中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(古い順)

976
台湾問題は中国の国内問題であり、もしそこに人権侵害が発生するなら国際社会ははっきりと非難するべきだし、必要な制裁も課すべきだろうが、断じて軍事介入などするべきではない。「台湾有事は日本有事」などという政府のプロパガンダに乗ってはならない。
977
日本国民に必要な「決意」は国防ではなく、自民党政治と決別することだろう。
978
日本は依然として、個人ではなく集団の論理に従う、既存の秩序に従い変化を嫌う、外部を理由なく恐れるという「ムラ社会」の論理にどっぷり浸かっている。リベラル左派というのはこの全ての論理に抵触する。「日本ムラ」の住民から嫌われるのも宜なるかなである。
979
女たちが男社会から自己を解放する運動を始めたように、男たちもムラ社会から自己を解放する運動を始めるべきなのだ。
980
共産党も党首に任期を設けて、党員の選挙で選ぶべきだな。開かれた時代の政党になるならば。
981
できもしない戦争へ国民の意識を向けようとするのも、今さらながらの異次元の少子化対策も、統一教会から国民の目を逸らそうという目くらまし。全てはこの反社会的カルトと完全に手を切ってからの話で、その手に乗ってはならない。
982
自民党が思い描いている日本と現実の日本との間の乖離が甚だしい。選挙制度のマジックで国会の構成では絶対多数を維持しているが、実際の支持者は国民の半分にも満たない。自民党が進めようとしている方向に国民の多くは従っていない。強権を用いて無理に従わせようとすれば、国家は崩壊するだろう。
983
でもあんまり戦争反対を叫ぶと、左翼の言う通りになんか絶対させるなと言って、やらなくてもいい戦争を始めかねない国だからな。
984
多くの日本人にとってリアルに実感できるのは自分と身内だけであって、その外でどれだけ人が死のうと、何が起ころうと、自分の身に迫ってこない限り、単なる風景(今風に言えば情報)に過ぎないのだ。原発事故やコロナ禍で現れたこの状況では、社会全体に責任を負うべき政治が生まれるはずもないのだ。
985
人として自然に生まれ、生き、そして死んでいくことが守られる社会が最も正しい社会だろうと思う。人としての自然を抑圧し、変形し、否定することは、教育であれ、宗教であれ、思想であれ、政治であれ、経済であれ、全て間違っている。だからこの「自然」とは何かが問われることになる。
986
教育や福祉の予算が削られていくのは、社会の中でそれらの果たしている意義が理解されていない(つまり票にならない)からだ。しかし、教育や福祉の充実が経済発展を含む豊かな社会の実現に不可欠なのだという認識が広がらなければ、いつまでも心の貧しい人間が跋扈する状態から逃れることはできない。
987
日本人の本音が老人は死ね、病人は死ね、貧乏人は死ね、生産性のない人間は死ねでよいのか。助け合おう、分かち合おう、愛し合おう、信じ合おうは〈本音〉にはならないのか。
988
回転寿司は「客はそういうことはしない」という前提で成り立つ形態だが、日本人の知的後退、とりわけ精神的成長の遅滞が常態化するようになれば、その前提は崩れるわけで、今さらモラルの確立などと言っても無理だろうから、もうこういう形態での寿司など食品一般の提供は止めにした方がいい。
989
三浦某を笑うことはできない。コネと見栄とごまかしで作り上げた見せかけの栄華が崩れていくのは、まるで日本の自画像のようだ。
990
自分と異なる意見に出会うと「押し付けられた」と被害妄想するのはその人に主体性がないから。そのくせそういう人は自分の意見を押し付けていることに鈍感である。
991
ぼくは決して西欧崇拝者ではないけれど、西欧にあって日本に欠けているものの一つに「対話dialogue文化」があると思う。自分の意見を明確に示し、それを受けて相手もまた明確な意見を示す。その対話の過程で互いに自分の意見が磨かれ、よりよい解答へ近づく。これができる日本人は本当に少ない。
992
どうもリベラルというのは何をやるのも自由、何を言うのも自由、あらゆる自由を認める立場だと思っている人がいるようだが、リベラリズムが求める自由は誰にも左右されることなく自らの意思で自らを律する自由なのであって(「自由の秩序」井上達夫)、決して無規範に自由を許すわけではないのである。
993
「反省すべきは反省する」って当たり前のことで、反省すべきを反省しなければ非難されるが、反省すべきを反省しても何ら褒められない(カントの完全義務)。
994
世界中の一人でも多くの人が、生まれてきてよかった、生きていてよかった、と思える社会にすることが政治の要諦であり、自分の思想やイデオロギーの実現、ましてや自己の利益の実現のために政治があるのではない。日本に本当の政治が生まれるのはいつのことになるのだろう。
995
夫婦別姓や同性婚を制度化すれば確かに社会は変わるが、それはそれだけ個人の自由の幅が広がる、多様性を認める豊かな社会に変わるということで、もっともっとその方向に社会を変えていかなければならない。
996
改めて、日本には「公」がないのだと思う。全ては「私」なのだ。回転寿司のバカも、同性愛者は見るのも嫌だという官僚も、自分たちの外には「公」があることを知らない。公には公の論理があり、公の規範があり、個人はそれに従わなければならない。公の中では自分は世界の中心ではないのだ。
997
昭和の頃までの官僚は、反共ではあったけれど、基本的に近代主義者であり合理主義者だった。だからその点は信頼できたのだが、いつの間にか官僚も自民党に歩調を合わせ、非合理的民族主義と新自由主義のアマルガムに成り下がった。
998
「バカであること」が高い価値として評価される社会では、皆競ってよりバカになろうとするのは当然のことだ。
999
Twitterは掛かってはならない医者、依頼してはならない弁護士、信用してはならないジャーナリスト、教えを求めてはならない大学教授を教えてくれるので、とても有益なメディアだ。
1000
しかし、これだけ自民党のアンフォーストエラーが続いているのに、一向に勢いづかない野党陣営。