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1週間の身内実験でめちゃくちゃトラブルが出た。失敗も沢山あったし、システムを根本的に変えるような事もあり、その都度改良してきた。でもこの失敗劇すらお客さんに見せても良かったのではないかと思ってる
新しい挑戦に失敗はつきものでその蓄積から知恵と閃きを得て前へ進めていくのが研究開発だ
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挑戦する仲間達に言う
新しい事の始めは99%失敗する。そして「失敗した、あんな事を言ってたのに、だっさ」と嗤われる
それでいい。完璧な姿だけ見せようとすると成長の足枷を増やす。失敗を笑う者に嫌われる事は人生で何のデメリットでもない。
迷いながらも手を動かし続ける奴は格好いい。
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6月21日、ついにグランドオープン!
webサイトも店内写真やMapが入り、新しくなりました。(予約もこちらから)
dawn2021.orylab.com
明日22日から、通常営業開始!
しばらくは私も毎日カフェにいます!
#分身ロボットカフェ
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「分身ロボットカフェDAWN ver.β」常設実験店を体験 難病や外出困難の人達が活き活きと働けるカフェがついに常設店に|ロボスタ robotstart.info/2021/06/21/daw…
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#分身ロボットカフェ オープンの6月22日は分身ロボットOriHimeの誕生日だった
2010年6月22日に人型の初代OriHimeが誕生してから11年
だいぶ形は変わったし、当時は誰一人全く理解されなかったけど、11年間ずっとこの研究アプローチを続けていてよかったと思う誕生日だった
yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/educat…
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#分身ロボットカフェ
来店に予約いるの?と聞かれますが、
コーヒーやホットサンドなどの軽食がとれ、ふらっと訪れて気軽に日常使いができるCAFE Loungeは予約不要(全席電源完備)
カフェのメインエリア、OriHime接客と特製メニューが楽しめるOriHime Diner は予約受付中
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福祉業界も、科学者も、寝たきりの先も、お洒落でかっこよくないと人の憧れにはならない。
こんな福祉や研究の場があってもいいし、羨ましくなる寝たきりの先があってもいい。
ワクワクできて参加したくなる未来を作ろう
#寝たきりの先へ行く twitter.com/origamicat/sta…
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苦手な事を我慢して10日やらされても得意な人の1日の成長に及ばないように、相性の悪い人と10日話し合っても相性の良い人の1日に及ばない。
万人に嫌われない生き方は、あらゆる苦手な事を克服するくらい難しい。
合わない人と距離を置き、日々の人生を使う環境を選ぶ事は人生で最大級に重要な事だ。
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たとえば英語が苦手な人が10年学校で勉強して身につく英語力より、大好きな事を1ヵ月学んで身につくスキルの方が断然成長を実感できやすい
苦手な人の10年の努力と我慢を、得意な人はいとも簡単にこなしてしまう。苦手の克服ではなく自分が得意な事に時間を全振りし、得意を交換できる人になろう
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空腹時と満腹時の欲求が違うように、人生には頑張りたい時と頑張りたくない時がある。
人類はこれまで頑張りたくない時に楽をする為にロボットを作ってきたが、我々は頑張りたい時に頑張れるように、あるいは頑張りたい気持ちを呼び覚ます為にロボットを作るのだ。
誰かの為に頑張れる選択肢を遺そう
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失敗を怖がって完璧な姿を見せようとするとますます失敗できなくなり行動できなくなる。人は失敗するし恥を重ねる生き物だ。それを何もせず嗤う奴が近くにいるなら距離をとれ
死ぬ瞬間、失敗と恥を積み上げた挑戦が人生を豊かにしていた事に気付く
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カフェラウンジは予約無しでも入れますが、OriHimeが真横を通り会話や特製の食事を楽しめる真骨頂のOriHimeダイナーは事前予約制です。
予約はこちら。
dawn2021.orylab.com
#分身ロボットカフェ
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「元不登校のオリィさんもこんなに頑張ってはるよと。お前も頑張れと、ひきこもりの息子に言ってるんですよ」と言う方がいる
正直、その子が私だったら辛い。頑張りや我慢で不登校を克服できたら苦労しない。辛い事に頑張れと言うんじゃなくて、自然に頑張れる世界を見つける手助けをしてあげてほしい
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自分が納得いっていないのに他人に頑張らせられる事はある。でもそれでうまくいった事など何もない
自分が心底やりたいと思ったから寝食忘れ倒れるまでプログラミングしたり、23時まで高校に残って工作機械動かしたり10年後の今も気付くと徹夜している毎日だ
それを見つける手伝いをしてくれたのが親だ
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「頑張れ」という言葉は頑張りたい時に貰うと嬉しいが、休みたい時や頑張ってるのに認めて貰えない時に言われると呪いかよと思う。私もそうだった
ただ、言う側はそこまで意識してたりはしないんだ。「頑張れー」という言葉が来たら「フォースと共にあらんことを」くらいに脳内変換しておこう
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あるいは「長寿と繁栄を」
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22歳の時、開発したロボットにOriHimeと名付けて今年で11年。
10分で振り返る10年の軌跡|吉藤オリィ #note note.com/ory/n/na832b50…
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SFアニメや物語ではロボットは不死身で何百年経っても動き続けて人の死を見送るが、実際は多様なロボットが生まれては消えていくのを見送ってきた十数年だった
何十年も耐えて動き続ける人間の方が、儚いロボットよりよっぽど不死身なんだ
現代で10年、共にいられている事は感謝すべき事かもしれない twitter.com/origamicat/sta…
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会社やインターン面接で、ロボットに興味あります!という人は多いけど、趣味で自宅で何か作ってる人って意外な事に多くない
皆、前職や学校では習った、作ったとは言うのだけれど。
「ほっておいても何かを作ってる」
「作らずにはいられない」
「自分の作品がある」
ただそれだけで才能なんだ
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小学校に入ってすぐの頃、静かに座って黒板を見る行為が嫌いでよく教室から逃げ出した。教師らはどうすれば逃げないか試行錯誤した結果、紙とハサミとテープを与えておけば夢中で机の上に建造物を作り、教科書は開けないが少なくとも席には居続けると解った
担任のあの試行錯誤のおかげで今がある。
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普通の人と同じ様に普通の事がしたいだけだと思っても、普通の定義は変化する。ましてその変化は加速する。3年前と今と3年後の普通はもはや異世界ほどに違う。
普通を取り戻そうと普通を目指しても普通にはなれない。普通を目指したいなら未来を目指せ。
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精神年齢の成長の遅れでクラスで孤立し、小5で不登校になった時も、教室は行かなくていいし勉強も給食も制服もいいから学校にはおいでと、小さな資料室に「吉藤工房」と名付け、図書室の栞制作という役割をくれた
一時的だったけど、そこで求められて工作や折紙していた事が後の人生の転機になった。
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吉藤だけ何故特別扱いするのかと問題になり、吉藤工房は1ヶ月で解散、そのまま人生で一番辛かった3年半の先の見えない不登校/ひきこもりに突入していくが、工作や折紙を続けていた事でロボット大会で優勝、師匠と出会えて工業高校へ進めた
今もある意味特別扱いされながら、あの日の工作を続けている