中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(古い順)

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9条は日本から戦争は仕掛けないということを決めているだけで、日本への戦争を止めることが目的ではない。9条があろうがなかろうが攻められるときは攻められるだろうし、その時は9条があろうがなかろうが、対抗するしかない。そのために9条の下でも自衛隊を置いているのではないか。
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警察官、検察官、刑務官などには「特別公務員暴行陵虐罪」という罪を適用できるが、入管職員には適用できない。しかし、実態は入管は刑務所や留置場と同じなのに、入館職員の暴行に対する加重規定がないのはおかしい。
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人種、国籍、性別を問わず、すべての個人は対等平等であり、他者の生命、身体、自由、尊厳は、法律の定める刑罰を除いては(生命・身体については刑罰によっても)、決して侵してはならないという大原則を、公はもちろん私人もしっかりと身に付けなければならない。
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維新のような考え方では生き残れるのは強い者だけになり、それで一見強い国ができそうだが、弱い者が放置される社会ではそうした人々の多様な力が切り捨てられることになり、結果としては弱い国になってしまうだろう。現代は少数の強い者だけで動かせる社会ではないのだ。
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結局日本政府のコロナ対策というのは、いかに政府の負担、保健所の負担、病院の負担を最小限にとどめるか、いかに経済活動を通常通りに保つかだけが優先的に考慮され、国民の命や暮らしについては運命だと思って諦めろということだったのだ。
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多くの日本人の思考には、自分が自分を大切にするように、他者も他者を大切にしているのであって、そこには何の優劣もなく、自分が大切にすることを認められるためには他者が大切にすることも認めなければならないという相互性の原則がすっぽり抜けている。
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維新が台頭してくると各方面から反維新の声が上がってくる。これだけ見ても彼らが支持者以外からは決して愛されていないことがよく分かる。こういう政党が仮に政権を取ったとしても、国家の運営は決してうまく行かないだろう。
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戦争には徹底したリアリズムが要求される。現実を直視せず、夢や願望で現実を置き換えるような脆弱な精神では戦争は遂行できない。その意味では日本人は最も戦争に向いていない民族かもしれない。リアリストは滅多なことで戦争などしない。
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日本で本当のことを言うと叩かれるか干されるか馬鹿にされるかしかないから、賢い人は本当のことは言わない。だから専門家の言うことは信用できない。
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よく言われることだけれど、スポーツとはそもそも「気晴らし」という意味であり、労働に倦み疲れた心と体をリフレッシュして健康を維持する行為だったはずなのに、「競技スポーツ」というものが生まれ、国家と経済の一部に組み込まれることで、健康を犠牲にしても取り組むべきアートになってしまった。
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この2年間の日本政府のコロナ対策は、「やりたくない」か「やりたくてもできない」かのどちらかで、どう見ても「やろう」という姿勢はうかがえない。
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ロシアのウクライナ軍事侵攻で9条改正論者が勢いづくだろう。軍事侵攻ドミノはこういうところにも現れる。こういう時だからこそ、平和主義者は口をつぐんではならない。
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前にも言ったように9条があろうとなかろうと、侵略されるときには侵略されるのだから、9条にその抑止力を期待などしていない。ウクライナに9条があったとしても、今回のような事態は避けられないだろう。だから9条の下でも最低限の自衛のための実力組織は持てるのであり、現に持っているのだ。
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安倍がまだ総理でなくてよかった。
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「戦争は人の心の中でうまれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」(ユネスコ憲章前文) 戦争は20世紀で終わりにするべきであった。21世紀になっても戦争を始める者は、愚者以外の何物でもない。
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今自分にできることは戦争反対を叫ぶことだけだ。全世界はプーチンの暴挙が裏目に出るように協力しなければならない。ロシア軍はただちにウクライナから手を引け! 幾度も考えたけれど、これしか言葉にならない。
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今後の趨勢はプーチンの本気度(狂気度)に係っていると思う。思わぬ抵抗の強さと米欧のバックアップによって、短期間でウクライナに親ロシア政権を作ることができなければプーチンの思惑は完全に外れるわけで、その時彼は次にどういう手を打ってくるか。それを考えるのが一番恐ろしい。
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日本も核兵器が必要だと軽々しく言う人は、核兵器を玄関先に貼る護符ぐらいにしか思っていないのだ。それを持つことによる日常的な緊張と責任の重大性まで考えている人はいない。
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力で平和など守れない。一時的な均衡は保てても、それは平和ではない。20世紀は対立する勢力が互いに力を強めることで辛うじて均衡を保ってきた。今その均衡が破れようとしているのだ。最悪の事態も想定されるこの時に、力による平和を唱えることは愚かなことだ。
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プーチンによる核の使用→第三次世界大戦→全面核戦争→人類滅亡の直前まで来ているというのに、まだまだ世間は呑気なものだ。
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なんとか第三次世界大戦が避けられたとしても、世界は米欧を中心とする自由・民主主義体制と、中ロを中心とする権威主義・独裁体制の冷戦となるだろう。さて、日本はどちらにつくのか。
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むき出しの資本主義と力による支配とはまるで世界は19世紀に戻ってしまったかのようだ。20世紀の経験と反省は何だったのか。
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ロシアにはロシアの主張があることは理解するが、それは理性と言葉によって主張するべきなのであって、暴力と破壊で主張を通そうという方法が非難されているのだ。これは人類が暴力による支配から脱しようと努めていることへの侮辱であり、挑戦なのだ。
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バイデンが岸田に感謝の意を示し、ぜひ日本を訪問したいと言っているらしいが、これはちょっと気になる動きだな。
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独裁者を生まないというのは、国民の重要な責任でもある。