中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(新しい順)

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「正義」を騙り不正を働く、「普遍」を騙り勝手を働く、そういう事例があることは認めよう。しかしそれは「正義」や「普遍」の問題ではない。我々は依然として「正義」も「普遍」も手にしていないのであって、それらの探求を諦めてはならない。
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コメントを見ていると、日本人には「普遍」ということを理解することは無理なのかなと思う。普段から考えたこともないのだろう。しかし、政治は「普遍」の実現でなければならない。政治的議論はどちらの意見の方が普遍的であるかが争われるものであるはずなのだが。
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幾度か言っていることだけれど、日本の一般的な政治的議論に決定的に欠けているのは普遍性と公の概念である。語られるのは自己の利害と個人的な気持ちばかり。いったん自己を思考の枠から外して、普遍的視点、公という立場から国や社会はどうあるべきかという議論は滅多に見られない。
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憲法より上位の普遍法の概念なしにどうやって新しい憲法を作ることができるのか、理解できない。
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「憲法は最高法規」で思考停止してしまっては駄目で、その上に「人類の普遍法」があることまで考えなければならない。そうでなければ自民党の改憲草案が「違法な憲法」案である根拠が示せない。日本国憲法が優れているのは「人類の普遍法」の一端を体現しているからである。
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普通の庶民にとって、戦前の日本なんて地獄でしかないのに、どうしてそんなところに戻りたいのだろう。
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大学まで稼がなければならないなんて、これも一つの学徒動員ではないか。そこまで日本は困窮しているのか。
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高校に必修科目として「憲法」を置くべきなのだ。憲法史や比較憲法も含めて、日本国憲法の内容、意義、そして課題についてもしっかり教え、考えさせる。それだけで現在の公民系科目よりはるかに深く実践的に現代社会を学ぶことができるだろう。憲法改正の議論はそうした国民の憲法教養の上で行うべき。
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日本国憲法の三大原理にある「基本的人権の尊重」という言い方はどうも消極的で以前から不満があった。13条の趣旨からしても人権は単に「尊重」するだけではなく「政府が実現するべき義務」なのではないか。むしろ「基本的人権の実現」と呼ぶべきだと思う。
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コロナ対策費の11兆円が使徒不明と聞いても、ああまたか、いつものことだろうとしか思えないというのは、我ながらよいことではないと思う。しかし、自民党政府にはもう呆れ果てて何の期待もないので、怒りも感じないというのは正直なところ。
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財務省は以前「少人数教育に顕著な教育効果は認められない」という「エビデンス」を挙げて、教員の増員を求める文科省に反対した。この時にも「ああ、国にはもう金はないんだな」と思った。おそらく本当のところは隠されているのだと思う。
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財務省が防衛予算までもっと削れるというプロパガンダを始めたということは、いよいよ国家財政は破綻に近づいているということではないか。
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侮辱罪は現職の政治家に対する言動に対しては適用されないという原則を入れるべきだ。それが「下品な発言」として社会的非難を受けることからは保護されないとしても。
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どうして「自分は今のままでいい、何の問題も感じていない」というところで思考が止まって、「今のままでは困る人がいる」ということに考えが及ばないのだろう。不思議としか言いようがない。
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政治に関する議論をすることも大事だし、政治に参加することはもっと大事だけれど、一番大事なのは自分の人生を誰の支配にも委ねずに、自己の責任において自分自身でデザインし実践すること。皆がそれを行えば自ずと社会は問題を乗り越えて行く。
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人権は左翼思想だと思っているのが大半の日本人。
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一度、「婚姻後の姓は妻の姓としなければならない」という法律を作ったら、皆分かるんじゃないか。
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これがまさに21条が保障する「表現の自由」に対する違反(の疑い)の問題。 twitter.com/qp0305/status/…
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日本人が「近代」を身に着けなければならないというのはイデオロギーで言っているはなく、日本が世界に追いつけなくなってしまうからだ。その差はもうだいぶ開いてしまっている。
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いまだ多くの日本人にとって「天皇は神聖にして侵すべからず」(大日本帝国憲法第3条)なのだ。これは心情の問題だから「象徴天皇制」と矛盾なく併存できる。リベラル派の野党の政治家であっても天皇の神聖性を否定すれば議員であり続けることはできない。共産党さえ支持を拡げるためには目をつぶる。
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日本人はどうして大人になれないのだろう。
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当時の日本の権力者に「ファシズム」の自覚はなかっただろう。彼らは彼らなりの「よかれ」に従っていただけで、ただその「よかれ」には普遍性も客観性も合理性も倫理性もなく、世間の勢いと雰囲気で作られ、国民もそれを当然のように受け入れたということだ。その頂点に立たされていたのが天皇だ。
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学生の頃、未来永劫変わりそうにない自民党一党独裁にうんざりしていた時に、友人に連れて行かれた新宿の「ともしび」で、ああこんな日本にもこういう人々がいるのだと、本当に生き返る思いがした。我々の世代は今同じような思いでうんざりしている人々に、希望の灯を伝える責任があると思っている。
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社会の片隅に帝国日本に憧憬し、ひたすら戦前回帰を願う人々がいても、それは個人の自由だから他人がとやかく言うことではない。しかし、それが政権の方針であるとすれば、それは明白な憲法違反であり、立憲政治の否定になる。憲法がある以上、政権は嫌でもそれに従わなければならない。
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やはり天皇がいるうちは日本の近代化は不可能だと思う。それが日本人多数の選択だというのであれば致し方ないが、それによる不利益は我々全体に降り掛かってくる。