626
政府も野党も日銀も経団連も連合もマスコミも学者も、実は皆「どうしてよいか分からない」のではないか。
627
本当に日本国民、さらには世界の人々のために功績があったと誰もが認めるような人であれば、国葬を行い、その死を悼み、功績を顕彰する機会があってもよいとは思うが、民主主義国家においては、政治家はよほどの国家的危機を救うなど特段のことがない限り、その条件に当てはまることはないだろう。
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普通の民主主義国では「お互いさま」になるから、自由や人権を制限する改憲や立法は自分の首を絞めることになるので行えない。そういうことが行えてしまうのは、自分は常に権力を行使する側であって、決して行使される側に回ることはないと安心しているからだ。
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平和を願うことなら誰でもできると言う人がいるけれど、そう言う人ってその誰でもできることさえできない人だね。
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文科省は「生きる力」などという曖昧な言葉に逃げてしまったが、今からでも「ゆとり教育」の原点にあったデューイ流の「問題解決能力」を育てる教育に向かうべきだ。問題解決能力を欠く国民には問題解決能力を欠く政府しか作れない。そして問題解決能力を欠く政府が現在のこの混迷を生み出している。
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自民党と統一教会、あるいは自民党と日本会議等との関係は、どこまでが自民党でどこからが統一教会や日本会議等かが分からない。自民党の議員の中にも両者と距離を置いている個人はいるのだろうが、実質渾然一体なのだから、「自由民主主義」とは無縁の宗教政党と考えた方がよいのだろう。
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本当に日本をまともな国にするにはどこから手をつければよいのか分からない。ともかくまともな人(国民)を増やしていくしかないだろう。心許ないとはいえ、やはり教育界が頑張るしかないと思う。
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体感として90年前後から今までの常識、規範、倫理といったものが通用しなくなっているなと感じていたが、古い規範等が時代遅れとなり、新しい規範に取って代わられるというならまだしも、ついにそれは形成されず無規範状態がどんどん深まっているように思われる。
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平和を目指せない、個人の自由を守れない、全ての人の人権を尊重できない、自国の国益ばかりに専念するような政治家(日本だけではない)は地球から出て行って欲しい。
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確かにお金は刷ろうと思えばいくらでも刷れるが、物やサービスは作ろうと思ってすぐ作れるものではない。本当に豊かな生活というのはお金が沢山あることではなく、必要な物が手に入り、必要なサービスが受けられるということだろう。はたしてそれらはお金を刷ればすぐ手に入るのか。
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教育、福祉、医療という国民一人一人のlife(人生、生活、生命)に優先的に予算を配分していくことこそ、最高の経済政策であり、安全保障政策だろう。
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内閣が内閣府設置法に基づいて内閣の意思と予算で行う葬儀を「国葬(儀)」と呼ぶのは詐称だろう。内閣は国ではないし、「国」葬では反対する国民も巻き込むことになる。普通に「内閣葬」あるいは「内閣+自民党葬」とすればいい。
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ぼくは教育によって全ての子供の学力を伸ばすことはできると思っているけれど、そのためには子供一人一人に合わせた異なる方法と時間が必要で、日本のような画一的な学校教育では到底無理に決まっている。だいたい日本の学校は子供に本気で学力をつけようとは考えていないし。
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「民間活力の活用」って、「中抜き力」を育てることだったんだな。
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ぼくは今までに肺炎を4回やっているから、今回の症状は熱だけで咳も呼吸困難もないので、コロナではないかもしれないけれど、確定診断はして欲しい。PCR検査というのは患者の権利だと思う。
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収入や社会的地位に差はあっても人間としての価値は絶対的に平等であるという観念がなければ民主主義は機能しない。日本は目に見えない階級社会であり、個人の本質的平等は未だ実現していない。民主主義の幻想を持つとかえって「反日」のレッテルを貼られる不思議な国なのである。
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信教の自由というのは内心及び私的領域での自由であって、宗教といえども公の領域では公の秩序(法)に従う必要がある。公私を截然と区別するのは近代社会の常識であり、政治は究極の公であるから、政治に宗教が入り込む余地は本来はないはずなのだ。こうした原則をきちんと守る社会であるべきだ。
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日本共産党がかつて社会民主主義と対立しそれを批判してきたことは確かであり、今はそういう考えがないのであれば、綱領など読まない一般人にも分かりやすく、その反省と方針の変更を示して欲しいとは思う。共産主義と社会民主主義の区別など、現代では無意味なのだから。
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相変わらず「リベラルはなぜ嫌われるか」という議論が続いているけれど、嫌われて何が悪いとしか思えない。嫌いたいものは嫌えばいい。
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#安倍晋三が衰退させた日本
もちろん安倍を擁護するつもりはまったくないが、安倍が現れる前から日本の衰退は始まっていたのであり、安倍はそれを止めることができなかったばかりではなく、全く誤った処方で衰退を加速させたということだろう。日本という病人は医者を間違えたのだ。
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立民が維新に接近するということは、新自由主義路線から離れるつもりはなく、社民路線への転換はないということなのだな。
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日本はグローバル新自由主義競争では明らかな敗者であるのに、政府は負けを認めず、依然として新自由主義を手放さないから、国民はいつまでも酷い目にあわされ続けることになる。
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金の魔力に打ち勝てず、善悪を捨て去ったために国が衰微していくなんて、陳腐すぎて話にならない。
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たぶん壊れているのは日本だけではない。世界は限界が見え残り少なになった富を容赦なく独り占めしようという人、企業、国のあらわな争いになり始めている。残念ながらジョン・レノンのように世界をシェアしようという考えは多数派にはならない。力による奪い合いがあちこちで広がるに違いない。
650
独裁者を生まないというのは、国民の重要な責任でもある。