中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(リツイート順)

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そもそも日本の植民地支配、慰安婦問題、戦場での残虐行為等々について、ぼく自身はまったく「恥ずかしい」という思いがないので、それを隠蔽したり歪曲したり修正したりする必要性を感じないのだ。日本無謬論にも神聖論にも立たないし、帝国主義的支配と戦争の人類史上の一コマに過ぎないのだから、
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安倍菅政権によってすっかり壊れてしまった規範意識、モラル、法の支配、合理的思考、民主主義への信頼を取り戻せるだろうか。ここから立て直していかないと、経済の低迷も国際的地位の低下も止めることはできまい。野党第一党に求めるのはその立て直しの見通しなのだが。
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日本人なのだから皆同じように感じたり考えたりするはずだという無意識は、まだ多くの人をとらえていると思う。しかし、すでに社会の多様化は日本人として一括できる状況を完全に過去のものにしてしまった。同じ日本人でありながら、全く異なる文化的背景を持つ人々がいるのはもはや自然のことだ。
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静岡の園児置き去り死亡事件は制度の不備を指摘する向きもあるが、車を降りるときに車内を確認するという誰でもできることをしなかっただけの話で、何一つ擁護する余地はない。しかも少し前に同様の事故が起きている記憶も鮮やかに残っているというのに。理事長の辞任で済む問題ではない。
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自民と維新の二大政党になったら、国民にはアナクロとネオリベのアマルガム(自民)かリバタリアン(維新)の二つしか選択肢がなくなる。どちらも「強者の強者による強者のための政治」であることは共通しており、弱者は強者のお慈悲にすがる以外に生きようがなくなる。そういう社会をお望み?
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性売買は女性の性の搾取なのか自由な営業なのかは当の女性の主観的受け止めによるもので、他人が一方的に決めつけることではないだろう。ただ、後者のつもりで始めても前者に陥ることはあるはずで、そこへ陥った女性を自業自得と突き放すべきではない。
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普通に政権交代のある国なら、時の政権が鳩山由紀夫や志位和夫を国葬にしようと言い出すこともあるわけで、そうなったらきっと全力上げて反対するんだろうに。
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国家公安委員長の件、もう何か言う気力も起きない。ああこれが自民党だよな、こういう政治が日本のスタンダードだよな、もういっそのこと憲法から法律から、この現実に合わせてしまえばいいとも思う。そうすれば確かに彼らにとっては世界一美しい国になるだろう。
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自己責任というのは本来「自分の歯の痛みは誰も代わってやることはできない」という意味なのであって、自己責任だからといって冷たく突き放すのではなく、自己責任を代わることはできないから、せめてお互いできることで助け合おうでなければならない。
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Twitterに自分を晒していれば一定の割合で嫌われるのは仕方がないと思う。万人から好かれようなどとは思っていないし、嫌いたい人は嫌えばいい。それで自分の意見が変わることはないのだし。
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ぼくは自民党は支持しないが、自民党支持者に向かって自民党の支持をやめろなどと言うつもりはない。逆にぼくがどの政党を支持しようと100%ぼくの自由だし、誰にも干渉されたくはない。それぞれが「よい政治」を求め、それを政党や政治家に託することで民主主義は機能する。それ以上でも以下でもない。
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「それってあなたの感想ですよね」というのは、実は小論文指導の際によく使うフレーズだ。結論は出ているけれどその論証がない、または不十分であるというときに指摘する定番のコメント。論文は結論を論証する文章なのだから当たり前だ。しかし、日常の対話で求めることではない。
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成田某の発言が問題なのは、まともな政府があれば「馬鹿なこと言ってんじゃないよ」と一笑に付せるけれど、現在の政府だと本当にやりかねないからだろう。
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日本人は自らの手で天皇制を克服しないと、これから先へ進むのは難しいだろうと思う。
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世界は米・西欧を中心とする自由民主主義社会と中・露を中心とする反西欧的権威主義社会に分断されようとしているが、日本は国内は明らかに後者でありながら、国外に向けては前者であるかのような振る舞いをする奇妙な二重基準国家だ。この矛盾はいずれ自らを苦しめることになるだろう。
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どうもリベラルというのは何をやるのも自由、何を言うのも自由、あらゆる自由を認める立場だと思っている人がいるようだが、リベラリズムが求める自由は誰にも左右されることなく自らの意思で自らを律する自由なのであって(「自由の秩序」井上達夫)、決して無規範に自由を許すわけではないのである。
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国葬にする合理的な理由などないのだから、「ご理解を求める」方だって説明のしようがないだろう。一国の総理を務めた政治家なのだから内閣葬ぐらいやったって国民は反対しないだろうが、道理のない国葬を無理やりやろうとすることに反対しているのだ。
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かつて「国体」という言葉があったが、現在もそれは自民党政権に形を変えて、日本人の無意識に残っているのだろうと思う(そこには天皇制という本来の「国体」も含まれている)。自民党政権は単なる一政党の政権ではなく「国体護持」なのであって、野党に政権が移ることは「国体」の破壊となるのだ。
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もし中国が本気で日本に軍事侵攻しようとするならば、当然日本のウィークポイントを突いてくるはずで、わざわざ沖縄に突っ込むようなことはしないと思うけどね。
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ぼく自身決して現実の西欧社会が理想的だなどとは思わないが、彼らの生み出した思想、哲学、政治理念等々は今も我々が参照すべき灯台の役割を果たしていると思うし、もとよりそれとて絶対的な真理などということはないけれど、それを学ぶことなしにこれからの世界を乗り切ることはできないと思う。
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男も女も、大人も子供も、日本人も外国人もすべての個人が、自らの規範に従い、自分の人生は自分で決める、誰の支配も受けない、誰も支配しない、対等で自由な意思でその都度の関係を結ぶという生き方ができるようになれば、社会の姿は大きく変わるだろう。そういう生き方と世の中を目指したい。
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我々は自由や人権の根拠を持っているだろうか。ただ先進国にはそういうものがある、日本も先進国でありたい、だから自由や人権はよく分からないけれど、あることにしておこう。そういう自由や人権は力によっていつでも奪われてしまう。何としても自由や人権の根拠を持たなければならないのだ。
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入試科目に英語があるのは決して英語の能力を試したいからではなく、学習耐性力を見たいからで、そこに英語のコミュニケーション能力(の真似事)を取り入れようというのはそもそもお門違いの話だ。
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財務省は以前「少人数教育に顕著な教育効果は認められない」という「エビデンス」を挙げて、教員の増員を求める文科省に反対した。この時にも「ああ、国にはもう金はないんだな」と思った。おそらく本当のところは隠されているのだと思う。
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処理水か汚染水かの名称はどうでもよいけれど、中国や韓国が同じことをしたとして、日本がそれを黙って受け入れるとは思えない。