中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(新しい順)

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ああ、せめて普通に世界標準の国であって欲しい。
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反共と復古を政治理念とする政党が21世紀の近代国家を運営するという矛盾が、日本の様々な問題を生み出している。
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では、思想と宗教は何が違うのか。それは端的に言って、それらを保持する人に懐疑の意識があるかないかだろう。宗教は懐疑されないことによって価値を持ち、思想は懐疑されることによって価値を持つ。宗教も懐疑されれば思想となり、思想も懐疑されなければ宗教となる。
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「共産主義も宗教だ」という言い方はよくされるけれど、確かに共産主義を信奉する人の一部に宗教と紛うような言動があることは否定しない。しかし、それを言ったら資本主義であれ民主主義であれ何であれ、宗教類似の様相を示すことはよくあることで、なにも共産主義だけが特別な訳ではない。
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政治はどんな宗教を信じあるいは信じないすべての国民に対して等しく責任を負わなければならない。 政治は国全体が直面する国内外の諸問題に対し、合理的・理性的に判断し解決しなければならない。 こうした政治の責務を考えたとき、そのどこに宗教が入り込む余地があるのか、逆に知りたい。
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にわかに宗教と政治の問題が話題に上っているけれど、これまで「政教分離」の問題が真剣に議論されてこなかった結果だろう。憲法がなぜ「政教分離」を規定したのか、その根拠について真剣に考えることはほとんどなかった。宗教の否定ではなく、政治との分離を行う必要性がどこにあるのか。
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日本経済を再興するには企業にじゃぶじゃぶ金を出すことではなく、国民一人一人の能力を高めるしかない。最先端の知識を与え、思考力・判断力・実践力を育て、特定分野に偏らない幅広い教養を身に着け、民主主義社会の主体として自立して行動できる国民を一人でも多く育てるしかない。
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個人が私欲で生きることは何ら責められることではないが、政治という公の世界は私欲の実現の場であってはならない。政治に参加するということは私欲をいったん脇に置いて、公のつまり社会全体の利益を創造することである。政治もまた私欲実現の手段となれば、社会が溶解していくのは目に見えている。
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選挙結果は安倍襲撃事件の影響も特に見られず、概ね予想通りなので特に驚きはないのだが、自公勝利よりN党や参政党から議員が出たことの方が現状の危うさを示していると思う。政治は公を担うものでなければならないが、その公性がいよいよ溶解している様が目に見える形で現れ始めた。
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共産主義イデオロギー(そんなものが今あるとして)よりも反共イデオロギーの方がはるかに強力かつ広汎で権力とも深く結びついているということだ。現実を離れた虚偽意識が社会を牛耳っている訳だ。脱反共イデオロギー、脱カルトが課題なのだけれど、この課題の前では絶望的にならざるを得ない。
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ぼくはこれはどちらも客観的には悪口だと思う。しかし、このような悪口が許されないとは思わない。政治的な議論の中に悪口が入るのはむしろ自然なことで、誰もが無意識に行っていることでもある。批判はよいが悪口はけしからんと言っていては、政治との距離がますます広がってしまう。
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「ルーピー鳩山」って批判ですかね、悪口ですかね。「悪夢の民主党」って批判ですかね、悪口ですかね。
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もちろん批判と悪口は違うけれど、政府や政治家に対しては悪口でも構わないと思う(程度の問題はあるが)。それが嫌なら政治家になどなるべきではない。かつ、悪口とテロは全く関係ない。悪口と暴力の間には千里の径庭がある。
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これから色々な動きが出てくると思うけれど、我々の普通の日常を変えてはならないと思う。選挙中でもあるし、政府に対する批判を萎縮させてはならない。
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我々国民が本気で理性を保たないと大変なことになる。
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いよいよ来るところまで来てしまったか。これはただでは済まないだろう。
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ジョンソンも日本の首相だったらノー・プロブレムだったのにね。
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選挙で白票に効果を持たせたいなら、ある選挙区で白票が1位になったときは議席を空席にするか、立候補者を全て入れ替えて白票を越える票を得る候補者が現れるまで再選挙するという制度にすればよい。
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よく改憲派から「護憲派は改憲の議論さえ許さないのはおかしい」という意見が出る。ぼくは護憲派だが議論はしてよい、むしろ積極的にするべきだと思う。ただ、それなら天皇制の是非についても大いに議論されるべきだ。こちらでは「議論さえ許さない」状況を作っているのは改憲派の方だ。
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政治はまず弱者を手助けするもの。強者は一人で生きていけるのだから、せいぜい邪魔はせず自由を守ってやればよい。もちろん強者が弱者に転落したときには手を差し伸べる。「弱いものはいじめられる」と言うのではなく、「弱いものがいじめられないように守ろう」と言うのが本当の政治家だ。
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政見放送で右派ポピュリズム政党の政権を聞いていると、彼らの不満の一部には理解できるものもあるようだ。ただ、その問題をどういう方法で解決していくかが決定的に重要なのであって、主観的感情や非合理的信念では問題が解決するはずはない。護憲派野党には科学と理性から決して離れないで欲しい。
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自分の頭で考えて答えを出すからこそ間違えるのであって、間違えない人というのは自分で考えることをせずに、こっそりと答えを見ている人のことだ。つまり、間違えることを恐れている人なのだ。
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本当に今の政府は日本をどうしたいのか全く分からない。グローバル競争に勝ち残ろうとしているかというと、そうも見えない。ではグローバル競争に替わるオルタナティブを模索するのかといえば、そんな考えは初めからない。ただ呆然と弥縫と姑息を繰り返すだけで、何一つ先へ進んでいないではないか。
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この人たちは人類社会の進展に伴う時代の自然な変化を「外国勢力による侵略」と見立て、日本を被害者の立場に位置づけ、その侵略から防衛しなければならないと主張する。まさに世界の「うねり」が見えない人たちだ。そこから生まれるのは単なる排外主義であり、日本の孤立であり、凋落でしかない。 twitter.com/HON5437/status…
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ぼくは自民党は支持しないが、自民党支持者に向かって自民党の支持をやめろなどと言うつもりはない。逆にぼくがどの政党を支持しようと100%ぼくの自由だし、誰にも干渉されたくはない。それぞれが「よい政治」を求め、それを政党や政治家に託することで民主主義は機能する。それ以上でも以下でもない。