 webronza.asahi.com/science/articl…
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12月28日に,流行が始まってから1年間の科学研究を総まとめした『ちゃんと知りたい! 新型コロナの科学』という本を出した。うちとしては初の電子書籍も同時に発売した。筆者は,お正月に会話してからずっとうちの解説を書いてきた出村記者。 nikkei-science.com/page/sci_book/…
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2018年のノーベル化学賞は,指向性進化法により人工酵素を合成したフランシス・アーノルド氏,ファージ・ディスプレー法の開発とこれを用いたヒト型モノクローナル抗体の作製でジョージ・スミス氏 とグレゴリー・ウィンター氏に贈る。
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そのころ物理科の卒業生の一人の結婚が決まり、家庭に入ってほしいという夫君の希望で退職することになった。これを聞いた先生は、物理科にいた私たち10人足らずの女子学生をお茶に誘った。そんなことは初めてだった。
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「IBMと東大が量子コンピュータの研究開発で提携」の件,記者会見に行ってきた。IBMは2020年,日本に量子コンピューターの実機2台を持ってくる。1台は東大の本郷に置いてハードの改良実験に,もう1台はIBMのサイトに置いて量子ソフトのRUNに使う。 nikkei.com/article/DGXMZO…