吉藤オリィ@分身(@origamicat)さんの人気ツイート(新しい順)

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例のアプリ、 我々の業界だと、ALSやSMAなどで顔の筋肉が動かせず表情を作ることが出来なくなってしまった人達と笑顔の写真を撮るなどの遊びに使ったりしてる。(本人に見せて選んでもらう) 結構盛り上がるので、作業療法士の方とかよかったら使ってみて
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50歳年上の友人が亡くなって3年 「最近の若者はマッチの擦り方もわからん」と若者を嘆く先輩方は木を擦って火をつける方法がわかんし、SNSやVRがわからんのだ。みんな常識知らずであることを認識し、謙虚にあらゆる世代間で教え助け合うのがダイバーシティだnote.com/ory/n/n2d8db0a…
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「頑張れ」という言葉は頑張りたい時に貰うと嬉しいが、休みたい時、頑張ってるのに認められない時に言われると呪いかよと思う。私もそうだった ただ、言う側はそこまで意識して言ってたりはしないんだ。「頑張れー」という言葉を聞いたら「フォースと共にあらんことを」くらいに脳内変換しておこう
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止まらず動けている人からは速度や成績で評価したいかもしれないが、何かのきっかけで一度立ち止まってしまった人が自分の意志で一歩踏み出そうとする時の頑張りを理解できる人間でありたいし、「楽ができる」よりも、「なにかしてみたいと思える」ツールを提供できる技術者でありたい
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私も不登校の頃に痛感したんだが、「完全に立ち止まってしまった自分を動かす」というのは「少し動いている状態を早くする」よりもはるかに精神力が必要というのは知っていてほしい だから評価してほしいとかじゃなく、人から「頑張ってない」と思われたり、自分をそう思う事が辛かった
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最近フォロワーが増えて、ただの真面目で爽やかな福祉機器開発の人とか思われてたら良ろしくないからイメージを正しておこう 趣味の時間はいかにいい感じになびく白衣をデザインできるかに全振りしてる
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車椅子でもなんでも、先人がいるのは安心になる。「この先にはバリアフリーな店やトイレがあるよ」という情報も 自分が車椅子で走行した道をシェアし、みんなで大きくできる「#WheeLog!」リリース3周年! 完全無料だし便利なのでコロナが落ち着いたら是非使ってくださいね wheelog.com/hp/app
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10年前から「自分の身体を自分で介護できる未来が来る」と言ってきたが、最近車椅子工房と組んで開発してるこれなどはその一つで、寝たきりの人が視線や身体の一部を使って自分の意志で体位変換し、身体を捻ったりストレッチでき、褥瘡予防できる(ついでにyoutubeとかも見れる) 隙あらば自由研究
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すみません、長くなりすぎました 書ききれないな・・ 本当に榊さんは多くの人達の希望で、偉大なアーティストで、農業と人を愛した役人でした これからも私達の仲間、誇りとして伝え続けていきたいし、挑戦や作品を多くの人に知ってもらいたいと思っています 我々は榊さんの雄姿を絶対に忘れない。
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鎌倉旅行にもOriHimeで参加し、その時に観た景色を描いた細かな風景絵は視線でここまでやれるのかと多くの人達を驚かせた。 ちなみにソフトは全てwindowsに初めから入っているPaintで、Microsoftの人達も驚愕していた 「新・理系の人々2」(@dancomよしたにさん)の漫画の中でも紹介された
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榊さんはALS患者としては進行がかなり早い方で、2015年に診断されてから呼吸器を装着した寝たきり状態になるまで1年半だった しかし、話せなくなり表情を作れなくなっても人を笑わせ愛されるキャラはそのままで、3年間毎日OriHimeを使い部屋を訪れる人達を歓迎し続けた 2018年 榊さんのビデオレター
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というのも実は私がOriHime eyeシステムを藤澤さんの家で開発した2015年、同じ仕組みで絵も描けるんじゃないかとプロトタイプを作った事があったのだが結構難く、実用的ではないと判断してしまった経緯があった。 なので、それと同じ仕組みで描かれていると知り、にわかには信じられなかった。
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導入してしばらくした夏、オリィ研究所のCS部から「榊さんが凄いものをFacebookにアップされていますよ!」と驚いた顔で私にスマホ画面を見せにきた。それは視線入力によって書かれた赤い花などの絵で、私は本気で驚いた。
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榊さんとの接点は2016年。農林水産省の課長でALSになった方がいてOriHimeで仕事を続けられないだろうかと連絡がありカスタマイズさせて頂いた 今ではOriHimeを使って重度身体障害があっても企業や自治体で働くという事例も複数生まれているが、実は最も先に実践的に導入されたのが榊さんで、農水省だ
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【訃報】 昨日、ALS患者であり眼球しか動かせなくなってもOriHime eyeによる視線入力だけで数々の絵を描き続け、OriHimeで出社して仕事を続け、目だけでここまで出来ると多くの方を励まし、チームOriHimeとしてかけがえのない仲間の榊浩行さんが永眠されました。
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ALSで病院で寝たきりでも、元々勤務していた農林水産省の会議やシンポジウム等にOriHimeで参加し、OriHime eyeを使ってスピーチ、Facebookで発信を続けていました。 思い出は多く、少し長くなるかもしれませんが数多くの道を切り拓いた榊さんの事を知って頂きたく、書かせていただきたいと思います
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私もSNSや掲示板で心ない言葉を浴びせられ、辛い気持ちになる事はある 「障害者で金儲けするな」「障害者を売名に利用するな」「ALS患者だけずるいから何もしないでくれ」 ずっと言われ続けてるのでだいぶ慣れたもんだが、今でもたまにグサっと来る事はある。人間は鋼のメンタルにはなれないもんだ
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他人が頑張ってるからといって、自分も必ずしも頑張らないといけないわけじゃない。他人が遊んでいるからといって、遊ばないといけないわけじゃない。 人に焦らされず、まずは少しずつ、自分が頑張りたいように頑張れるよう、自分のペースで自分を動かす練習をする事はとても大切。 元ひきこもりより
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「最近の若者はマッチの擦り方もわからん」と若者を嘆く先輩方は、木を擦って火をつける方法がわかんし、SNSやVRやライブ配信の文化がわからんのだ。世代の違いを嘆くべからず、みんな常識知らずであることを認識し、謙虚にあらゆる世代間で教えてもらうのがダイバーシティだ note.com/ory/n/n2d8db0a…
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忘れがちだが忘れてはいけない事 どんな人にも必ず相性がある。どんな立派な医師やカウンセラーや教師でも著名な企業や組織や国であっても。 周りの人が褒め称え、評判がいいからといって自分に合うとは限らない 皆がいいと言ってる人や組織に合わないからといって自分が間違ってると思う必要はないよ
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初対面や年下からのタメ口に腹を立てる人も、外国人が日本語を話す時にカタコトなのは気にならない 人は本来「できない」事を理解した上で付き合うと優しくなれる生き物だ 他人や子どもに自分と同じ事ができると期待せず、「できない」を受け入れて得意な分野を尊重し合えば、人はもっと生きやすい
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世の中や生き方に正解はないし、~すべきという事こそなくすべき だと思っているのだが、一つ正解があるとすれば本人の意思に基づく選択肢がある事だと思っている 個人の権利において、人がしたいと望むのであればそれを手助けするのが福祉であり、我々テクノロジー屋の仕事だ
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コロナ終息後怖いのはテレワークに慣れた人達が、車椅子やストレッチャーで外へ行きたいという人達に「外出なんて贅沢。zoomとかでいいじゃん」と言ってしまう事だ テクノロジーは使う人の意思と同じ方を向いている時こそ「便利」だが、それによって選択肢が閉ざされてしまうのは害悪である
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コロナが収束したら人はまた懲りずにわざわざ外へ出かけて、わざわざ電車に乗って、わざわざ同じカフェの同じテーブルに集まって話すのだろう •••わざわざという事がいかに文化的であった事か どんなに便利になっても、わざわざの精神を忘れず、わざわざの為の道具をわざわざ作る者でありたい
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数字が出せる人、人より成績を上げられる人に評価や尊敬は集まりがちだ だが3年半のひきこもりで死にたいとすら思っていた私は、20年間、外出困難で寝たきりのなか諦めずに顎でメールを送り続け、他人を思いやれた番田や、前向きな人達を本当に凄いと心から尊敬する 人の価値は数字や成績ではない