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川合智之氏の現地報告、国際政治学者・鈴木一人氏/外務大臣科学技術顧問・岸輝雄氏/科学史研究者・塚原東吾氏へのインタビュー、物理学者ローレンス・クラウス氏の論考、滝順一氏の解説を掲載
nikkei-science.com/page/magazine/…
twitter.com/ayafuruta/stat…
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先生に再びお会いしたのは四半世紀たった2015年、女性科学者に贈られる猿橋賞の授与式である。先生はけがをして杖をついておられたが、スピーチの冒頭、「人間は2本足ですが、3本になるとやはり安定いたします。物理的にもそうなんです」と話して会場を沸かせた。
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物理学者には,音楽が玄人はだしという人が時々いる。早野龍五先生のヴァイオリンは有名だし,井元先生の助っ人をされた京大の白石誠司先生もヴァイオリニスト。アハラノフも若い頃ヴァイオリニストになろうかと思っていたそうだし,あのハイゼンベルクはピアニストになろうかと思っていたらしい。
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久しぶりに量子コンピュータについて講演したら、「なんでそんなに量子コンピュータ好きなんですか?」と聞かれた(笑)。休暇はすべて量子コンピュータの歴史取材に費やしていた時期が10年ほどあって、今日の話はその中身だったので、マニアっぽかったのだろう
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ただし有用性でスパコンに勝ったわけでは全然ない(そもそも有用な計算はしていない)。今後は、量子でスパコンに勝てる有用な問題を誰がいち早く探し出すかという競争になる。海外ではすでに始まっている。
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東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU) の機構長が、村山斉先生から大栗博司先生に交代。大栗先生は東大とカリフォルニア工科大で50:50の任用になる。ipmu.jp/ja/20181015-Di…
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真菌は細胞レベルでは人間によく似ている。そのため抗真菌薬の多くに毒性があり,治療が難しい。ワクチンはまだないが,開発中のイヌ用ワクチンが最初の一歩になるかもしれない。詳しくは日経サイエンス9月号「人を襲うカビ 真菌感染症」で。nikkei-science.com/202109_046.html
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学内でも特に目立っていたが、あれは先生の戦闘服だったのかもしれない。女性の中でも小柄な先生が、男性ばかりの物理学の世界で、背の高い欧米人にも伍して議論し、キャリアを築いていくための。
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日経サイエンス9月号「第2の天然痘になるか 広がるサル痘」を書いた出村記者の連ツイから。サル痘には致死率約10%のクレード1と致死率1%未満のクレード2があり,現在流行が広がっているのはクレード2。クレードというのは遺伝子配列による分類のこと。
twitter.com/DemuraMasaaki/…
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「現在の日本でどのような国の未来像が描かれているのか(そもそも描かれている未来像があるのか)不明だが、科学や文化の発展がそれほど国の在り方にとって重要だと見なされていないのは間違いない」
うーむ,科学史の専門家にもやっぱりそう見えるのか。
gendai.ismedia.jp/articles/-/763…
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あー、あっという間に決着してた。ヴォイニッチの手稿が解読されたというのはガセですね。